どうも!あきです。
今回はリール動画(ショート動画)がバズる流れについて見ていきましょう。
2024年現在においてインスタグラムを攻略する最大の鍵はこのリール動画にあります。
・リールが重要な理由
・SNSマーケティングでショート動画が求められているワケ
・今流行っているリールの型を全て暴露
・伸びるリールの作り方とポイント
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ショート動画とは?
これを読んでいる方はショート動画がなんなのか理解できていると思いますが、一度おさらいしておきましょう。
ショート動画とは、主にスマートフォンでの視聴を目的とした再生時間が1分未満程度の短い縦型動画のことです。
ショート動画はtiktokの登場により人気に火がつきました。
そしてこのショート動画市場は急速に拡大しており、2025年までに1兆円規模の市場になると予想されています。
またショート動画に限って言えばアカウントを作り始めて間もない時でも1投稿目から100万再生以上を達成しているアカウントも多数見受けられます。
従来のフィード投稿では、まず見られない現象がショート動画では起きています。
なので、これから Instagramを始める方はショート動画を攻略することでアカウント初期であってもフォロワーを飛躍的に増やすことが可能になりました。
補足情報として伝えておくと 従来のInstagramはある程度のフォロワー(約1000人)がいないと投稿がリーチしなかったのでアカウント初期ではほとんど誰にも見られないのが一般的でした。
ショート動画が世の中から求められているワケ
では、なぜショート動画が今世の中から求められているのでしょうか?
視聴時間の短縮
現代社会において、人々は多くの情報やエンターテインメントに囲まれており、限られた時間を有効活用したいと考えています。ショート動画は数分以内の短い動画で視聴できるため隙間時間や移動中などいつでもどこでも手軽に楽しむことができます。Z 世代などのユーザーの「タイパ(タイムパフォーマンス)」思考の高まりやスマートフォンの相性の良さからショート動画が爆発的人気となっています。
情報量の多さ
ショート動画は、短い動画の中に多くの情報を凝縮して伝えることができます。
そのため視聴者は興味のある情報や最新のトレンドを効率的に収集することができるようになりました。
拡散力の高さ
ショート動画はSNSでの拡散力が非常に高く 多くのユーザーに 視聴される可能性を秘めています。
中毒性が高い
ショート動画はあなたの興味関心に基づいて、次々と短い動画が流れてくるので、人の興味関心を継続的に集めることが可能になり、あっという間に30分1時間と時間が過ぎていることがあります。
このように各SNSはどうすれば人の時間を奪うことができるのか?を常に考えていて、現段階において一番効果的な方法が、このショート動画なのです。
インスタのリールでバズるためのアルゴリズムについて
冒頭でインスタを伸ばす上でリール動画の攻略が鍵になると言いました。
その理由として、インスタの公式発表で今後インスタのアルゴリズムがリールを優遇すると明言したことがきっかけです。
Instagram責任者であるアダム・モッセーリ氏により投稿されたリール動画の内容を文字起こしし、翻訳したものが以下になります。
【引用と要約】
Instagramでは、クリエイターやユーザーの方々に知っておいてほしいランキングの仕組みに大きな変更があります。私たちは、オンラインで最もクリエイターに優しいプラットフォームを目指しています。それには、オリジナルコンテンツを作るクリエイターへのリーチを増やす必要があります。 具体的には、「ダイレクトリプレース」と呼ばれる新しい取り組みを開始しました。これにより、アカウントをフォローしている動画は関係なく、ユーザーにとって楽しめるコンテンツが表示されるようになります。その中から最もパフォーマンスの高いリールが、さらに幅広いユーザーに表示されるようになります。夏の始まりに向けて段階的に導入されます。大きな変更であるため、事前に十分な情報を提供したいと考えています。
今まではアカウントパワーがないと伸びなかった再生回数やリーチが、初期アカウントでもコンテンツの質が良ければ多くの人に届けるよ!と明言されたのです。
このように、初期アカウントでもリールで多くの人にコンテンツを届けることが可能になったので、後発組はものすごいチャンスが回ってきてます。
もっと詳しくリールのアルゴリズムについて見ていきましょう。
インスタのリールでバズるための掲載箇所は大きく分けて2つあります。
この2つの箇所で重要視されている指標に違いがあるので詳しく見ていきましょう。
1、発見タブへの掲載
発見タブへの掲載を左右する重要な指標は「保存率」と「ホーム率」です。
・保存率は投稿に訪れたリーチ数のうち、どれだけのユーザーが保存したかを示す指標です。ユーザーが後から見返したいと思う質の高いコンテンツであるほど評価されます。保存率の目安は2から3%です。
2、リールのおすすめとしての掲載
リールのおすすめは、ユーザーがスマホでアプリを開いた時にすぐに目にする場所であるため、ここに掲載されると多くのユーザーにリーチすることができます。
重要な指標としては
・視聴維持率:ユーザーが動画を最後まで視聴した割合を示す指標で、最後まで視聴される動画は滞在時間も長く質の高いコンテンツであるとInstagram側は評価します。
この2つの掲載箇所でしっかりと表示されることで再生数がどんどん伸びていきます。
では、どうすれば再生回数を伸ばすことができる動画を、作成することができるのかについて見ていきましょう。
リールの再生回数を伸ばすためのポイント8選
リールには再生回数を伸ばすためのポイントというものが存在します。
そのポイントをしっかりと抑えることで再生回数を伸ばすことができるようになります。
最初の0.5秒〜3秒でユーザーを引き付ける
ユーザーは多くのリール動画をスクロールするため、最初の数秒間で「面白い」「楽しい」「役に立つ」など、何かしらのメリットがあるかを一瞬で判断します。なので冒頭でユーザーの興味を引くことはリールを伸ばす上では絶対条件です。
無駄のない編集
テンポの悪い動画は、ユーザーを飽きさせてしまいます。カット数を増やして動きをつけたり、倍速を活用するなどしてテンポの良い編集を心がけましょう。
最初と最後を自然につなげる
リール動画は繰り返し再生されるため、動画の最初と最後を自然につなげることで、ユーザーが違和感なく繰り返し視聴できるようになり、再生回数の増加に繋がります。これは細かいテクニックですが、1ユーザーで2再生してくれる可能性もあるのでいつの間にか最初にまた戻っているような構成で作ると良いでしょう
音声をオフにしても内容がわかるようにする
通勤時間など音声を出して視聴できないユーザーも多いことを踏まえ、テロップを効果的に活用し、ミュートの状態でも動画の内容が理解できるようにすると良いでしょう。
トレンドを取り入れる
ショート動画のトレンドをリサーチする場所としてはtiktok が一番良いです。tiktokで流行っているものが半年後とかにインスタで流行ることが多くあります。
ショート動画にはトレンドがあり流行っている音楽や企画を取り入れることで再生回数の増加が見込めます。
サムネイルを工夫する
サムネイルはユーザーの目に最初に触れる部分であるため、人物を大きく表示したり、動画のタイトルを分かりやすく記載するなど、ユーザーのクリックを誘導する工夫をすると効果的です。
高画質でアップロードしよう
画質の悪い動画は、ユーザーの視聴意欲をそぎ、再生回数の伸び悩みの一因となります。
だからと言って高額なカメラを用意する必要はありません。iPhone12以降のカメラであれば十分高画質な動画を撮影することは可能です。
同じ画角を長く続けない
同じ画角での撮影が長く続くと、視聴者は飽きてしまう可能性があります。4秒以上同じ画角が続かないよう、様々なアングルからの撮影や、ズームなどを編集でうまく使って、視聴者の視覚的な興味を維持し、視聴完了率を高めるようにしましょう。
リールで流行っているバズりやすい型
ここまでリール動画を伸ばす上での重要な8つのポイントを紹介しました。
ただ、リールでは流行っているバズりやすい型というものが、存在しています。
あなたもリール動画を見ていて「同じような構成だな」「同じような音楽を使ってるな」というような共通点を感じたことはないでしょうか?
ここではその流行っているバズりやすい型を言語化してお伝えしていきます。
バズるリールの3つのパターン
1、権威性 × 質問回答型・ハウツー型
・専門家や経験者として、視聴者からの質問に答えたり、ハウツー形式で役立つ情報を提供する。
・専門性の高い内容でも、エンタメ要素を取り入れることで、視聴者を飽きさせずに、分かりやすく伝える工夫が重要。
例えば、お医者さん役と患者さん役を設定し、患者さんがユーザーの聞きたいことを代弁してお医者さんに聞いてみるスタイルなど。
2、商品紹介 × アフレコ型
・商品やサービスの魅力を、魅力的な映像で見せ、アフレコで補足情報を加える。
・映像のテンポ感、テロップ、アフレコの質を高めることで、視聴者の心を掴むことが重要。
例え、ガチャポンの中身を音声でアフレコしている動画が有名です。他にもテレビショッピングでは、出演者が商品の魅力や使い方を説明しますが、リール動画では、その役割をアフレコが担います。つまり、映像は商品の魅力を視覚的に伝え、アフレコは商品の詳細や利用シーンなどを聴覚的に補完する役割を担うことで、視聴者の購買意欲を高めることができます。
3、続きが気になる系 × ストーリー型
・続きが気になるストーリー展開で、視聴者を惹きつける。
・日常ではなかなか体験できないような、レア度の高いコンセプトを設定し、視聴者を飽きさせないストーリー展開が重要。
・不幸や失敗をストーリーに組み込むことで、共感を呼び、応援したくなる心理(アンダードッグ効果)を利用するのも効果的。
例え、100日後に家を建てる、〇〇日後に飲食店をオープンする、ホテル再建ストーリーなど。
今流行っているリール作成時における構成テクニック
最初の数秒で視聴者の心を掴み、動画を見てもらうための重要な要素。
・ビフォーアフター: 問題提起となるビフォーを見せ、解決後のアフターを一瞬見せることで、興味を引く。
・クイズ形式・問いかけ: 「〇〇って知ってますか?」と問いかけることで、視聴者の好奇心を刺激する。
・検証: 「〇〇を検証してみた!」と、実験的な要素を見せることで、結果を見届けたいという気持ちにさせる。
・インタビュー形式: 「〇〇さんにインタビューしました!」と、権威のある人物に登場してもらうことで、話を聞きたいという気持ちにさせる。
・ネガティブワード: 「95%の人が間違っている〇〇」など、不安や恐怖心を煽る言葉を使うことで、注意を引く。
・衝撃的なシーン: 常識を覆すような、視聴者の意表をつくシーンを入れる。
例:シャワーの水がピンク色になっている映像
・伏線回収: 冒頭で疑問を投げかけ、動画の最後でその答えを提示することで、視聴者の最後まで見たいという気持ちを引き出す。
例:ある特技に挑戦する動画で、冒頭で「〇〇に挑戦した結果→… 」と結果を濁し、動画の最後で結果を見せる。
フックで興味を引いた後、動画の内容を簡潔に伝えるパート。視聴者が「何の動画なのか」を理解できるように、分かりやすく説明する。
・6秒以内で動画の要点を伝える。
・テロップやナレーションを効果的に活用する。
・映像と音声を組み合わせて、分かりやすく説明する。
動画のテーマに沿って情報を提供したり、ストーリーを展開するパート。視聴者を飽きさせずに、最後まで見てもらえるように工夫が必要。
・ランキング形式: おすすめ商品やサービスをランキング形式で紹介する。
・フロー系: DIYや料理の手順、部屋のビフォーアフターなどを順番に見せる。
・突っ込みどころ: 完璧すぎず、視聴者が「クスッ」と笑えるような、親近感が沸く要素を入れる。
例:紹介する商品を落としてしまう、説明につまづくなど。
・予想を裏切る展開: 視聴者の予想を裏切る展開や意外性のある情報を加えることで、飽きさせない工夫をする。
・編集で工夫: ズーム、スローモーション、音楽、効果音など、編集テクニックを効果的に活用して、動画に緩急をつける。
動画の締めくくり。視聴者に満足感を与え、アクション (フォロー、いいね、コメント、保存など) に繋げることを意識する。
・次回予告: 次回の動画の内容を予告することで、視聴者の期待感を高め、チャンネル登録やフォローに誘導する。
・コメントを促す: 質問を投げかけるなど、視聴者がコメントしたくなるような終わり方をする。
・他の投稿の紹介: 関連性の高い過去の投稿を紹介することで、他の動画も見てもらうように誘導する。
私が様々なアカウントを作ってリールを見まくった結果ショート動画の9割は上記のどれかに当てはまります。
次はよく使われている編集とBGMについてのテクニックを見てみましょう。
編集とBGMについて
・重要なポイントを強調: テロップの色や大きさを変えたり、強調アニメーションを加えるなど、視聴者の注意を向けたい部分を分かりやすくする。
・サムネイル画像: プロフィール画面で目を引くような、魅力的なサムネイル画像を設定する。
・カット編集: 3秒に1回程度のカットを入れることで、視聴者の飽きを防ぐ効果がある。
・テロップ: 動画の内容に合わせて、読みやすく、見やすいようにテロップを入れる。
いいねやコメント欄に被らないように注意する。
・縦書きテロップ: 普段と違った雰囲気を演出したい場合に有効。
・手ブレに注意: 三脚を使うなど、手ブレのない安定した映像を撮影する。
・トレンドの音源を使う: トレンドの音源を使うことで、リールがバズる確率を少しでも高くする。
・動画の内容や世界観に合った音楽を選ぶ: 音楽は心理学的に、人の感情やイメージを誘導する効果があるため、動画の内容に合ったBGMを選ぶことが重要。
伸びない原因はこれかも!NGなリール動画の作り方
伸ばす方法をお伝えしたので、伸びない原因は伸ばす方法と逆のことをやっている方なので、ここまで読んでいるあなたは理解できていると思いますが、伸びない原因を簡単におさらいしておきましょう。
リールが伸びない原因一覧
視聴者の心を掴む冒頭 3 秒が作れていない
・タイトルで惹きつけられていない
・衝撃的なシーンがない
・伏線が張られていない
中盤で視聴者を飽きさせている
・単調な展開
・編集の工夫が足りない
終盤で視聴者にアクションを促せていない
・行動を明確に示していない
・次回予告がない
トレンドを意識していない
ターゲット層が明確でない
動画のクオリティが低い
でも、安心してください。
冒頭でも言いましたが、今回チェックシートを無料でプレゼントしていますので、それを活用することで伸びない原因のリールを作成することはまずないでしょう。
全部で40項目にも及びます。
受け取り方法は簡単、LINEを友達追加後「インスタマスター講座」と打ってお受け取りください。
まとめ
短い動画ですが、これだけのテクニックや概念があり、とても奥が深いのがこのショート動画です。
これからショート動画の需要は、益々高くなっていきますので、今回プレゼントした特典なども上手に活用して取り組んでみてください。
今回の内容はショート動画でしたが、フィード投稿についての流れも知りたい方は以下の記事をご覧ください。
リールの方が今は圧倒的に重要度が高いですが、いつまたアルゴリズムが変更されて、流れがフィードに戻るかは誰も分かりません。
そうなった時のためにも、一読して知識武装しておくことをオススメしています。
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