どうも!あきです。
この記事からSEOマスター講座を作ります!順番に読むことでSEO上級者になれることを目的としています。
今回の記事は本当にSEOが全然わからない方向けに分かりやすく説明します。
こんな悩みはないですか?
「SEOってよく聞くけど、実際何をするべきか分からない…」
「SEO対策って難しそう… 自分にもできるのかな?」
「SEOとSEMって何が違うの? どちらをやるべきか迷う…」
SEOについて今一度、言語化しておきたい人も復習のつもりで読んでみてください。
より一層理解が深まることはお約束します。
それでは早速見ていきましょう。
SEOとは?そもそも何だっけ?
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略称で、日本語では「検索エンジン最適化」を意味します。
具体的には、Googleなどの検索エンジンで特定のWebサイトの上位表示や露出を増やして、検索結果からユーザーの流入を増大させる施策のことです。
めちゃくちゃ簡単に説明すると「おりがみ 作り方」ってGoogleで検索したとします。
すると、おりがみの作り方を教えてくれるたくさんのウェブサイトが出てきます。
1ページに10個のウェブサイトが出てきて、 その中で一番上に表示されるウェブサイトは、みんなが見たい情報を持っている可能性が一番高いとされているので、みんながクリックしてページを見てくれます。
これを検索順位と言いますね!
SEOっていうのは、結局ウェブサイトの検索結果でできるだけ上に表示させるための攻略方法みたいなことです。
では、なぜ上にみんな表示させたいのか?
それは先ほども言ったように検索順位で上の方に自分のサイトが表示されないと、ほとんど誰も見にきてくれないからです。
Firstpagesageが公開した2024年11月の検索順位別クリック率データが公開されていたのでシェアします。
検索順位 | クリック率 |
---|---|
1位 | 39.8% |
2位 | 18.7% |
3位 | 10.2% |
4位 | 7.2% |
5位 | 5.1% |
6位 | 4.4% |
7位 | 3.0% |
8位 | 2.1% |
9位 | 1.9% |
10位 | 1.6% |
これはあくまでも目安ですが検索順位1位と2位では倍以上のクリック率になることは普通のことです。
このデータから分かる通り検索順位が下にいけば行くほどあなたのサイトが見られる可能性が低くなってしまうのです。
実際に何か調べ物をしていて、上位の3サイトくらい見たら満足しませんか?
よっぽど欲しい情報に辿り着けない限りは下の方の順位のサイトは見ないのが一般的です。
それが実際の数値としても現れています。
つまり、検索順位の1ページトップ10に入ったとしても、5位以下だとほとんど見られないということです。
ましや2ページ目11位以降になるともうほとんど見られないと言っても過言ではありません。
一生懸命書いた記事を多くの人に見てもらいたいと思うので、あれば順位を上の方にあげることが重要です。
そこで必要になってくる知識がSEO(検索エンジン最適化)という概念ですね。
なので、検索順位なんて気にしない!自己満でサイトを運営している!他の媒体からアクセスを集めていて、情報を格納するためにウェブサイトを持っていると言う方はSEOを気にする必要はありません。
検索エンジンの役割と重要性について
検索エンジンは、インターネット上の膨大な情報の中から、ユーザーが欲しい情報を見つけ出すための非常に重要な役割 を担っています。
例えば、多くの方が毎日使っているGoogleやYahoo!の検索エンジンがあることで、検索窓にキーワードを打つと欲しい情報がすぐ表示され見たい情報にたどり着くことができます。
GoogleとYahooは同じ仕組み(アルゴリズム)で動いていますが、マイクロソフトのBingは別の仕組みで動いています。
ただ、日本のユーザーのほとんどはGoogleなのでGoogleのSEO対策をすれば問題ないです!
以下の写真は検索順位をチェックするツールのスクショです。
GoogleとYahooは似たような順位ですが、Bingは他とはかなり違う順位の付け方をしています。
検索エンジンの重要性を理解するためには、3つの重要な役割を理解しておく必要があります。
1.Webサイトを巡回して情報を収集する:検索エンジンは、「クローラー」と呼ばれるロボットを使って、世界中のウェブサイトをくまなく巡回しています。
クローラーは、ウェブサイトの情報を収集し、検索エンジンのデータベースに登録していく重要な役割を担っています。
2.収集した情報を整理してデータベース化する:集めた情報は、検索エンジンのデータベースに登録(格納)されます。
このデータベースのおかげで、ユーザーはキーワードを入力するだけで、関連する情報にアクセスできるようになりまます。
3.ユーザーの検索キーワードに合った情報を表示する:ユーザーが検索エンジンにキーワードを入力すると、データベースの中から関連性の高い情報が検索され、検索結果ページに表示されます。
検索結果ページには、ウェブサイトへのリンクだけでなく、画像や動画、ニュースなども表示されます。本当最近だとSNSも表示されるようになりました!この辺の設定方法も別途解説記事を作りたいと思います。
このように、検索エンジンは、 インターネット上での情報収集をスムーズに行うために欠かせない存在となっています。
ページを作ったからと言ってすぐにクローラーが来てくれるわけではありません。
また、全ての記事がデータベースに登録される訳ではありません。
低品質のコンテンツなどはクローラーがデータベースに登録しなくてもいいコンテンツだと判断した場合は登録されません。
データベースに登録された記事をIndex(インデックス)された記事と言います。
登録されなかった記事はNoindex(ノーインデックス)記事と言います。
特に新規のサイトはクローラーが来てくれないので、こちらからクローラーさん来てください!とお願いすることで早くインデックスされる方法もあります。ここでは割愛しますが、Google search consoleを使います。
Google search consoleで記事がインデックスされたかも確認できますし、インデックスされなかった原因も把握できます。
こんな感じですね。ここで一個つづ説明するととんでもない時間がかかるので、別途記事を用意します。
話を戻すと、ページを作成→クローラーが来る→合格したらデータベースに格納される→ユーザーが特定のキーワードで検索すると格納されていたサイトが表示される!こんな仕組みになっています。
SEOとSEMの違いについて解説
SEOを理解する上でSEMというのも知っておく必要があります。
SEMとはSearch Engine Marketing(検索エンジンマーケティング)の略で、検索エンジン上で行うマーケティングを総称したものです。
もっと簡単に分かりやすく説明するとSEOはお金を使わずに検索結果で自然に上位表示させる方法のことです。
SEMはお金を払って、検索結果の上の方に広告を出す方法のことです。
どちらも検索エンジンを使ってマーケティングをしているので、それを総称するとSEMとなるのです。
つまり、SEMの中のSEO対策ということになります。
もう一度言いますが、SEOとSEMはどちらも検索エンジンを活用したマーケティング手法ですが、その目的や手法、費用、効果の表れ方、持続性などに違いがあります。
その違いを表でまとめてみました!
項目 | SEO | SEM |
---|---|---|
目的 | 検索エンジンの自然検索結果で上位表示を獲得し、無料のトラフィックを増やす | 検索エンジンを活用して、有料広告などを含む様々な方法で、より多くのトラフィックを獲得する |
手法 | Webサイトのコンテンツや構造を改善し、検索エンジンに評価されやすいサイト作りを行う | リスティング広告、SEO、アフィリエイト広告など、様々な手法を組み合わせて、総合的なマーケティング戦略を展開する |
費用 | 基本的に無料。ただし、SEO対策を専門業者に依頼する場合は費用が発生する | 有料広告などを利用するため、費用が発生する |
効果 | 効果が出るまでに時間がかかるが、長期的に安定したトラフィックを獲得できる | 広告を出稿すればすぐに効果が現れるが、広告費用を支払っている間しか効果は持続しない |
持続性 | 効果が長期的に持続する | 広告出稿を停止すると効果も停止する |
具体例 | Webサイトのコンテンツを充実させる、サイト構造を改善する、被リンクを獲得する、モバイルフレンドリーに対応する | Google広告などのリスティング広告、Yahoo!プロモーション広告などの検索連動型広告、ディスプレイ広告など |
メリット | 無料で始められる、効果が持続する、ブランドイメージ向上に繋がる | 即効性がある、ターゲットを絞り込める、効果測定が容易 |
デメリット | 効果が出るまでに時間がかかる、専門知識が必要、アルゴリズムの変更に影響を受ける可能性がある | 費用がかかる、競争が激しい、広告と分かりやすく表示されるため、ユーザーによってはクリックされにくい |
SEOとSEMは、それぞれにメリット・デメリットがあります。 目的に合わせて使い分けたり、併用したりすることで、より効果的なマーケティング活動を行うことができます。
私のこのサイトGOENもある程度コンテンツが溜まった段階でSEM(広告)を使ってブーストしたいと考えています。
先ほどから自然検索という単語が出てきていますが、非常に重要なので詳しく説明します。
自然検索(オーガニック検索)について
SEOの最大の魅力は上位表示され続けている限り、無料で集客をすることができることです。
確かに広告を回し続けてROAS(広告の費用対効果)を計算してやれば黒字で回すことはできます!
ただ、絶対広告費という経費がかかります。
それがSEOを攻略することで丸々利益になります。
時間がかかるデメリットははありますが、それ以上にメリットがあるのがSEO対策です。
そして、このSEOからの検索流入のことをオーガニック検索と言います。
もう少し詳しく説明すると、オーガニック検索とはユーザーが検索エンジンでキーワードを入力して検索した際に表示される検索結果のうち、広告枠ではない自然な検索結果のことを指します。
もっと簡単にいうと、検索結果ページで「広告」と表示されている枠以外がオーガニック検索結果です。
赤線の上はスポンサーと書かれているので、広告です。
赤線の下がSEOで上位表示されているオーガニック検索です。
ちなみに、このスポンサー(広告枠)は1クリックされると〇〇円かかる仕組みになっています。金額はキーワードや競合の数で変動します。
この写真は「保険」と調べたのですが、1クリック約1200円でした!
結構いい値段しますよね!誰かが1クリックしたら1200円もかかるのですから間違えて押されたら最悪ですよね。
だから大企業も一生懸命SEOを攻略して、上位表示を目指しているのです。
次の記事では検索順位が決まる仕組み(アルゴリズム)について詳しく解説していきます。
SEOまとめ(箇条書き)
- SEOは「検索エンジン最適化」のこと。 Googleなどの検索エンジンでウェブサイトを上位表示させるための施策です。
- SEOの目的は、検索結果からのウェブサイトへのアクセス数を増やすことです。
- 検索順位が高いほど、クリック率が高くなります。1位と2位ではクリック率が倍以上も違います。
- 多くの人は検索結果の上位しか見ないため、SEOは非常に重要です。 5位以下はほとんど見られません。
- 検索エンジンは、ウェブサイトを巡回し情報を収集し、データベース化し、ユーザーの検索キーワードに合った情報を表示します。
- すべてのウェブサイトがデータベースに登録されるわけではありません。 低品質なコンテンツは登録されないこともあります。
- SEOは無料で行えますが、効果が出るまでに時間がかかります。
- SEMは有料広告などを使い、より多くのトラフィックを獲得する方法です。 即効性がありますが、費用がかかります。
- SEOとSEMはどちらも検索エンジンを活用したマーケティング手法ですが、それぞれメリットとデメリットがあります。
- 自然検索(オーガニック検索)とは、広告枠ではない自然な検索結果のことです。 SEOによってオーガニック検索で上位表示を目指します。
- SEOは時間と労力がかかりますが、長期的に見ると非常に効果的なマーケティング手法です。
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