どうも!あきです。
今回はSEOで上位表示を目指したいけど、一体どのように記事を作成すればいいのか分からない方や、上位表示を目指すための記事の書き方(ルール)を今一度確認しておきたい人向けの構成となっています。
他にも以下の悩みがある方は是非、読んでみてください。
・ホームページを持っているものの、どのようにしてアクセス数を増やせばよいか悩んでいる人
・SEOライティングの知識があまりなく、SEOライティングとは何か、どのように取り組めばよいか分からない人
・どのようなコンテンツを作成すれば、ユーザーのニーズに応えられ、検索エンジンの評価も得られるのか知りたい人
これらのお悩みをこの記事で解決していきます。
それでは早速見ていきましょう。
SEOライティングとは?
SEOライティングとは、検索エンジン最適化(SEO)を意識して、検索エンジンの検索結果で上位に表示されるように文章を作成する技術のことです。
SEOや上位表示を全く気にしないのであれば、日記のように自分が書きたいことを書けばいいのですが、上位表示を目指すのであればこのSEOライティングについて学ばなくてはいけません。
なぜなら、SEOライティングは、Googleの検索エンジンと検索ユーザーの両方に対してコンテンツを作成するテクニックだからです。

SEOを考えるならGoogleと検索ユーザー両方から好かれないといけません!
SEOライティングで重要な6つの考え方
1→検索順位は3位以内を目指して競合を分析する。 SEOライティングで最も重要な成果指標は検索順位であり、1位を獲得した場合の平均CTR(クリック率)は約39.8%で2位は18.7%3位は10.2%です。3位でも10%台になってしまうので、せっかくSEOライティングを駆使して記事を作成するなら3位以上は目指すマインドで書きましょう。
詳しく検索順位と平均CTR(クリック率)の数値は以下の記事で詳しく解説しています。


2→ ユーザーにとって最高のコンテンツを届けるためには、キーワードの検索意図の理解が超重要。キーワードを検索したユーザーがどのような背景や理由があってそのキーワードで検索をしているのか?を想像してコンテンツを作成しましょう。実際にキーワードをリサーチし、どのような状況で検索されているかを判断し、必要であればペルソナを設定してユーザー像を明確にすることが重要です。
キーワードの検索意図については以下の記事で詳しく説明しています。


3→正確で独自性のある1次情報を提供すると良い。SEOライティングにおけるオリジナリティは、自分たちにとって正しい情報を定義し、ブレずに発信することで形成されます。1次情報が難しくても独自の持論や経験をコンテンツに入れ込めば唯一無二の記事となります。
4→テクニック論に頼りすぎないこと。SEOライティングを行う際は、Googleが掲げる10の事実にあるように、何よりもユーザーを意識することが最重要です。Googleアルゴリズムは何度もアップデートを繰り返していますが、全ては検索エンジンを使ってくれているユーザーのためのアップデートです。つまり、どんなテクニックを駆使しようとコンテンツisキングという言葉がある通り、ユーザーに有益なコンテンツを届けている記事が最強だ!ということです。
Googleの10年変わらない原理原則のお話は以下の記事で詳しくしています。


SEOライティングをマスターして、いい記事が作成できるようになったらSEOのテクニックも磨きましょう。




5→検索順位を上げるためにメンテナンスを行うこと。コンテンツは公開して終わりではなく、仮説が正しかったのかを検証し、ユーザーの満足につながるコンテンツになるよう改善を続けることが大切です。記事をアップしてからが始まりです。
6→効果測定を正しく行いましょう。SEOライティングで成果を出すためには、効果測定が不可欠です。効果測定をしなければ適切なメンテナンスを行えないため、記事を書く意味がないと言えるくらい重要なことです。思ったより検索順位が上がらない記事があればリライトしたり、見出しを変更したりと何かしらの対策を練る必要があります。
これだけ使えればSEOで困らないツール一覧を用意したので、分析ツールを何も導入していな方は見てください。


SEOライティングの具体的な手順とやり方
・まず、上位表示を狙いたいキーワードを選定、キーワードは検索ボリュームや競合記事を参考にしながら決定します。
・キーワード選定は、検索ボリュームからだけでなく、競合から見つける方法、ペルソナから見つける方法、売りたい商品から逆算して見つける方法などもあります。
・選定したキーワードから、ユーザーがどのような情報を求めているのか、なぜそのキーワードで検索したのかを推定します。
・検索意図を丁寧に推定しなければ、ユーザーはすぐにページを離脱してしまい、SEO的にもマイナス評価になります。しっかりと検索したユーザーはどんな情報を欲しがっているのか?を考えましょう。
ペルソナやカスタマージャニーマップを毎回毎回、作成する必要はないと私は考えています。そんなことよりも、8割くらいでもいいから、まず1回記事を出稿してみて、上位表示ができなそうな場合は気合を入れ直してペルソナやカスタマージャーニーマップを作成することをオススメします。なぜならペルソナやカスタマージャーニーマップを作る時間があるならさっさと記事を書きましょう!と思うからです。一応手順としては入れておきます。
・キーワードとユーザーの検索意図に基づいて、記事の構成案を作成します。競合の記事の見出しだけをみて網羅性を意識するのであれば、競合が書いていること全て含んで+で自分達独自の記事を書くことがSEOライティングとしては求められています。このような理由から長文の方が有利と言われています!長文だと必然的に網羅性が出るよねという話です。ユーザーからしたら本当に長文がいいのか?問題の論争はありますが、SEOの観点から見ると長文はまだまだ強いです。
・構成案では、記事のテーマ、各見出しの内容、記事全体の流れなどを設計します。
・構成と見出し案には、キーワードで選定した共起語を含めると、ユーザーのニーズに沿ったコンテンツになります。
・ユーザーの悩みや知りたいことが解決できる構成にすることを意識します。
たまにいきなり文章を書き始める人がいますが、その方法は記事を書くことに慣れている人以外はやめましょう。
なぜなら、見出しから書くことで記事に一貫性が生まれブレにくい記事が書けるからです。
いきなり文章から書くと最終的にどんな方向性で終わればいいのか見失い、結局何を言っている記事なのか分からなくなります。
・作成した構成案(見出し)に沿って、本文を執筆(肉付け)します。
・読み手のニーズや関心に合わせた情報を提供し、読みやすさや理解しやすさを考慮して文章を書きます。
私はよく小学生にも分かるような文章で書くと良いと言っています。
・選定したキーワードを自然に文章に取り入れるように工夫します。
例えば、狙っているキーワードが「保険 選び方」であれば記事の中に「保険 選び方」を入れましょう!ということです。あくまでも自然な感じで!不自然に詰め込みまくるのは良くないですが、全くキーワードが入ってないのも良くないです。
・専門用語をわかりやすく解説したり、図解や画像を適切に用いることで、ユーザーの理解を助けます。
・PREP法(結論、理由、具体例、結論の順で記述する方法)を用いると、論理的でわかりやすい文章になります。
・タイトル、ディスクリプション、hタグ(見出しタグ)、altタグ(画像の説明文)などのHTMLタグを適切に設定します。
・タイトルには、上位表示を狙っているキーワードを必ず含めるようにします。
・hタグは、記事の構造を明確にするために、適切に使用します。
・altタグは、画像の内容を検索エンジンに伝えるために、適切に記述します。
・誤字脱字、文法ミス、表現の誤りなどがないか、徹底的にチェックします。
・冗長な表現を避け、簡潔でわかりやすい文章を心がけます。
・「こそあど言葉」のような指示代名詞はなるべく避け、具体的な名詞に置き換えます。
・他人に推敲を依頼することで、自分では気づかない改善点が見つかることがあります。
・記事を公開する前に、表示崩れやリンク切れなどがないかを確認します。
・パーマリンクの変更。
・記事を公開した後も、効果測定を継続的に行い、必要に応じてリライト(修正・加筆)を行います。
・Google Search Consoleなどのツールを活用して、記事の検索順位、表示回数、クリック率などを分析します。
・ユーザーの検索意図とコンテンツの内容が一致しているか、情報の鮮度は保たれているかなどを確認し、改善点を見つけます。
SEOライティングで重要なことは、常にユーザーを意識し、ユーザーにとって有益でわかりやすいコンテンツを提供することです。
今回紹介した手順が1記事作成するのに必要な工程です。
毎回やる作業もあれば、まとめてやっちゃう作業もありますが、基本的には上記の手順を踏むのが一般的です。
この手順の中でも4番が非常に重要です。
なぜなら、構成を先に作るということは記事の骨格を形成するのと同じだからです。
上手に骨格が形成されれば、あとはそれに内容を肉付けしていけばいいだけなので、検索意図をしっかりと読み取って構成を作れればある程度いい記事が完成します。
SEOライティングができたらコンテンツ戦略を考える
正しいSEOライティングをマスターしたら1記事1記事積み上げていきます。
ある程度の記事数になってくると、お互いの記事を内部リンクで繋いだりして、ユーザーの悩みを網羅的に解決することができるようになります。
私のSEOマスター講座のトップページでは、SEOに関する記事がステップ1からステップ4で網羅的に書かれています。
このようにする理由は1記事だけSEOに関する記事を書いたとしても、上位表示は難しいからです。
SEOと一口に言っても記事の書き方、効果測定のやり方、内部対策、外部対策とやることは多岐に渡ります。
なので、1記事だけで上位表示を狙うのは不可能で、しっかりと戦略を持って積み上げていく必要があるのです。
そのやり方をこれから詳しくお伝えします。
まず始めに以下の単語を理解してください。


ピラーコンテンツとは?
ピラーコンテンツとは、検索ボリュームが比較的大きいビッグキーワードのことを指すのが一般的です。
例えば、「SEO」というメイントピックがピラーコンテンツとなります。
クラスターコンテンツとは?
クラスターコンテンツとは、ピラーコンテンツを補足するコンテンツのことです。
SEOマスター講座の中に格納されている記事群がクラスターコンテンツとなります。
トピッククラスターとは?
トピッククラスターとは、メインのトピック(ピラーコンテンツ) と、それを補足するサブトピック(クラスターコンテンツ) で構成されたコンテンツのグループのことです。
ピラーコンテンツとクラスターコンテンツは、内部リンクで結び付けられ、ユーザーと検索エンジンの両方にとって分かりやすいサイト構造を形成します。
・ピラーコンテンツ→メインのキーワードやまとめページ
・クラスターコンテンツ→個別記事や詳細記事
・トピッククラスター→ピラーコンテンツとクラスターコンテンツを合わせた戦略
基本的にクラスターコンテンツからピラーコンテンツへと内部リンクを貼るのが一般的です。
なぜなら、内部リンクが集まっているページをGoogle側が重要なページだと認識するからです。
私の場合は講座系でトピッククラスター戦略を組んでいますが、ガジェット系だと以下のようになります。
「おすすめのイヤホン10選」←ピラーコンテンツ(キラーページとも呼ばれています。)
1、イヤホン紹介(詳細記事クラスターコンテンツ)
2、イヤホン紹介(詳細記事クラスターコンテンツ)
3、イヤホン紹介(詳細記事クラスターコンテンツ)
……..
全てのクラスター記事をおすすめイヤホン10選に内部リンクで繋げるという戦略です。
これをイヤホンだけでなく、冷蔵庫、パソコン、掃除機というように横展開していけば、超強力なガジェットサイトが理論的には完成します。(一人で横展開するのは大変なので、多くの場合は一つのジャンルに絞る。お金があるのであれば外注を使ってやると良い。)
このトピッククラスター戦略を意識して、競合のサイトを分析してみてください。
ほとんどがこの仕組みになっていることに気づくと思います。
基本的に1記事で上位表示は難しいので、このトピッククラスターをサイトの中に何個も作るという考え方が重要です。
何個クラスター記事が必要なのか?と言われても、狙うキーワードや競合サイトの強さによっても上位表示の難易度は変わるので、定量的なクラスターコンテンツの数は言えません。
ご相談頂けば、無料でサイト診断も行います。
まとめ
SEOライティングを意識して、しっかりと詳細記事を作り込み、それを内部リンクで繋ぐ、トピッククラスター戦略が求められます。
これを行うには、あらかじめどんなキーワードで上位表示を目指すのか?サイト構造はどうするのか?どの記事がどの記事に内部リンクで繋がるのか?完璧に決める必要はありませんが、ある程度はイメージしておく必要があります。
これを考えると好き勝手に記事を書いてもSEOを攻略できないことに気づくと思います。
SEOは時間はかかりますが、適切な戦略を持って挑めば、しっかりと成果は出ます。
競合の強さも上位表示に大きく影響しますが、後発組には後発組の戦略があります。
もし、社内にWeb担当者がいない場合や、ホームページを作ったけど放置しているという方は一度ご連絡ください。
デジタルマーケティング全般でお手伝いできることがあると思います。
詳細は以下のページをご覧ください。
では、このページ全体のまとめに入ります。
SEOライティングとは、検索エンジンの最適化(SEO)を考慮して、検索エンジンの検索結果で上位に表示されるように文章を作成する技術です。
SEOライティングで重要な考え方には、検索順位で3位以内を目指すこと、ユーザーにとって最高のコンテンツを提供するためにキーワードの検索意図を理解すること、正確で独自性のある一次情報を提供すること、テクニックに頼りすぎないこと、検索順位を上げるためにメンテナンスを行うこと、効果測定を正しく行うことがあります。
SEOライティングの具体的な手順は以下の通りです。
- 上位表示を狙いたいキーワードを選定する。
- 選定したキーワードから、ユーザーがどのような情報を求めているのかを推定する。
- 記事の構成案を作成する。競合の記事の見出しを参考に、網羅性を意識し、競合が書いていること全て含んで+で自分達独自の記事を書くことがSEOライティングとして求められています。
- 作成した構成案に沿って、記事本文を執筆する。読み手のニーズや関心に合わせた情報を提供し、小学生にも分かるような文章で書くと良いです。
- HTMLタグを適切に設定する。タイトル、ディスクリプション、hタグ(見出しタグ)、altタグ(画像の説明文)などがあります。
- 校正・推敲を行い、誤字脱字、文法ミス、表現の誤りなどをチェックします。
- 表示崩れやリンク切れがないか確認し、パーマリンクを変更して記事を公開します。
- 記事を公開した後も、効果測定を継続的に行い、必要に応じてリライトを行います。Google Search Consoleなどのツールを活用して、記事の検索順位、表示回数、クリック率などを分析します。
SEOライティングをマスターしたら、コンテンツ戦略を考える必要があります。
コンテンツ戦略では、ピラーコンテンツ、クラスターコンテンツ、トピッククラスターという考え方が重要になります。
- ピラーコンテンツとは、検索ボリュームが比較的大きいビッグキーワードのことです。例えば、「SEO」というメイントピックがピラーコンテンツとなります。
- クラスターコンテンツとは、ピラーコンテンツを補足するコンテンツのことです。SEOマスター講座の中に格納されている記事群がクラスターコンテンツとなります。
- トピッククラスターとは、メインのトピック(ピラーコンテンツ)と、それを補足するサブトピック(クラスターコンテンツ)で構成されたコンテンツのグループのことです。
基本的にクラスターコンテンツからピラーコンテンツへと内部リンクを貼るのが一般的です。
内部リンクが集まっているページをGoogle側が重要なページだと認識するためです。
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