どうも!あきです。
今回はインスタグラムのキャプションについて解説していきます。
あなたはちゃんとキャプションを作成していますか?
人によっては読まないから重要ではない!と言う方もいますが、私は一定数は必ず読む人がいると思っているので、小さな施策かもしれませんが、読む人を取りこぼさないようにするためにも、絶対にしっかりと作り込むべきだと考えています。
じゃーどんな風に作成することで、効果を最大限発揮することができるキャプションを作成することができるのか?について詳しく解説していきます。
インスタグラムのキャプションとは?
インスタグラムのキャプションとは 写真や動画の下に表示される説明文のことです。
このキャプション(説明文)には、画像や動画だけでは伝えきれなかった情報を補足したり、フォロワーさんとのコミュニケーションを促したりするための重要な要素です。
では、キャプションにはどんなことを書いていけばいいのかについて簡単に見ていきましょう。
下の方で更に詳しく効果的なキャプションの書き方を紹介していますので、ここでは簡単にどんな内容をキャプションに書けばいいのか?を理解しましょう。
投稿の補足説明として使う
写真や動画だけでは伝えきれない情報、例えば撮影場所や商品情報などをキャプションで詳しく説明することができます。
どうしても写真や動画だけでは、その商品の機能や使い方サービスの内容などを詳しく説明することが難しい場合があります。
そんな時にキャプションを使って文章で丁寧にユーザーに情報を届けることで購買意欲を高めることができます。
他にも写真や動画でキャンペーン情報を紹介し、具体的な実施期間、応募方法、特典などはキャプションに補足説明としてまとめるという方法もあります。
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自己紹介や企業紹介
企業アカウントの場合、企業の価値観や事業内容などを伝えることでフォロワーさんの理解を深めることができます。
キャプションに撮影の裏側エピソードなどを入れることも有効です。
撮影における失敗談や、裏側のエピソードを話すことでフォロワーさんとの親近感を深めることができます。
他にも企業の理念やビジョンを話すことや商品開発への想いなどを伝えることで、企業への理解や共感を深めることができます。
位置情報を入れる
実店舗がある場合は、キャプションに位置情報を加えましょう。
位置情報を加えることでスポット検索からの流入を増やすことができます。
ハッシュタグ
キャプションにハッシュタグを入れることで、ハッシュタグ検索からの流入を獲得することができます。
ただし、ハッシュタグ流入は以前ほど重要視されなくなっているため、アカウントのジャンルをインスタグラム側に認知させる手段として活用するのがおすすめです。
それでもアカウント初期の場合はハッシュタグからの流入は今でも有効な手段なのでしっかりと設定しておきましょう。
詳しいハッシュタグ戦略については下記の記事で詳しくお話ししていますので、ハッシュタグ戦略があまり理解できていない方は以下の記事をご覧ください。
メンションを入れる
メンションとはインスタグラムで他のユーザーをタグ付けする機能のことで、キャプションに入力する際に@をつけてユーザー名を入力することでそのユーザーに通知が届きタグ付けされた投稿にアクセスすることができるようになります。
他のユーザーやアカウントをタグ付けすることで、関連性を示したり、双方向でのコミュニケーションを取ったりすることができるようになります。
CTAを入れよう
CTAとはコールトゥアクションの略で、行動喚起とも呼ばれていて簡単に言えばフォロワーさんに対して何かしらのアクションや行動を促したりするためのマーケティング用語です。
このCTAをメンションに入れてフォロワーさんに保存を促したり、いいねを促したり、公式ページへのアクセスなど何かしらの行動を促す文言を入れましょうということです。
今ここで紹介したものを全て詰め込む必要はありません。
ご自身のアカウントで相性の良いものを選んで入れましょう。
1つでもいいし何個かを組み合わせて入れても良いです。
どんな文言を入れていけばいいのかについては詳しくこれから説明していくので安心してください。
インスタグラムのキャプションを書いた方が良い理由
そもそもですが、なぜインスタグラムのキャプションを書いた方がいいのかあなたは答えられますか?
このキャプションを書いた方がいい理由は正直、様々な回答があるとは思いますが、私は一言で言うのであればユーザーの滞在時間を伸ばすことに一役買ってくれる役割があるからだと思っています。
昨今のSNSはユーザーさんの時間の奪い合いです。インスタグラム側は多くの方にインスタグラムを使って欲しいしインスタグラム上に留まってほしいと思っています。
なぜなら、インスタグラムを使う人が少なくなればなるほど、広告収入というものをインスタグラム側が得られなくなるので結果的にインスタグラム社メタ社が潰れてしまう可能性があります。
なので どのSNSプラットフォームも多くのユーザーに自分のSNSに留まってほしいと思っています。
そして当たり前ですが、ユーザーを多く留めているアカウントや投稿を作成している人を優遇するのは当たり前のことです。
これがキャプションを書くべき一番の理由だと私は考えています。
キャプションをしっかりと丁寧に書くことで、それをじっくり読んでいる間はあなたのアカウントにユーザーがとどまってくれます。
そうすることで滞在時間が延び、あなたのアカウントが成長していく一つの要因になります。
だから、キャプションもコンテンツと同様にしっかりと作るべきなのです!
キャプションの設定方法
キャプションの設定方法は主に2つあります。
新規投稿を作成するタイミングと投稿を公開した後に編集する方法です。
なので一度投稿をして、その後やっぱり文言を少し変えたいというような変更もキャプションでは可能となっています。
フィード投稿の中身やリール動画の中身を変えるということはできないですがキャプションのみ、後から書き換えることが可能です。
新規投稿のやり方
新規投稿のやり方は簡単で写真や動画を選択した後に以下のページに遷移します。
ご丁寧にキャプションを追加という文言が書かれている箇所に文章やハッシュタグを追加すれば完成です。
具体的なキャプション内容はこの先で詳しく解説するので安心してください。
続いては投稿後のやり方を解説します。
投稿後のやり方
投稿後のやり方も簡単でキャプションを編集したい投稿の右上にある3つの点をクリックします。
3つの点をクリックすると以下の画面に変わります。
そしたらこの中から編集という箇所を押すと先ほどのキャプション編集画面に移動しますので、そこで適切な文言を書きましょう。
キャプションのルールについて
効果的なキャプションの書き方を見る前にキャプションについてのルールを理解しておきましょう。
1. 文字数制限
・キャプションに入力できる文字数は最大で2200文字までです。
・この制限は、半角文字と全角文字の両方に適用されます。
・ハッシュタグ(#) メンション(@)についても文字数としてカウントされます。
・文字数制限を超えると、エラーが発生し、キャプションの内容が全て消えてしまう可能性があるので注意してください。
2. ハッシュタグ制限
・キャプションに含めることができるハッシュタグの数は最大で30個までです。
・30個以上つけると、エラーが発生しキャプションの内容が全て消えてしまう可能性があるので注意してください。
・闇雲に30個つけるのではなくあくまでも投稿に関連性の高いものを選び多用しすぎないように注意することが重要です。
ハッシュタグ戦略についてはこちら(ハッシュタグ戦略)の記事をご覧ください
3. リンク
・キャプションにURLリンクを記載することはできますが、リンクとしては機能しません。補足として言っておくとリンクとして機能させたいのであればストーリーズかプロフィールの方でリンクを貼りましょう。
・リンクとして機能しないということはURL をクリックしても指定したウェブサイトに遷移しないということです。
覚えておくべきキャプションのルールは以上になります。
効果的なキャプションの書き方について
ここからは本題である効果的なキャプションの書き方について解説していきます。
そもそも、キャプションは最初の数行しか表示されません。
なので、冒頭部分はとても重要で、ここで興味を引き付け続きを読みたいと思わせることができれば勝ちだと思ってください。
ただし、ユーザーがキャプションをクリックして読んだか?ということの効果測定ができない以上、どの文言がユーザーに刺さったのかということが分析できないので、そこまで神経質に考える必要はありません。
ただこれから説明するロジックを理解した上でキャプションを作成することで、何も考えずに作ったキャプションよりも効果を発揮することは間違いないでしょう。
また、キャプションを直接分析することはできないですが、伸びたコンテンツに使われているキャプションの特徴を分析して次に活かすことは可能です。
では見ていきましょう。
1. ユーザーの心を掴む導入文
1.疑問形で問いかける
ユーザーに語りかけるような疑問形の導入文は、ユーザーの注意を引き、コメントを誘発する効果も期待できます。
例「週末は何をして過ごしましたか?」
例「この商品は一体何でしょう?」
疑問形を使うことで、ユーザーは思わず自分のことを考え、コメントしたくなる心理が働きます。
2.魅力的なフレーズで惹きつける
新商品やキャンペーン情報など、ユーザーにとってワクワクするような魅力的な情報を一番最初に持ってくることで続きを読みたくなる効果が期待できます。
例「秋の新作が登場」
例「キャンペーン情報を教えます」
例「期間限定特別オファー」
なるべく簡潔に短いフレーズでインパクトのある言葉を選びましょう。
例えば、新商品や限定情報などユーザーの深層心理に響くような言葉を入れることで続きを読みたいと思わせることができます。
LINE追加してくれた方限定でバズワード500選というものを特典として無料で配布しているので、その中からご自身の事業に合う単語を選ぶと良いでしょう。
他にも多くの特典を用意しているので、気になる方は下記のページから特典一覧をご覧いただけます。
3.投稿の要点を示す
カフェなどを紹介している場合、動画内では美味しそうなケーキやコーヒーの映像を映しキャプションではそのカフェの住所や電話番号といった情報を載せる。
リール動画でどうしても音を出せないような状況の人はキャプションから情報収集することもあるので、その動画の要約を載せてあげると、とても親切です。
2. ストーリー性を意識した展開
今まで紹介したのはどちらかというとキャプションに情報を羅列した書き方でしたが、キャプションは文字で自由に表現することができるので必ずしも情報だけを書く必要はありません。
続いてはストーリーを語るような構成でユーザーの心を惹きつけ記憶に残るキャプションを作成する方法について解説します。
例えば、商品紹介の場合は以下のような流れでストーリーを展開することができるでしょう。
問題定義→毎日のメイク面倒だなあと感じていませんか?このようにユーザーが共感できるような問題をこちら側から提示します。
解決策の提示→そんな毎日面倒だと感じているあなたにおすすめなのがこの〇〇です。
商品のメリットの説明→時短になるだけでなく、仕上がりも綺麗になるので忙しい朝でも安心です。
メリット1
メリット2
メリット3
行動喚起(CTA)→詳しくは、プロフィールのリンクからチェック!やもっと詳しい情報はストーリーズから見れます。と言って、ユーザーに次の行動を促します。
こんな感じでキャプションで1枚のセールスレターのようなものを作成することも商品を売るということをゴールにしているのであれば作成すると良いでしょう。
いまいちイメージがつかめない方はテレビでやっている通販番組を見てみましょう。
基本的には今言った流れの構成で番組が作られています。
それを映像ではなくインスタグラムのキャプションで表現してみましょうということです。
3. 文章のトーン&マナーを意識する
トーン&マナーとは?
・トーン:文章から感じられる雰囲気や口調のこと。親しみやすさ、フォーマル、ユーモラスなど様々なトーンがあります。あなたがインスタグラム上でどんなポジションを築きたいのかによっても口調が変わるでしょう。例えば先生みたいな立場を取るのであれば先生みたいな口調。友達のような感覚でフォロワーさんとの距離を詰めたいのであれば友達と話すような口調、といったようなことを考えるのがトーンです。
・マナー:言葉遣いや表現方法のことです。丁寧語、タメ口、専門用語の使用などを状況に合わせて使い分けること。
トーン&マナーを意識することの重要性について
1.ブランドイメージの構築:一貫したトーン&マナーでキャプションを作成することで明確なブランドイメージをユーザーに伝えることができます。
2.ターゲットユーザーへの共感:ターゲットユーザーに合わせたトーン&マナーを使用することで、親近感を与え、共感を得やすくなります。
トーン&マナーの具体的な設定手順について
1.ターゲットユーザーの分析:年齢層、性別、興味関心などを分析し、どのような口調や言葉遣いがユーザーさんにとって最も効果的かを検討します。
年齢層や性別などはインスタグラムのダッシュボードから閲覧することができます。
2.ブランドイメージの明確化:高級感、親しみやすさ、楽しさなど、あなたのブランドイメージをどのようにして伝えたいかを明確にします。
3.言葉遣い・表現方法の決定:丁寧語かタメ口か、絵文字の使用頻度、専門用語の使用など具体的なルールを設定します。
一人でアカウントを管理するのであれば自分でちゃんと覚えておけばいいですが、企業などで複数人でアカウントを運用するような場合は明確なルールがないとこのトーン&マナーがブレブレになることがありますので、注意してください。
4. 読みやすさに配慮した文章構成にすること
スマートフォンでの閲覧を考慮し1行の長さを15から20字程度に抑え、こまめに改行を入れることで読みやすさを意識してください。
空白行を効果的に利用することで、文章にリズムが生まれ、読みやすさが向上します。
改行がうまくできない場合はアプリのメモ帳や改行くんを使って空白行を作成することができます。
5. 分かりやすく魅力的な表現にすること
漢字の多用は避けて、ひらがなを多く使うことで、柔らかく親しみやすい印象を与えられます。
漢字の利用は全体の3割程度を目安とし、難しい漢字や普段使い慣れていない漢字はひらがなで表記するようにしましょう。
読めない漢字が出てきた場合は、ユーザーはすぐにストレスを感じ離脱してしまいます。
小学生の低学年でも理解できるような文章を心がけると良いでしょう。
ただし、あなたが求めているユーザー層によっては専門用語をバンバン使っていい場合もあります。
特定の業界の人だけに刺さって集客できればいいという場合は必ずしも分かりやすい言葉を使う必要はありません。
重要な考え方としてはあなたがインスタグラムを通じて、どんなユーザーを集客したいのか?どんなユーザーを集客してそのユーザーにどんな行動をとってもらいたいのか?サービスを申し込むだったり、問い合わせを増やすだったり、商品を購入してもらうなど。
しっかりとゴールを見据えて、どんなユーザーにあなたの言葉を刺しに行くのか?ということを考えれば自ずと、どんな表現を使えばいいのかっていうのが見えてくると思います。
6. 効果的なハッシュタグ戦略
ハッシュタグについては下記の記事で詳しく解説していますのでご覧ください。
フォロワーが1000人未満の方はハッシュタグ戦略は非常に重要なので必ず一度は目を通すようにしてください。
フォロワーが1000人以上の場合はハッシュタグはそこまで神経質にならなくてもいいので1から5のどれかを自分のキャプションに落とし込みましょう。
インスタグラムのキャプションまとめ
キャプションについては人によってはあまり重要ではないと言って、ないがしろにしてもいいという方がいますが、滞在時間を延ばす上ではこのキャプションもしっかりと書き込むことで他者との差別化が可能になるので、しっかりと作成するようにしましょう。
読まない人もいますが必ず一定数は読む人もいるので、その一定数を取りこばさないようにするための小さな施策ではありますがとても重要です。
キャプションに関して分析する方法はないですがユーザーからのエンゲージメント率が高かったフィード投稿やリール動画のキャプションの特徴を把握することで、効果的な書き方のポイントや改善点を見つけることは可能です。
この記事のまとめ
1. キャプションの目的
キャプションの主な目的は、ユーザーの滞在時間を伸ばすことです。 ユーザーがキャプションを読むことで、あなたのアカウントに滞在する時間が長くなり、Instagram側から優遇されやすくなります。 また、他者との差別化を図る上でも重要です。
2. 効果的なキャプション作成のポイント
- ユーザーを引き込む導入文: キャプションの冒頭部分は、ユーザーの注意を引き、続きを読みたいと思わせるために非常に重要です。
- 疑問形で問いかけることで、ユーザーの思考を促し、コメントを誘発することができます。 例:「週末は何をして過ごしましたか?」
- 魅力的なフレーズ (新商品情報、キャンペーン情報など) を使うことで、ユーザーの興味関心を惹きつけられます。 例:「秋の新作が登場!」
- 投稿の要点を示すことで、ユーザーが求める情報を見つけやすくすることができます。 例:カフェの紹介動画で、キャプションに住所や電話番号を記載する。
- ストーリー性: ストーリーを語るような構成にすることで、ユーザーの心を惹きつけ、記憶に残るキャプションを作成できます。
- 商品紹介の場合、「問題定義→解決策の提示→商品のメリットの説明→行動喚起 (CTA)」という流れでストーリーを展開するのが効果的です。
- トーン&マナー: ブランドイメージやターゲットユーザーに合わせたトーン&マナーを設定することで、ユーザーに共感を与え、親近感を高めることができます。
- トーンは、文章から感じられる雰囲気や口調のことです。 例:親しみやすい口調、フォーマルな口調、ユーモラスな口調
- マナーは、言葉遣いや表現方法のことです。 例:丁寧語、タメ口、専門用語の使用
- トーン&マナーを設定する手順は以下の通りです。
- ターゲットユーザーの分析 (年齢層、性別、興味関心など)
- ブランドイメージの明確化
- 言葉遣い・表現方法の決定
- 読みやすさ: スマートフォンでの閲覧を考慮し、読みやすい文章構成にすることが重要です。
- 1行の長さを15〜20字程度に抑え、こまめに改行を入れる
- 空白行を効果的に利用する
- 分かりやすさ: 漢字の多用は避け、ひらがなを多く使うことで、柔らかく親しみやすい印象を与えられます。
- 難しい漢字や普段使い慣れていない漢字は、ひらがなで表記する
- 小学生でも理解できるような文章を心がける
- ただし、ターゲットユーザーによっては専門用語を用いる方が効果的な場合もあります。
- ハッシュタグ: フォロワーが1000人未満の場合は、ハッシュタグ戦略が重要です。 適切なハッシュタグを使用することで、より多くのユーザーにあなたの投稿を見てもらうことができます。
3. キャプションのルール
- 文字数制限:最大2200文字
- ハッシュタグ制限:最大30個
- リンク:URLを記載してもリンクとしては機能しません。 ストーリーズやプロフィールでリンクを貼りましょう。
4. キャプションの効果測定
キャプション単体での効果測定はできませんが、エンゲージメント率の高い投稿のキャプションの特徴を分析することで、効果的な書き方のポイントや改善点を見つけることができます。
キャプションは、ユーザーに情報を伝え、行動を促すための重要なツールです。 上記のポイントを踏まえ、効果的なキャプションを作成し、Instagramアカウントの成長に役立ててください。
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