どうも!あきです。
今回はGoogleの動画キャンペーンについて解説していきます。
近年、動画コンテンツは情報伝達における重要な役割を果たしており、その中でもYouTube広告、すなわちGoogleの動画キャンペーンは、視覚的な訴求力と詳細なターゲティング機能により、多くの企業にとって不可欠なマーケティングツールとなっています。
ですが、
「様々な設定項目などがあり詳しくは分からない!」
「YouTube広告には色々な種類があるみたいだけど、どれを選べばいいのか全くわからない?」
「費用はどのように決まるのか?」
「広告はどこに表示されるの?」
これらのお悩みにお答えするため、Google動画広告の基礎知識から、広告の種類と課金方式、配信場所、詳細なターゲティング方法、メリットとデメリット、そして実際の広告設定手順を画像付きで網羅的にこの記事で徹底解説していきます。
今回の内容もかなり濃く、気合を入れて作成した結果、総文字数はなんと14172文字となっています。
いつも通り一番下にAIまとめを用意しているので、時間がない方は一番下だけでもご覧ください。
それでは、見ていきましょう。
Google広告の動画キャンペーンとは?
Googleの動画キャンペーンとは、YouTubeやウェブ上で動画広告を配信するキャンペーンです。
一般的に「YouTube広告」とも呼ばれています。
最大の特徴は動画形式でユーザーに情報を届けるので、視覚的に視聴者の興味関心を引き付け、圧倒的な情報量で商品やサービスへ誘導する役割を果たせることです。
もっと簡単に分かりやすく例えるなら、テレビCMの進化版と言えます。

余談ですが、マス広告と呼ばれるテレビCMの広告費をインターネット広告が上回ったニュースが2021年にありました。
つまり、今やYouTube広告などのインターネット広告の方が重要で、どっちがマスメディア?なんだっけという状況が生まれています。
それもそのはずで、従来のテレビCMは、特定の番組の視聴者全体に向けて同じ広告を流しますが、Google広告の動画キャンペーンでは、細かく、効果的にターゲットに合った広告を届けることができます。
もう少し詳しく、この動画キャンペーンが使われる主な目的を見ていきましょう。
・短期間での認知拡大
動画コンテンツを通じて、多くの人々に広告主の存在を知らせ、認知度を高めます。圧倒的な利用者数で広範囲なリーチ力を活用し、短期間で多くのユーザーに情報を届け、記憶に残りやすくできます。
・購入や問い合わせに繋がりやすくなる
視聴者の関心を引き付け、商品やサービスに対する興味を喚起し、直接的な行動(購入や問い合わせなど)を促します。ターゲティング機能を活用することで、より自社の商品やサービスのターゲットに近い層に配信できるため、コンバージョンに繋がりやすくなります。
・他社商品と比較検討してもらいやすくなる
商品の特徴や利点を明確に伝え、競合他社の商品との差別化を図り、視聴者に比較検討してもらいやすくします。動画によって、商品の解決策を提示し、理解を深めることで、比較検討を促します。



テレビCMの話が出たので、もう少し話すとYouTube広告の目的は刺しにいくクリエイティブなのに対して、テレビCMは認知を取ったり、商品やサービスを思い出してもらう役割があります。なので、単純に同じ動画だからと言っても双方には違う役割があります。
Google動画広告の課金方式と費用
1、視聴課金→広告が一定時間以上視聴された場合や、広告がクリックされた場合に費用が発生します。
視聴課金はさらに以下の3種類に細分化されます。
・スキップ可能なインストリーム広告:通常、動画広告が30秒以上視聴された場合、または30秒未満でも広告がクリックされると課金されます。再生開始から5秒後にスキップ可能になります。
・インフィード動画広告:ユーザーが広告をクリックして視聴を開始した場合、または動画が10秒以上自動再生された場合に費用が発生します。
・アウトストリーム広告:動画広告が2秒以上再生されると費用が発生します。
2、インプレッション課金→広告が表示された回数に応じて費用が発生します。
インプレッション課金はさらに以下の3種類に細分化されます。
・スキップ不可のインストリーム広告:スキップできない広告のため、広告が表示されるごとに費用が発生します。
・バンパー広告:6秒以内の短い広告でスキップできません。広告が表示されるごとに費用が発生します。
・マストヘッド広告:YouTubeのトップページに表示される特別な広告枠で、インプレッション単価(CPM)に基づいて料金が請求されます。
3、コンバージョン課金→Google動画広告において、特定の成果(コンバージョン)が発生した場合にのみ費用が発生する課金方式です。(例:商品の購入、問い合わせ、ウェブサイトへの登録など)がユーザーによって完了した場合に、費用が計上されます。
広告主はこの3種類の中から好きなところを選んで広告を出稿することができます。
個人的には視聴課金型のスキップ可能なインストリーム広告だけやってれば十分だと思います。
この広告は30秒未満なら広告費がかからないので、費用対効果が非常に良いです。
30秒以上見るということは広告自体に興味を持っている可能性が非常に高く、最初の5秒が大事と言われている中30秒も見るということは最後まで広告を閲覧してくれる可能性が非常に高いからです。
まずはコピーライティングでいう「見ない壁•信じない壁・行動しない壁」の見ない壁を突破する可能性が非常に高い広告手段なので、かなりオススメです。
その先の壁に関してはクリエイティブの出来次第なので、広告としては見ない壁を突破してくれるだけでいいと私は考えています。
もちろん、広告の目的によっては絶対にスキップできないような広告が合っている商材なんかもあります!
例えば、車系とかですね。
まずは、動画広告でしっかりとコンバージョン(成約数)を狙うのであれば、スキップ可能なインストリーム広告から始めるといいでしょうというのが私の結論です。
一つ情報を付け加えるとインストリーム広告は色々な人のYouTubeチャンネルで広告が配信されますが、インフィード広告については自分のYouTubeアカウントで広告が流れます。
なので、広告で商品やサービスを宣伝しつつ、自身のYouTubeアカウントを伸ばしたい場合はインフィード広告の方がオススメです。
商品やサービスを宣伝しないで、単純に広告を使ってアカウント伸ばしたい場合はインフィード広告一択となるでしょう。
これらの設定の仕方も、設定編で詳しく説明しています。
入札単価と予算について
広告主は、それぞれの課金方式に対して入札単価を設定できます。
また、キャンペーン予算を設定することで、広告費用が予算上限を超えるのを防ぐことができます。
なので、設定額を超えて請求が来ることはないので、安心してください。
後で詳しく紹介しますが、Google広告のリーチプランナーを使用すると、YouTube広告にかかる費用をシミュレーションできます。
予算や費用に関しては正直、広告の種類、課金形態、配信期間などが違うので、千差萬別です。
ただし、YouTube公式が言っている1日の予算の目安は1,000~5,000円程度です。
一般的には月の予算で10〜30万くらいは用意しておきたいところです。
その理由に、効果を検証するのに少なくとも1万回程度は広告動画が再生されてほしいと考えると、最低でも10万年程度は予算が必要となります。
Google動画広告の掲載順位の決まり方
・入札単価
広告主が設定した入札単価は、広告が表示される可能性に影響を与えます。より高い入札単価を設定することで、広告が表示される機会が増えるとされています。なぜなら、ライバルとの相対評価で決まるからです。
・広告の品質
広告の品質は、広告のクリック率や視聴率、関連性などによって評価されます。品質の高い広告は、より低い単価でも有利な掲載順位を獲得できる可能性があります。
・広告の関連性
広告とユーザーの検索語句(もしあれば)、視聴しているコンテンツ、興味関心、属性などの関連性が高いほど、広告が表示されやすくなります。ターゲティング設定を最適化することで、関連性の高いユーザーに広告を配信し、結果的に広告の表示機会やエンゲージメントを高めることができます。
・オークションの競争率
同じターゲットを狙っている他の広告主との競争率も、掲載順位に影響を与えます。競争が激しいキーワードでは、より高い入札単価や品質が求められます。
Google動画広告が配信できる場所
1、YouTube
これは普段からYouTubeを見ている人なら何となくどんな感じで広告が表示されているのか?理解できるかと思います。普段あまり見てない方のために、詳しく説明するとYouTubeの以下の場所に掲載されます。
・動画再生ページ
動画を視聴する際に、動画の再生前、再生中、再生後に広告が表示されます。
これには、スキップ可能なインストリーム広告(5秒後にスキップ可能)
スキップ不可のインストリーム広告(最大15秒)
バンパー広告(6秒以下のスキップ不可の短い広告)などが含まれます。
・YouTubeトップページ
YouTubeの一番上にマストヘッド広告(検索窓の下の一番大きい箇所)として、音声なしで自動再生される動画広告が表示されます。
・検索結果と関連動画の横
ユーザーがYouTubeで検索した際の検索結果や、視聴している動画の関連動画の横に、インフィード動画広告が表示されます。
インフィード動画広告は、サムネイル画像とテキストで構成されており、ユーザーがクリックすると動画が再生されます。
・YouTubeショート
縦型の短い動画コンテンツであるYouTubeショートのフィード内にも、動画広告が配信されます。
YouTubeショート広告は、通常のオーガニック動画と同じフォーマットで表示されるため、ユーザー体験を損ないにくいという特徴があります。
ここまでがYouTubeの中でどこに広告が掲載されるか?を紹介しました。
でも実はYouTube以外にも、この動画広告が掲載される箇所があります。
1、Google動画パートナー(GVP)
Google動画パートナー(GVP)は、Google広告と連携している200万以上のウェブサイトやアプリケーションのことを指します。なので、YouTubeだけでなく、このGoogle動画パートナーのネットワークにも配信可能です。
・Google広告と連携している200万以上のウェブサイトやアプリケーションに動画が配信されます。
・YouTube以外のGoogleディスプレイネットワーク(GDN)上のウェブサイトやアプリに動画広告を掲載できます。
・GVPには、YouTube以外の質の高い企業のサイトやアプリケーションが含まれます。
Googleディスプレイ広告(GDN)とGoogle動画パートナー(GVP)の違い
この二つは非常に似ていますが、別物です。
GDNはより広範囲なディスプレイ広告(画像や動画を含む)配信を可能にする一方、GVPは動画広告に特化したネットワークであり、それぞれ異なる強みを持っています。広告主の目的や対象オーディエンスに応じて、適切なネットワークを選択することが重要です。
動画広告のキャンペーンの中で、このGVPへの配信を選ぶことができる設定があるので、安心してください。
個人的にはGVPは必要ないと思っています。
なぜなら、Googleディスプレイ広告(GDN)でも動画広告を回すことはできるので、無理してこの動画広告キャンペーンで回して管理を複雑にする必要はないと思います。
あくまでもこのキャンペーンは個人的にはYouTube広告として使うのがベターだと思います。
どうしても回すのであれば、キャンペーンを二つ作って切り分けて運用すると良いでしょう。
Googleディスプレイ広告(GDN)に興味がある方はこちらをご覧ください。


Google動画広告のターゲティング
Google動画広告のターゲティングについては二つの軸があると考えています。
一つ目が、見る人をセグメントするオーディエンスターゲティング
二つ目が、広告を表示する場所に関するターゲティング(プレイスターゲティング)
の2軸があります。
簡単に言えば、見てもらう人と掲載する場所を決めましょう!ということです。
この二つの組み合わせを上手に設定することで、あなたの商品やサービスを適切なお客様へ宣伝できます。
では、順番に見ていきましょう。
もう一度言いますが、これは広告を見る可能性の高いユーザーの属性に基づいてターゲティングする方法です。
※これらを全て設定する必要はありません!
以下のような項目を設定することで、オーディエンスを絞り込むことができます。
・年齢、性別→ユーザーの基本的な属性に基づいてターゲットを設定できます。
・地域→特定の地域に住むユーザーをターゲットにできます。
・ライフステージ→結婚、出産、転職など、ユーザーの人生における重要な出来事に基づいてターゲットを設定できます。
・興味や関心→ユーザーが関心を持っている可能性のある分野(例:スポーツ、音楽、テクノロジーなど)に基づいてターゲットを設定できます。複数の興味/関心カテゴリの中からトピックを選ぶことも可能です。
・習慣→ユーザーの日常的な行動や習慣に基づいてターゲットを設定できます。
・検索している情報→ユーザーがGoogleで検索しているキーワードに基づいてターゲットを設定できます。
・オーディエンス→特定の興味や関心、意図、ユーザー属性を持つとGoogleが推定したユーザーのグループ(オーディエンス)を選択できます。例えば、「マラソン愛好家」のように、より具体的なターゲット設定が可能です。
・ユーザーリスト→過去に自社のウェブサイトを訪問したユーザーや、顧客データに基づいて作成したリストなどを活用して、リマーケティングを行うことができます。
もう一度言いますが、これは広告を掲載する場所を絞って見てもらいたい人へ向けてターゲティングする方法です。
※これらを全て設定する必要はありません!
以下のような項目を設定することで、掲載場所を絞り込むことができます。
・キーワード→設定したキーワードに関連性の高いYouTube動画、YouTubeチャンネル、ユーザーが関心を持ちそうなウェブサイトに動画広告を表示できます。
・トピック→特定のテーマ(例:自動車、旅行など)に関するコンテンツに広告を表示できます。
・プレースメント→GoogleディスプレイネットワークまたはYouTube上の特定の場所(YouTube動画、チャンネル、ウェブサイト、アプリなど)を広告掲載先として指定できます。YouTube動画再生ページ、自社のチャンネルページ、Google動画パートナー(GVP)のサイトやアプリケーションなどを選択できます。
Google動画広告のメリットとデメリット
メリット
・短期間での認知拡大ができる
・購入や問い合わせに繋がりやすくなる
・他社商品と比較検討してもらいやすくなる
・多様な広告フォーマットがある
・詳細なターゲティングができる
・費用をコントロールできる
・効果測定と改善ができる
デメリット
・ユーザーに不快感を与える可能性がある
・費用を多くかけないといけない場合もある
・継続的な分析と改善が必要
・広告審査に落ちる可能性がる
・スキップされる可能性がある
・動画作成の手間がかかる
Google動画広告の設定方法(画像付き)
キャンペーンの作成


キャンペーンタイプを選択し、下にスクロールします。
キャンペーンのサブタイプの選択


1、動画再生回数
動画再生回数は、主に認知度向上を目的とした場合に使います。具体的に言うと「視聴回数を増やす」や「効率的なリーチを増やした時に有効です。より多くのユーザーに動画広告を視聴してもらい、商品やブランドの認知度を向上させたい場合はこの設定を選んでも良いでしょう。私のおすすめはこれです!
2、効率的なリーチ
この効率的なリーチの特徴は、できるだけ多くの異なるユーザー(ユニークユーザー)に広告を届け、ブランドを知ってもらうことです。簡単に言えば、新規に向けて最適化されたターゲット配信がされる設定です。
3、フリークエンシー目標設定
この設定は同じユーザーに対して広告が表示される回数を制限する機能です。フリークエンシー(Frequency)とは、特定の期間内に特定のユーザーが広告に接触した回数を表す指標です。広告主は週4回までフリークエンシーを設定できます。つまり、一人のユーザーに対して週4回まで同じ広告を見せることができると言うことです。
4、スキップ不可でのリーチ
動画広告のスキップボタンがない設定で配信します。なので、動画広告を最初から最後まで見てもらいたい場合に有効です。
5、コンバージョンの促進
コンバージョンの促進は、購入、問い合わせ、登録などの具体的な行動(コンバージョン)を促すことを主な目的としています。なので、明確なコンバージョンポイントが存在する場合はこちらを設定してもいいでしょう。ただし、この設定は過去のコンバージョン実績がある程度蓄積されている場合に有効なので、過去データがない場合は効果を発揮しにくい可能性があります。
6、広告シーケンス
広告シーケンスは、ユーザーに対して特定の順序で動画広告を配信する機能です。これは、ストーリーテリングを活用したり、段階的にメッセージを伝えたりすることで、広告の効果を高めることを目的としています。
広告主は、複数の動画広告を特定の順序でユーザーに配信するように設定できます。
最初の広告でユーザーの注意を引きつけ、次の広告でより詳細な情報を提供したり、行動を促したりするなど、段階的なコミュニケーションが可能な設定です。
7、オーディオ
オーディオ広告は、主にYouTubeを聞くユーザーラジオ感覚で楽しんでいる人を対象とした音声ベースの広告です。
音声がメインとなる広告ですが、通常は静止画やシンプルなアニメーションなどのビジュアル要素も伴います。
この中からあなたの商品、サービス、広告を回す目的(KPI)に合う設定を選びましょう。
今回は1番の「動画再生回数」で話を進めます。
「動画再生回数」を選択して続行を押します。
マルチフォーマット広告


マルチフォーマット広告とは、1つの広告グループで複数のフォーマットの広告を表示させることができる機能です。
簡単に言えば、どのスタイルで動画広告を出しますか?と聞いているのです。
・スキップ可能なインストリーム広告
・インフィード広告
・YouTubeショート広告
これらについては上で既に解説しているので、ここでは詳しい説明は割愛します。
この中から自分が発信したい広告フォーマットを選びます。
一つでも複数でも選択可能です。
入札戦略


入札戦略とは、広告のオークションにおける、入札価格の決め方のことを指します。
選択するキャンペーンのサブタイプによって、選べる入札戦略も変わりますので、入札戦略から逆算してどのタイプの広告を出すかを決めてもいいでしょう。
今回選択した「動画再生回数」タイプの広告では「目標広告視聴単価」で固定されているので、このまんま進みます。
予算と日程


キャンペーン合計を押すとプルダウンでもう一つの選択しが現れます。


・日別とは→1日の平均予算額を指定する設定です。1日の予算を超えて配信される場合もありますが、最終的な支払い額が増えることはなく、ちゃんと調整されます。この設定を選ぶメリットは広告の予算状況を日ごとに分析することができる点です。
・キャンペーンの合計とは→キャンペーンの合計予算は、その実施期間中に生じた総費用を表します。合計予算を定めるには、終了日を指定する必要があります。
特にこだわりがないのであれば、日別を選べば問題ありません。
・開始日と終了日
開始日と終了日については、いつからいつまで広告を配信するかを選択できます。
ネットワーク


ネットワークとは簡単に言えば、Google広告の動画広告が配信される場所のことを指します。
どの場所にあなたの広告を表示しますか?と言うことですね。
一つ注意点として、Googleパートナーへのチェックは基本的に外しましょう。
なぜなら、Googleディスプレイ広告の動画が掲載される場所全てに広告が表示されます。
リーチが広がる反面、費用が高額になります。
地域と言語


・地域
地域は特に説明は不要かと思います。
どのエリアに広告を出すか決めるということです。
・言語
広告の言語を指定します。日本国内向けであれば「日本語」を設定します。広告を見る人が使う言語を設定しましょう。
関連動画


関連動画とは、メインの広告の動画の下に関連する動画をアップすることができる機能です。
関連動画を設定することで、メイン動画だけでなく関連動画も視聴可能になり、お客様はあなたの商品やサービスをより深く理解してくれます。
注意点もあります。
・関連動画が必ず広告に表示されるとは限りません。
・関連動画を作る工数がかかります。
・動画は2~5個まで設定が可能です。ただし、同じ動画を複数個設定することはできません。なので1個での登録はできません。
こんな使い方はNG→メイン動画からストーリー形式で次の1本(関連動画)へみたいな導線が組めないと言うことです。
使い方としては、例えばアパレルブランドをやっていて、ブランド紹介の広告動画(メイン)を作り、カバンの商品紹介の動画(関連動画)と洋服の商品紹介動画(関連動画)みたいな感じで関連動画を2個以上作成します。
このように表示されても、されなくても、どの関連動画が表示されてもいい感じの組み合わせになるように設計しましょう。



ここは特に設定しなくても大丈夫です!概念だけは理解しておきましょう。
商品フィード


商品フィードについては以下の記事で詳しく説明しています。


商品フィードとは、簡単に言えば商品情報をまとめたデータファイルのことです。
この商品フィードを使うことで、広告上にあなたの商品をアップすることができます。
その他の設定


・デバイス
デバイスでは、パソコン、モバイル、タブレット、TV、ios、アンドロイド、などなど。どのデバイスに広告を表示するかを細かく指定できます。テレビとパソコンだけ!とかモバイルでiosユーザーにだけ!とか細く指定できます。
・フリークエンシーキャップ
フリークエンシーとは、一定の期間に1人のユーザーが広告を見た、最小回数を示す単語です。
Google広告のフリークエンシーキャップを設定することで、同じユーザーに広告を表示する回数に上限を設けることができます。
・広告のスケジュール
広告のスケジュールは広告を表示する曜日や時間帯を指定することができます。
・第三者による測定
この機能は使ったことがないのですが、第三者機関がGoogle広告の広告効果を測定することと書いてあります。
ちょっとこれに関してはごめんなさい!イマイチ分からないです。
広告グループの作成


管理しやすい広告グループ名を入力します。
・オーディエンス
Google広告の動画キャンペーンでは、詳細なオーディエンス設定が可能です。
詳しいことは、Google動画広告のターゲティングんで全てお話ししたので、ここでは割愛します。
そこで説明した内容がこのオーディエンスで設定できます。


コンテンツ


キーワード


このキーワードは特定のコンテンツに関連するキーワードを設定することで、広告の表示場所を絞り込むことができます。
例えば、あなたがネコ用のエサを販売する場合、猫を飼っている人に広告を見てもらいたいですよね。
犬を飼っている人に広告を見てもらっても購入されません。
そんな時にこのキーワード選定であなたの商品やサービスに関連のあるキーワードを設定しておくことで、それらのキーワードであなたの広告が表示されます。
ここはできるだけ多くユーザーがどんなキーワードを使って買い物するか?どんな状況にいるのか?などユーザー心理を想像して可能な限りたくさん書きましょう。
既にお客さんがいる場合はアンケートなどをとって直接お客さんに聞いてみるのもアリですね。
ユーザー心理を想像することができない人は以下の記事をご覧ください。


また、画像の右側は競合のサイトや自社サイトのURLを貼り付けることでGoogleが勝手に関連性のあるキーワードを抽出してくれる便利な機能もあります。
余計なキーワードも結構拾うので、必ず目視で確認して、不要なキーワードは削除してください。
トピック


先程紹介したのは自分でキーワードを選んでお客様を絞る方法でしたが、今回はGoogleの方で既に様々なジャンルのトピックを用意してくれているので、この中から自分の商品やサービスに合うものを選択していく方法になります。
このトピックは複数個、選択することができるので、たくさん設定すれば狭くターゲティングすることができます。
また、キーワードとも併用できるので、大枠はトピックでターゲティングして、細かく表示場所を指定する場合には、キーワードを使うと言うような設定も可能です。
プレースメント


プレースメントとは、広告を表示したい特定の場所を広告主が手動で指定するターゲティング方法です。
これを設定することで、広告がどこに表示されるかをコントロールすることができます。
例えば、フィットネスジムの広告を流したい場合、プレースメントとして、人気のあるフィットネス系YouTuberのチャンネルや、健康やダイエットに関する情報サイトを指定します。
そうすることで、健康や運動に関心のあるユーザーに効率的に広告を配信できます。
あなたの商品やサービスに関連する人気のYouTuberや競合ウェブサイトをベンチマークしておくことで、スムーズにプレースメントすることができます。
動画広告を作成する


ここで広告に使う動画を選択します。
事前にYouTubeにアップロードしておいた動画のURLを貼り付けるか、検索して選択します。
直接、動画をここにアップすることはできません。必ずYouTubeに動画を格納する必要があります。
注意点として、動画広告を配信するためにYouTubeにアップする場合は一般公開または限定公開にして動画をアップしましょう。
非公開設定になっている動画に関しては広告で使用することはできません。
自分のチャンネルに広告素材があるのが嫌な場合は限定公開にしておきましょう。
入札単価


入札単価は「目標CPA × 想定コンバージョン率」で求めることができます。
例えば、商品を1つ売るための目標CPAが1,000円、コンバージョン率が10%だとすると、入札単価は「1,000円 × 10% = 100円」となります。
ただし、入札単価が低すぎると広告が表示されないので、注意が必要です。
入札単価が低くなり過ぎていないかは?広告のステータス列で確認できます。
以上で設定は完了です。
YouTube広告の費用目安とシミュレーション (リーチプランナー)


リーチプランナーとは、Google広告の管理画面内で利用できるツールで、YouTube広告キャンペーンの計画段階において、広告のリーチやフリークエンシー、必要な予算などを事前に見積もるために使用するツールです。
リーチプランナーを使うことで把握できる内容について
・設定したターゲットに対して、どの程度のユニークユーザー(訪問者数)にリーチできるかの見積もることができます。ターゲットとするオーディエンスによってCPM(広告表示回数1,000回あたりの費用)が異なるため、設定した予算でリーチできるユーザー数を事前に把握できます。
・平均してどのくらいのフリークエンシー(同一ユーザーへの広告表示回数)が発生するかの見積もりが可能です。 広告は一定数以上の接触が効果的である一方で、同じ広告が何度も表示されれば不快に感じられる可能性があるため、適切なフリークエンシーを計画する上で役立ちます。
リーチプランナーを使うことで、希望するリーチを得るために必要な予算やユーザーあたりのフリークエンシーなどをあらかじめ想定することが可能になります。
Google動画広告の効果を最大化するポイント
・明確な目的を設定する
どのキャンペーンでも言えることですが、どんな目的を達したいのか?を明確にすることが重要です。目的によって最適な広告の種類や内容、ターゲティングが変わってきますので、一番最初に決めましょう。
・ターゲットを絞る
テレビ広告と違ってYouTube広告はかなり精度の高いターゲティングが可能なので、オーディエンスをしっかり定義し、絞りましょう。もちろん、広告の目的のよっては絞ることが正解じゃない場合もあります。例えば、認知を多くの人から取りたい場合などです。目的によって絞るかは検討してください。
・適切な広告フォーマットを選択する
今回の記事であなたも適切な広告フォーマットを選択できるような知識を習得できたと思います。目的から逆算して、適切な設定と広告フォーマットを使ってください。
・魅力的な動画クリエイティブを作成する
いくらターゲット設定や広告設定が完璧だったとしても、結局動画コンテンツ(クリエイティブ)が最終的な成果に大きな影響を及ぼします。なので、しっかりと台本を設計しましょう。
今回は詳しく台本構成などは話しませんでしたが、今後記事や動画にして公開していく予定です。
・効果測定と改善を継続的に行う
広告配信後は、視聴データ、再生回数、クリック率、視聴完了率、エンゲージメント、コンバージョンなどの指標を分析し、効果検証を行いましょう。離脱が多い箇所があれば動画の内容を見直すなど、PDCAサイクルを回しながら広告を改善していくことが重要です。
まとめ
Google動画広告(YouTube広告)とは?
- YouTubeやウェブ上で動画広告を配信するキャンペーンのことです。一般的に「YouTube広告」とも呼ばれます。
- 動画形式で視覚的にユーザーの興味を引きつけ、多くの情報を届け、商品やサービスへ誘導できます。
- 従来のテレビCMの進化版と言えます。
なぜ重要なのか?
- 2021年にインターネット広告費がテレビCMなどのマス広告費を上回りました。
- テレビCMとは異なり、ターゲットに合った広告を細かく効果的に届けることができます。
主な目的
- 短期間での認知拡大:多くの人に広告主の存在を知らせ、記憶に残りやすくします。
- 購入や問い合わせに繋がりやすくする:興味を喚起し、直接的な行動を促します。
- 他社商品と比較検討してもらいやすくする:商品の特徴や利点を明確に伝え、理解を深めます。
- テレビCMは認知や想起を目的とするのに対し、YouTube広告はより直接的な効果を狙います。
課金方式と費用
- 視聴課金:一定時間以上視聴、またはクリックで費用発生。
- スキップ可能インストリーム広告:30秒以上視聴またはクリック。30秒未満は無料。
- インフィード動画広告:クリックまたは10秒以上自動再生。
- アウトストリーム広告:2秒以上再生。
- インプレッション課金:表示回数に応じて費用発生。
- スキップ不可インストリーム広告:表示ごとに費用発生。
- バンパー広告:6秒以内、スキップ不可。表示ごとに費用発生。
- マストヘッド広告:YouTubeトップページ、CPMで課金。
- コンバージョン課金:設定した成果(購入、問い合わせなど)達成で費用発生。
- 個人的にはスキップ可能なインストリーム広告が推奨されています。
- 1日の予算目安は1,000~5,000円程度。月の予算は10~30万円程度が一般的。
- リーチプランナーで費用をシミュレーションできます。
掲載順位の決まり方
- 入札単価。
- 広告の品質(クリック率、視聴率、関連性)。
- 広告の関連性(検索語句、コンテンツ、興味関心、属性との関連性)。
- オークションの競争率。
配信場所
- YouTube。
- 動画再生ページ(再生前、再生中、再生後)。
- YouTubeトップページ(マストヘッド広告)。
- 検索結果と関連動画の横(インフィード動画広告)。
- YouTubeショート。
- Google動画パートナー(GVP):Google広告と連携する200万以上のウェブサイトやアプリ。個人的にはYouTube広告として利用するのが推奨されています。
ターゲティング
- オーディエンスターゲティング(見る人をセグメント)。
- 年齢、性別、地域。
- ライフステージ。
- 興味や関心、習慣。
- 検索している情報。
- オーディエンス(特定の属性を持つユーザーグループ)。
- ユーザーリスト(リマーケティングなど)。
- プレイスターゲティング(広告を表示する場所を絞る)。
- キーワード。
- トピック。
- プレースメント(特定のYouTubeチャンネル、動画、ウェブサイトなど)。
メリット
- 短期間での認知拡大。
- 購入や問い合わせに繋がりやすい。
- 他社商品と比較検討してもらいやすい。
- 多様な広告フォーマット。
- 詳細なターゲティング。
- 費用をコントロールできる。
- 効果測定と改善ができる。
デメリット
- ユーザーに不快感を与える可能性。
- 費用が多くかかる場合もある。
- 継続的な分析と改善が必要。
- 広告審査に落ちる可能性。
- スキップされる可能性。
- 動画作成の手間がかかる。
広告設定の主な流れ
- キャンペーンの作成、キャンペーンタイプの選択。
- キャンペーンのサブタイプの選択(動画再生回数がおすすめ)。
- マルチフォーマット広告の選択(スキップ可能インストリーム広告、インフィード広告、YouTubeショート広告など)。
- 入札戦略の設定(「動画再生回数」の場合は「目標広告視聴単価」で固定)。
- 予算と日程の設定(日別または合計)。
- ネットワークの設定(Googleパートナーは基本的に外す)。
- 地域と言語の設定。
- 関連動画の設定(任意)。
- 商品フィードの設定(任意)。
- その他の設定(デバイス、フリークエンシーキャップ、広告のスケジュールなど)。
- 広告グループの作成(オーディエンス、キーワード、トピック、プレースメントの設定)。
- 動画広告の作成(YouTubeにアップロードした動画のURLを使用)。
- 入札単価の設定。
効果を最大化するポイント
- 明確な目的を設定する。
- ターゲットを絞る。
- 適切な広告フォーマットを選択する。
- 魅力的な動画クリエイティブを作成する。
- 効果測定と改善を継続的に行う。
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