このページでわかること
こんにちは、あきです。
第16回で、広告文の評価に「サイトリンクが6個以上あるか」が効くと書きました。この回は、そのサイトリンクを含む「アセット」を作ります。広告文の下に並ぶ、リンクや短い文や画像のことです。
先に、この回の核になる実測を出します。
検索広告を配信中のアカウント6口で、直近30日にどのアセットが表示されていたかを数えました。

| アセットの種類 | 表示があった口 |
|---|---|
| サイトリンク | 6口中5口 |
| コールアウト | 6口中3口 |
| 構造化スニペット | 6口中3口 |
| ビジネスの名前とロゴ | 6口中3口 |
| 画像 | 6口中2口 |
| 電話番号 | 6口中1口 |
そして、1口はどのアセットも1回も表示されていませんでした。広告は配信されているのに、広告文だけで出ている状態です。
プロが運用していても、アセットは後回しになりやすいということです。費用はかからず、入れるだけで広告の面積が広がります。入れない理由はほとんどありません。
この回のゴールは3つです。
- アセットの種類と、それぞれの文字数や条件が分かる
- サイトリンク、コールアウト、構造化スニペット、画像の4つを作れる
- 自動で作られるアセットと、表示されない理由が分かる
所要時間は45分です。
この回で使う「アセット登録チェックシート」を、私のLINEで配布しています。4つの基本アセットの文字数と本数を書き込める表と、自動で作られるアセットの確認欄を入れました。
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1. アセットとは何か
広告文に追加で表示される情報のことです。

公式にはこう書かれています。
「アセットは、広告を構成するコンテンツで」
出典 Google広告ヘルプ「アセットについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/7331111?hl=ja 2026年9月14日確認)。
「広告表示オプション」と同じもの
以前は「広告表示オプション」と呼ばれていました。検索すると、今でもこの名前で書かれた記事がたくさん出てきます。中身は同じものです。
名前が変わった日付を示す公式の告知は、見つけられませんでした。ただ、公式ヘルプの住所アセットのページには、旧名称との対応が書かれています。
「旧「住所表示オプション」」「旧「アフィリエイト住所表示オプション」」
出典 Google広告ヘルプ「住所アセットについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/2404182?hl=ja 2026年9月14日確認)。

| 以前の呼び方 | いまの呼び方 |
|---|---|
| サイトリンク表示オプション | サイトリンク アセット |
| コールアウト表示オプション | コールアウト アセット |
| 構造化スニペット表示オプション | 構造化スニペット アセット |
| 電話番号表示オプション | 電話番号アセット |
| 住所表示オプション/アフィリエイト住所表示オプション | 住所アセット(1つに統合) |
管理画面のメニューも「アセット」です。古い記事にある「広告と広告表示オプション」というタブは、いまの画面にはありません。
費用はかからない
アセットを追加するだけでは、1円もかかりません。
「キャンペーンにアセットを追加しても費用はかかりません」(出典 Google広告ヘルプ answer/7331111)
クリックされたときに、広告のクリックと同じように課金されます。1回の表示でサイトリンクと見出しを続けて押されても、課金されるクリックは2回までです。
必ず表示されるわけではない
ここを知らないと「入れたのに出ない」で悩みます。
「広告に必ず表示されるとは限りません」(出典 同上)
公式が挙げている条件は3つです。
1. 広告ランク 2. 掲載順位(上のほうに出る広告ほどアセットが付きやすい) 3. ほかに有効になっているアセット
だから冒頭の実測で「表示がなかった」口が、登録していないとは限りません。登録していても、順位や広告ランクの条件で出ていないこともあります。
2. アセットの種類の地図
種類が多いので、先に全体を見ます。大きく2つに分かれます。

自分で作るアセット
| 種類 | 何が出るか | この回で扱う深さ |
|---|---|---|
| サイトリンク | 別のページへのリンク | 詳しく |
| コールアウト | 短い宣伝文 | 詳しく |
| 構造化スニペット | 見出しと値の一覧 | 詳しく |
| 画像 | 広告の横の画像 | 詳しく |
| 電話番号 | 電話をかけるボタン | 要点 |
| 住所 | 店舗の住所と地図 | 要点 |
| 価格 | 商品やプランの価格 | 要点 |
| プロモーション | セールや割引 | 要点 |
| リードフォーム | 広告の中の申し込みフォーム | 要点 |
| ビジネスの名前とロゴ | 広告主の名前とロゴ | 要点 |
| アプリ | アプリのダウンロード | 名前だけ |
| テキストの免責条項 | 注意書き | 名前だけ |
| メッセージ | メッセージを送るボタン(ベータ版) | 名前だけ |
自動で作られるアセット
アカウント単位で、Googleが自動で作って表示するものです。
| 種類 |
|---|
| 動的サイトリンク |
| 動的コールアウト |
| 動的構造化スニペット |
| 動的画像アセット |
| 自動生成住所アセット |
| ビジネス情報の動的アセット |
| 販売者評価 |
| サイトアクセス数 |
出典 Google広告ヘルプ「アカウント単位の自動生成アセットについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/7175034?hl=ja 2026年9月14日確認)。
自動のアセットの話は第9章でまとめます。
3. まずこれだけ
初めてなら、この4つを入れれば十分です。

| 順番 | 種類 | 最初に入れる数 |
|---|---|---|
| 1 | サイトリンク | 6個 |
| 2 | コールアウト | 4個 |
| 3 | 構造化スニペット | 1つ(値を4個) |
| 4 | 画像 | 4枚(条件を満たしていれば) |
公式も4種類以上を勧めています。
「アセットタイプは 4 つ以上追加することを検討してください」(出典 Google広告ヘルプ answer/7331111)
開く場所は、キャンペーンのメニューの「アセット」です。ここから「+」で種類を選んで追加します。
★どの単位に入れるかを先に決めてください。アカウント全体か、キャンペーンか、広告グループか。種類によって、上と下の単位の扱いが違うからです。第8章で表にしています。
迷ったら、キャンペーン単位に入れてください。アカウント単位だと、別の商品のキャンペーンにも同じリンクが出ます。広告グループ単位だと、管理する数が増えすぎます。
4. サイトリンク
広告の下に並ぶ、別のページへのリンクです。「料金」「事例」「よくある質問」のように、見出しの先にある別の入り口を見せます。

規定
| 項目 | 規定 |
|---|---|
| リンクテキスト | 半角25文字(全角12文字) |
| 説明文 | 2行。入力は任意だが強く推奨 |
| 表示に必要な数 | 2つ以上 |
| 1回に表示される数 | パソコンで最大6個、モバイルで最大8個 |
| 追加できる数 | 1つの単位あたり最大20個 |
出典 Google広告ヘルプ「サイトリンク アセットについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/2375416?hl=ja)、「アセットの推奨事項」(https://support.google.com/google-ads/answer/12073962?hl=ja)。いずれも2026年9月14日確認。
リンクテキストは日本語で12文字までです。「料金プランを見る」で8文字、「導入事例とお客様の声」で10文字です。
★1つしか入れていないと、表示されません。
「2 つ以上のサイトリンクが必要です」(出典 answer/2375416)
6個入れる
第16回で書いたとおり、サイトリンクを6個以上入れると広告文の評価が上がります。表示されるのもパソコンで最大6個です。だから最初から6個入れます。
6個の中身は、この順番で考えると埋まります。
| 本目 | 中身 | 例 |
|---|---|---|
| 1 | 料金 | 料金プラン |
| 2 | 事例 | 導入事例 |
| 3 | よくある質問 | よくある質問 |
| 4 | 申し込みや問い合わせ | 無料相談の申込み |
| 5 | 会社や人 | 担当者の紹介 |
| 6 | ほかの商品やサービス | 別のプラン |
この例は、講座の説明用に作った架空の文です。
説明文は入れる
説明文は入れなくても保存できます。ただ公式は強く勧めています。
「省略できますが、入力することを強くおすすめします」(出典 answer/2375416)
実測では、登録されていたサイトリンク316個のうち、説明文が入っていたのは184個(58.2%)でした。4割は説明文なしです。

説明文の文字数の上限は、確認した日本語の公式ヘルプのページには書かれていませんでした。入力するときは、管理画面の入力欄に出る残り文字数に合わせてください。
やってはいけない2つ
1. 同じリンクテキストを使い回さない 2. 広告の最終ページURLと違うドメインにリンクしない
出典 Google広告ポリシーヘルプ「サイトリンク アセットの要件」(https://support.google.com/adspolicy/answer/1054210?hl=ja 2026年9月14日確認)。
そして、6個のリンク先が全部トップページ、というのも避けます。審査で止まることがあるうえに、押した人が「さっきと同じページ」に着くだけになります。
5. コールアウト
リンクではない、短い宣伝文です。「相談無料」「土日も対応」「最短3日で開始」のように、広告文に入りきらなかった強みを並べます。

| 項目 | 規定 |
|---|---|
| 文字数 | 半角25文字(全角12文字) |
| 1回に表示される数 | 最大10個 |
出典 Google広告ヘルプ「コールアウト アセットについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/6079510?hl=ja 2026年9月14日確認)。
サイトリンクと同じ12文字ですが、使い方は違います。押されない前提で、読んだだけで伝わる言葉にします。
実測では、登録されていたコールアウト48個のうち、上限の半角25文字まで使っていたものは0個でした。いちばん多かったのは半角20〜24文字(全角10〜12文字)で20個(41.7%)です。
★第16回の見出しと同じことを書かないでください。見出しに「相談無料」があるのに、コールアウトにも「相談無料」を入れると、同じ言葉が2回並ぶだけです。見出しで言いきれなかった強みを、ここに回します。
6. 構造化スニペット
決まった見出しの下に、値を並べる形のアセットです。「サービス カタログ 広告運用、LP制作、計測設定」のように出ます。

ヘッダーは13種類から選ぶ
見出し(ヘッダー)は自由に書けません。決まった13種類から選びます。
| ヘッダー |
|---|
| 設備/ブランド/コース/学位プログラム/到着地/おすすめのホテル/保険の保障内容 |
| モデル/周辺地域/サービス カタログ/番組/スタイル/型 |
出典 Google広告ヘルプ「構造化スニペット アセットについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/6280012?hl=ja 2026年9月14日確認)。
サービス業なら「サービス カタログ」、商品を売っているなら「ブランド」か「型」か「スタイル」がほとんどです。
規定と注意
- 値は3つ以上入れます
- 1回に表示されるヘッダーは、パソコンで最大2つ、モバイルとタブレットで1つ
- モバイル向けには、値を全角6文字以内に短くし、ヘッダーごとに4個以上を勧めています(出典 answer/12073962)
- 値に「セール」「送料無料」のような宣伝文句は入れられません(出典 Google広告ポリシーヘルプ answer/6283300)
宣伝文句はコールアウトの役目です。構造化スニペットは「何を扱っているか」を並べる場所、と分けて考えてください。
7. 画像
検索広告の横に出る画像です。使えるかどうかに条件があります。

使える条件
| 条件 |
|---|
| アカウントを開設してから60日以上たっている |
| ポリシーを守ってきた実績がある |
| 有効なキャンペーンがある |
| 運用中のテキスト広告があり、直近30日の検索キャンペーンの費用が0より大きい |
| デリケートなカテゴリではない |
出典 Google広告ヘルプ「検索キャンペーンの画像アセットについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/9566341?hl=ja 2026年9月14日確認)。
第6回でアカウントを作ったばかりなら、まだ使えません。2か月たって配信の実績ができてから入れます。
サイズ
| 形 | 最小 | 推奨 |
|---|---|---|
| スクエア(1対1)必須 | 300×300 | 1,200×1,200 |
| 横長(1.91対1)任意 | 600×314 | 1,200×628 |
PNGかJPGで、5,120KBまで。大事なものは中央の80%に置きます。
出典 Google広告ポリシーヘルプ「画像アセットのフォーマットの要件」(https://support.google.com/adspolicy/answer/10347108?hl=ja 2026年9月14日確認)。
★文字を乗せた画像は通らない
バナー広告のように文字やロゴを重ねた画像は、すぐに不承認になります。
「これらが含まれている場合は、すぐに不承認となります」(出典 answer/9566341)
使うのは、商品やサービスの写真そのものです。ロゴは次の章のビジネスのロゴで出します。
画像が表示されると、説明文の2本目が省略されることがあります。第16回で「説明文は1本目だけで伝わるように書く」とした理由が、ここにもあります。
8. どの単位に入れるか
アカウント、キャンペーン、広告グループのどこに入れるかで、表示のされ方が変わります。そして種類によってルールが違います。

| 種類 | 上位と下位の両方に入れたとき |
|---|---|
| サイトリンク | 一緒に表示されうる |
| コールアウト | 下位(広告グループ)が使われる |
| 構造化スニペット | 下位で作ると、上位の同じタイプは出ない |
| 電話番号 | いちばん下位が使われる |
| プロモーション | いちばん下位が使われる |
| ビジネスの名前とロゴ | キャンペーン単位がアカウント単位より優先 |
出典 Google広告ヘルプ answer/2375416、6079510、6280012、2453991、7367521、12497613(いずれも2026年9月14日確認)。
実務での意味はこうです。
サイトリンクは、アカウントに共通のもの(会社概要、よくある質問)を入れ、キャンペーンに商品ごとのもの(料金、事例)を足せます。両方が合わさって出るからです。
コールアウトと電話番号は、広告グループに1つでも入れると、キャンペーンに入れたものは出なくなります。「キャンペーンに入れたのに出ない」のは、たいていこれです。
9. 自動で作られるアセット
自分で作らなくても、Googleがサイトの中身から作って表示するアセットがあります。第2章の表の8種類です。

どこで見て、どこで止めるか
開く場所はこうです。
1. キャンペーンのメニューの「アセット」を開く 2. 「関連付け」タブを開く 3. 右側のその他メニューから「アカウント単位の自動生成アセット」 4. もう一度その他メニューから「詳細設定」 5. 止めたい種類を選び、理由を選んで保存する
出典 Google広告ヘルプ answer/7175034(2026年9月14日確認)。
★サイトアクセス数だけは、管理画面で止められません。
「Google の担当者に連絡して自動生成アセットをオフにするよう依頼してください」
出典 Google広告ヘルプ「サイトアクセス数アセットについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/16580444?hl=ja 2026年9月14日確認)。
止めるべきか
この講座では、最初は止めずに様子を見ることを勧めます。自分で作ったアセットは、自動のものより優先されるからです。
「広告主が入れたアセットは自動作成や動的アセットより常に優先され」という扱いが、ビジネス情報のページに書かれています(出典 answer/12497613)。
止めるのは、次のような場合です。
| 場面 | 理由 |
|---|---|
| 終了したキャンペーンのページが出ている | サイトに古いページが残っている |
| 薬機法や金融など、表現に決まりがある業種 | 自分で確認していない文が出るのは避けたい |
| 価格や在庫がよく変わる | サイトの情報とずれる |
「自動作成アセット」は、いまは別の名前
ここは混同しやすいので分けて書きます。
上の8種類は「自動生成アセット」です。一方で、見出しや説明文をGoogleが書き足す機能は、以前「自動作成アセット」と呼ばれ、いまは「テキストのカスタマイズ」です。
「「テキストのカスタマイズ」は、以前は「自動作成アセット」という名称でした」
出典 Google広告ヘルプ「テキストのカスタマイズについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/11259373?hl=ja 2026年9月14日確認)。
同じページには英語で、2026年9月から、テキストのカスタマイズを使っているキャンペーンは「AI最大化設定(AI Max)」へ自動でアップグレードされる、という注記があります。
テキストのカスタマイズとAI Maxをどうするかは、キャンペーンを作るときの設定です。次の第18回で書きます。
ここまでで、4つの基本アセットと自動のアセットが揃いました。サイトリンク6個の中身の決め方、コールアウトと見出しの重複チェック、どの単位に入れるかの表をまとめた「アセット登録チェックシート」を、私のLINEで配布しています。
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10. そのほかのアセットの要点
必要な業種だけ読んでください。

電話番号
スマホで広告から直接電話をかけられるボタンです。電話で問い合わせを受けている業種には必須です。
★「電話専用広告」はもう新しく作れません。公式の告知です。
「電話専用広告のサポートは終了します」
出典 Google広告ヘルプ「ご対応のお願い: 電話専用広告から電話番号アセットへの移行」(https://support.google.com/google-ads/announcements/9048695?hl=ja 2025年10月3日掲載・2026年9月14日確認)。
| 時期 | 起きること |
|---|---|
| 2026年2月 | 新しい電話専用広告を作る選択肢がなくなる |
| 2027年2月 | 既存の電話専用広告が表示されなくなる |
移行先は、レスポンシブ検索広告に付ける電話番号アセットです。いま電話専用広告を使っているなら、2027年2月より前に電話番号アセットを入れておいてください。
住所
店舗の住所と地図を出します。Googleビジネスプロフィールとつなげて使います。以前のアフィリエイト住所(取り扱い店舗の住所)も、いまはここに含まれています(出典 answer/2404182)。
価格
商品やプランの価格を並べます。アイテムは最低3つ必要で、5つ以上を勧めています。見出しと説明文はそれぞれ全角12文字までです(出典 Google広告ヘルプ answer/7065415)。
プロモーション
セールや割引を出します。★行事を選んで作ったプロモーションは、6か月変更しないと自動で止まります。
「過去 6 か月間変更されていない既存のプロモーション アセットは、自動的に一時停止されます」(出典 Google広告ヘルプ answer/7367521)
リードフォーム
広告の中に申し込みフォームを出します。プライバシーポリシーへのリンクが必須です。集まった情報はGoogle広告に60日保存され、CSVで落とせるのは直近30日分です(出典 Google広告ヘルプ answer/9423234)。こまめに落とさないと消えます。
ビジネスの名前とロゴ
広告主の名前とロゴを出します。名前は全角12文字まで。広告主の適格性確認で確認された名前かドメインと完全に一致している必要があります(出典 Google広告ポリシーヘルプ answer/12499303)。ロゴはスクエアで推奨1,200×1,200です。
11. 配信したあとに見る場所

開く場所は、キャンペーンのメニューの「アセット」→「関連付け」タブです。種類ごとのカードに数字が出ます。
出典 Google広告ヘルプ「広告アセットのパフォーマンスを測定する」(https://support.google.com/google-ads/answer/2454049?hl=ja 2026年9月14日確認)。
数字を読むときの注意3つ
1つ目。クリック数には、見出しのクリックも入っています。アセットの部分だけを見たいときは、分類から「クリックタイプ」を選んで分けます。
2つ目。合計の行と、1行ずつ足した数は一致しません。
「個々のアセット行の合計と一致しない場合があります」(出典 answer/2454049)
1回の表示にサイトリンクが4つ出れば、4つそれぞれに1回ずつ記録されるからです。
3つ目。自動生成のアセットは別の場所です。表の右上のその他メニューから「アカウント単位の自動生成アセット」で見ます。Googleが作ったものは、提供者の欄に「Google AI」と出ます(出典 Google広告ヘルプ answer/9781208)。
種類ごとのクリック率を比べない
実測で、アセットの種類ごとに、そのアセットが一緒に表示された回のクリック率を出してみました。

| 種類 | 一緒に表示された回のクリック率 |
|---|---|
| 電話番号 | 12.3% |
| サイトリンク | 10.6% |
| ビジネスの名前 | 10.4% |
| 画像 | 9.9% |
| ビジネスのロゴ | 9.8% |
| コールアウト | 3.6% |
| 構造化スニペット | 1.9% |
この表を見て「コールアウトは効かない」と判断しないでください。
理由は2つあります。1つは、上の注意のとおり、このクリックには見出しのクリックが入っていること。もう1つは、表示されている口がそれぞれ違うことです。電話番号は1口、コールアウトと構造化スニペットは3口しか表示がありません。口ごとのクリック率の違いが、種類の違いのように見えているだけの可能性が高いです。
アセットの良し悪しは、同じキャンペーンの中で「入れる前と後」を比べて判断します。比べ方は第38回で書きます。
12. つまずきポイント
サイトリンクを入れたのに表示されない
1つしか入れていませんか。2つ以上ないと表示されません。それでも出ない場合は、広告ランクか掲載順位の条件で出ていない可能性があります。アセットは表示が保証されていません。
キャンペーンに入れたコールアウトが出ない
広告グループにもコールアウトが入っていませんか。広告グループに入っていると、そちらが使われます。
画像アセットの追加ボタンが押せない
使える条件を満たしていません。アカウント開設から60日以上、直近30日に検索キャンペーンの費用があるか、を確かめてください。
画像が不承認になった
文字やロゴが重なっていませんか。写真だけの画像にしてください。
構造化スニペットが不承認になった
値に宣伝文句が入っていませんか。「セール」「送料無料」はコールアウトに回します。
覚えのないサイトリンクが出ている
動的サイトリンク(自動生成)です。第9章の手順で確認して、必要なら止めます。
プロモーションがいつの間にか止まっている
6か月変更していないと、自動で一時停止されます。
古い記事の「広告表示オプション」タブが見つからない
いまは「アセット」です。キャンペーンのメニューから開きます。
慣れたらここまで
1つ目。サイトリンクを広告グループ単位で出し分けます。「料金」のキーワードの広告グループには料金ページへのサイトリンクを先頭に、「事例」のキーワードには事例ページを先頭に。第14回で意図ごとに分けた広告グループと、サイトリンクの中身をそろえます。
2つ目。コールアウトを季節で入れ替えます。「年末も対応」「決算期の駆け込み相談」のように、時期によって効く強みは変わります。入れ替えたら、関連付けタブで表示回数が戻ったかを確かめます。
3つ目。自動生成アセットを月に1回見ます。提供者が「Google AI」のものを並べて、終了したページや古い情報が出ていないかだけ確認します。
突き詰めるなら
アセットは、突き詰めると「広告の面積を買う」仕事です。
検索結果の上のほうに出る広告は、アセットが付くと縦に長くなります。そのぶん、下にある競合の広告や自然検索の結果が押し下げられます。費用はかからないのに、画面の取り分が増えます。
ただし、面積は順位が高いときにしかもらえません。アセットの表示の条件に広告ランクと掲載順位が入っていたのは、このためです。アセットを全部入れても、順位が低ければ広告文だけで出ます。
だから順番はこうです。広告文を揃える(第16回)→ アセットを揃える(この回)→ 品質と入札で順位を上げる(第21回と第22回)。どれか1つだけでは面積は増えません。
まとめ

- ★検索広告を配信中の6口のうち、1口はどのアセットも表示されていなかった
- アセットは旧「広告表示オプション」。追加するだけなら費用はかからない
- 表示は保証されない。広告ランク、掲載順位、ほかのアセットで決まる
- 最初はサイトリンク6個、コールアウト4個、構造化スニペット1つ、画像4枚
- サイトリンクは全角12文字、2つ以上ないと出ない。6個以上で広告文の評価も上がる
- ★サイトリンクの説明文は4割が空欄だった。入れる
- コールアウトは見出しで言いきれなかった強みを書く
- 構造化スニペットのヘッダーは13種類から選び、宣伝文句は入れない
- 画像は開設60日以上などの条件がある。文字を乗せた画像は通らない
- ★単位ごとの扱いは種類で違う。サイトリンクは合わさり、コールアウトと電話番号は下位が勝つ
- ★電話専用広告は2027年2月に止まる。電話番号アセットへ移す
- 自動生成アセットは、アセットの関連付けタブのその他メニューから確認して止められる
「アセット登録チェックシート」は、4つの基本アセットの文字数と本数、サイトリンク6個の中身の決め方、単位ごとの扱いの表をまとめています。
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次のレッスン
第18回は、検索キャンペーンを作って出稿する全手順です。第13回から第17回で、キーワード、マッチタイプ、広告文、アセットが揃いました。いよいよ1本のキャンペーンに組み立てて公開します。
→ 第18回 検索キャンペーンを作って出稿する
この講座の全42回の一覧は、講座トップにまとめています。 → Google広告マスター講座トップ


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