このページでわかること
こんにちは、あきです。
前回の第32回では、アカウントが停止されたときの動き方を扱いました。この回は、広告は出ているのに、コンバージョンの数字が出てこない、または数字が合わないときの直し方です。
先に結論を出します。
「計測されない」と「数が合わない」は、別の問題として分けて考えます。
計測されないのは、タグや設定のどこかで記録が止まっている状態です。数が合わないのは、多くの場合、記録はできていて、数え方の違いで差が出ている状態です。前者は直す作業が必要で、後者はまず読み方を合わせるのが先です。ここを混ぜると、壊れていないタグを何度も入れ直すことになりがちです。

運用中の8つのアカウントで、有効なコンバージョンアクションの状態を見ました。
| 見たもの | 結果 |
|---|---|
| メインに設定されたアクション | 50件 |
| そのうち、直近30日の記録が0件 | 37件(74.0%) |
| 同じ種類のメインが2つ以上あるアカウント | 8アカウント中6 |
| クリックから1日以上たって付いたコンバージョン | 全体の3.94% |
Google広告APIで2026年9月26日に集計。直近30日にクリックがあったアカウントだけを数えました。
記録0件のメインが4件に3件。もちろん、使っていないだけのアクションも混ざっています。ただ、「どれが本当に動いていて、どれが止まっているのか」を、一覧の表示で見分けられていないアカウントが多い、というのが実感に近いです。
この回のゴールは3つです。
- コンバージョンアクションの一覧で、状態の表示を読んで、次にやることを決められる
- タグを疑う前に、待つべき時間かどうかを判断できる
- 数が合わないときに、メインとサブ、カウント方法、日付の数え方のどれが原因かを絞れる
所要時間は40分です。管理画面の「目標」から、コンバージョンアクションの一覧を開いた状態で読み進めてください。
この回で使う「計測トラブル診断チャート」を、私のLINEで配布しています。状態の表示と症状を選んでいくと、見る場所と待つ時間が決まる形にしました。
▶ LINEで特典を受け取る
1. 最初に、どちらの問題かを分ける
どちらの問題かは、2つの質問で分けられることが多いです。

1つ目の質問は、「コンバージョンアクションの状態の表示は何になっているか」です。「コンバージョンを記録中」なら、記録は届いています。それ以外なら、2章に進みます。
2つ目の質問は、「何と比べて合わないのか」です。GA4、自社の管理画面、フォームの受信メール。比べる相手によって、ずれの理由が変わります。こちらは5章から7章で扱います。
「数字がゼロ」と「数字が少ない」も分けてください。ゼロなら計測の止まりを疑う価値があります。少ないだけなら、設定より先に、日付の数え方やメインとサブを疑うほうが早いことが多いです。
この回で扱わないこと
コンバージョンアクションの作り方は第10回、タグマネージャーでの設置は第11回、GA4との連携は第12回で扱いました。この回は、それらを設定したあとで、数字が出ない、合わないときの切り分けに絞ります。
2. 状態の表示ごとに、やることを決める
コンバージョンアクションの一覧には、トラッキング ステータスの列があります。ここに出る表示が、最初の手がかりです。

| 表示 | 何が起きているか | 次にやること |
|---|---|---|
| 未確認 | タグがまだ確かめられていない | Tag Assistantで確かめる |
| タグが無効 | タグの反応が確かめられていない | 設置場所とトリガーを見直す |
| 要確認 | 何か問題が起きている可能性 | Tag Assistantで原因を見る |
| 最近のコンバージョンはありません | タグは確かめられたが、最近の記録がない | 広告経由の到達があるかを見る |
| コンバージョンを記録中 | 記録が届いている | 計測は動いている。数のずれを疑う |
公式ヘルプは、「未確認」「タグが無効」「要確認」のどれかが出ているときに、Tag Assistantで確かめるよう書いています。(出典 Google広告ヘルプ Tag Assistant を使用して、未確認のまたは無効なコンバージョン アクションに関する問題を解決する 2026年9月26日確認)
「最近のコンバージョンはありません」は、壊れている表示ではありません。同じヘルプには、確かめ終わったアクションはまずこの表示になり、コンバージョンが起きると「コンバージョンを記録中」に変わる、とあります。広告からの問い合わせが月に数件のアカウントなら、この表示のままの期間があっても不思議ではありません。
この回の画面について
画面の名前と並びは、2026年9月26日にGoogle広告ヘルプで確認したものです。管理画面の文言や置き場所は時期によって変わることがあります。見つからないときは、「目標」の中を探してみてください。
3. Tag Assistantで確かめる手順
状態が「未確認」「タグが無効」「要確認」なら、Tag Assistantで確かめます。Google広告の画面から直接起動できます。

1. 「目標」から、コンバージョンの概要を開き、すべてのコンバージョンアクションを表示する 2. 状態の表示にカーソルを合わせ、トラブルシューティングを選ぶ 3. 続行を押し、サイトのURLを入れる。入れるのは完了ページではなく、広告の飛び先か、トップページのURLです 4. 接続を押すと、別の画面でサイトが開く 5. 実際にフォームを送るなど、コンバージョンを起こす 6. Tag Assistantの完了を押して閉じる
完了を押さずにブラウザを閉じると、セッションが正しく終わらず、タイムアウトになると公式ヘルプにあります。約30分後に、確かめた結果がアカウントに反映されます。(出典 同上 2026年9月26日確認)
テストで問い合わせを送るときは、受け取る側に一声かけておくと安心です。営業担当に本物の問い合わせとして届いてしまい、折り返しの電話がかかることがあります。
「すでにトリガーしました」が出たとき
確かめたのに結果が出ないときは、「すでにトリガーしました」を選びます。失敗した結果と、直し方の候補が表示されます。ここに出た内容を、サイトの担当者にそのまま渡すと話が早くなります。
4. タグを疑う前に、待つ時間を確かめる
「昨日設定したのに、まだ出ない」は、止まっているのではなく、まだ届いていないだけのことがあります。

| 何をしたか | 待つ時間の目安 | 出典 |
|---|---|---|
| Tag Assistantで確かめた | 約30分 | 10989978 |
| GA4のキーイベントを取り込んだ | 最大24時間 | 2375435 |
| GA4でイベントが起きてから取り込まれるまで | 最大24時間 | 2375435 |
| GA4側でキーイベントの名前を変えた | 次に達成されてから最大24時間 | 2375435 |
| レポートに反映されるまで | 最大24から48時間 | 6270625 |
いずれもGoogle広告ヘルプで2026年9月26日に確認しました。(出典 Google アナリティクスのイベントからコンバージョンを作成する/コンバージョン列について)
GA4から取り込んだコンバージョンは、2つの24時間が重なることがあります。イベントが起きてから取り込まれるまでと、取り込んでから使えるようになるまで。設定した翌日にゼロでも、2日目までは様子を見る判断が妥当なことが多いです。
待つ時間に入っているのに、タグを入れ直すのはおすすめしません。入れ直すと、どの時点の設定で記録が始まったのかが分からなくなります。直すのは、待つ時間を過ぎても状態の表示が変わらないときです。
5. 実測|8つのアカウントのコンバージョンアクション
ここからは、実際のアカウントの数字です。
記録0件のメインが4件に3件

メイン50件のうち、直近30日に1件も記録がなかったのは37件でした。中には、使っていない古いアクションもあれば、電話の発信のように、そもそも月に数件しか起きないものもあります。全部が壊れているとは限りません。
ただ、1つのアカウントは、広告のクリックがあるのに、メイン8件すべてが0件でした。こういうときは、タグの前に「そもそも今の飛び先のページで記録される設定になっているか」を疑う価値があります。7章で扱います。
メインは、入札が学習に使う数字です。記録されないメインが並んでいると、自動入札が頼りにするコンバージョンが実際より少なく見えます。止まっているものは直すか、使っていないならサブに下げるか、を一件ずつ決めておくと、一覧が読みやすくなります。
遅れて付くコンバージョンは、全体の4%ほど

| クリックから付くまで | 割合 |
|---|---|
| 1日未満 | 96.06% |
| 1日から7日 | 2.29% |
| 7日以上 | 1.65% |
直近90日、8アカウントの合計で集計しました。ほとんどはクリックした日のうちに付いています。ただ、25件に1件ほどは翌日以降に付いていて、中には2週間以上たってから付いたものもありました。
つまり、昨日の数字は、あとから少し増えることがあります。週の途中で「先週より減った」と判断するときは、直近の数日がまだ伸びる前提で見るのが安全です。
6. 数が合わないときに見る6つの場所
状態の表示が「コンバージョンを記録中」なのに数が合わないなら、記録は届いています。ずれの原因は、次の6つのどれかであることが多いです。

| 見る場所 | 何がずれるか |
|---|---|
| メインとサブ | [コンバージョン]の列に入るのはメインだけ |
| カウント方法 | 全件と初回のみで、1クリックあたりの数え方が違う |
| 日付の数え方 | Google広告はクリックした日に付ける |
| 計測期間 | クリックから何日までを数えるか |
| 推定の分 | クロスデバイスや同意モードの推定が足される |
| 比べる相手の設定 | GA4のアトリビューションやフィルタ |
公式ヘルプも、GA4とGoogle広告の差の理由として、計測期間、アトリビューション、カウント方法、フィルタ、同意モードなどを挙げています。(出典 Google広告ヘルプ GA4 への移行 コンバージョンの差異を修正する 2026年9月26日確認)
メインとサブ
[コンバージョン]の列には、メインに設定したアクションだけが入ります。公式ヘルプにもそう書かれています(出典 Google アナリティクスのイベントからコンバージョンを作成する 2026年9月26日確認)。
![[コンバージョン]の列にはメインだけが入り、[すべてのコンバージョン]にはサブも入ることを示した自作図解](https://goen-marke.com/wp-content/uploads/2026/09/google-ads-conversion-troubleshooting-09.jpg)
実測では、コンバージョンが出ていた7アカウントのうち4つで、[コンバージョン]の数が[すべてのコンバージョン]の12%未満でした。記録の大半がサブ側に入っている状態です。
「GA4では問い合わせが20件あるのに、広告の画面では2件」というとき、まず見るのはここです。問い合わせのアクションがサブになっていないか。列を[すべてのコンバージョン]に足して並べると、記録そのものは届いているのが見えることがあります。

ただし、メインとサブの入れ替えは、自動入札の学習に直接響きます。変える前に、それが本当に入札の目標にしたい成果かどうかを決めてください。メインとサブの考え方そのものは第10回で扱っています。
同じ成果を二重に数えていないか
メインが多すぎるときに起きやすいのが、二重計上です。

実測では、8アカウント中6つで、同じ種類のコンバージョンにメインが2つ以上ありました。たとえば、問い合わせの種類にサンクスページのタグと別の記録が両方メインで入っている形です。
2つが別の成果を数えているなら問題ありません。ただ、同じ1件の問い合わせを、Google広告のタグとGA4からの取り込みの両方で数えていると、[コンバージョン]の列では1件が2件になります。自動入札は、実際の倍の成果が出ていると受け取ります。
見分け方は、2つの数をしばらく並べることです。毎日ほぼ同じ数が並んでいるなら、同じ成果を2回数えている可能性が高いです。その場合は片方をサブに下げます。どちらを残すかは、第12回のGA4連携の考え方を参考にしてください。
カウント方法
カウント方法には「全件」と「初回のみ」があります。全件は、1回のクリックのあとに起きたコンバージョンをすべて数えます。初回のみは、1回のクリックにつき1件だけ数えます(出典 同上 2026年9月26日確認)。

問い合わせや資料請求は、初回のみが向いていることが多いです。同じ人が送信ボタンを2回押したり、完了ページを再読み込みしたりしても、1件で済みます。購入は、1人が何度も買うことに意味があるので全件が向いています。
実測では、メイン50件のうち31件が全件、19件が初回のみでした。問い合わせなのに全件になっているアクションは、フォームを2回送られると2件になります。「問い合わせの受信メールより広告の数が多い」ときは、ここを疑います。
7. 日付と推定で、数はずれる
記録も設定も正しいのに、他の数字と合わないことがあります。理由の多くは、日付の数え方と、推定の分です。
クリックした日に付く
Google広告は、コンバージョンをクリックした日に付けて表示します。9月1日にクリックして9月3日に問い合わせた人は、9月1日の成果として数えられます。GA4は多くの場合、問い合わせた日に数えます。

公式ヘルプは、この違いで最大20%の差が出ることがあり、レポートの遅れは最大24から48時間になることがある、と書いています。合わせて見たいときは、[すべてのコンバージョン(コンバージョンの日時別)]の列が用意されています。(出典 Google広告ヘルプ コンバージョン列について 2026年9月26日確認)
5章で見たとおり、遅れて付く分は4%ほどでした。アカウントによってはもっと大きい可能性もあります。「先月の数字が、今月になって少し増えている」のは、この仕組みでよく起きることです。
推定コンバージョン
Google広告の数字には、直接測れなかった分の推定が含まれることがあります。

1つはクロスデバイスです。スマートフォンで広告を押して、あとでパソコンから申し込んだような成果です。公式ヘルプは、直接測れない分を予測モデルで推定している、と書いています(出典 同上 2026年9月26日確認)。実測では、件数の多いアカウントで全コンバージョンの1から2%ほどでした。
もう1つは同意モードです。Cookieの同意が得られなかった訪問は、直接は記録されません。同意モードに対応したタグの形で入れていると、その分をモデリングで補う仕組みがあります。公式ヘルプは、gtag.jsかタグマネージャーで入れていないと同意の状態を正しく伝えられず、モデリングが使えない、と書いています(出典 GA4 への移行 コンバージョンの差異を修正する 2026年9月26日確認)。
推定の分は、自社の管理画面やフォームの受信メールには出てきません。だから、Google広告の数が自社の記録より少し多いのは、壊れている証拠とは限りません。逆に、大きく多いなら、6章の二重計上やカウント方法を先に疑います。
8. タグとページのずれを見る
状態の表示が「タグが無効」「要確認」になったときに、いちばん多いのが、ページ側の変化です。

| きっかけ | 見る場所 |
|---|---|
| サイトを作り直した | 全ページにGoogleタグが残っているか |
| 完了ページのURLが変わった | 新しいURLでコンバージョンが呼ばれるか |
| フォームを外部のサービスに変えた | 完了の画面が自社のドメインに戻ってくるか |
| 飛び先でリダイレクトをかけた | クリックの識別子がURLから落ちていないか |
公式ヘルプは、新しいドメインや完了ページに移ったときは、新しいURLにタグが入っているかを確かめるよう書いています。タグマネージャーなら、コンテナのスニペットが全ページに入っているか、コンバージョン リンカーとコンバージョンタグが正しいトリガーで呼ばれているかも見ます。(出典 Tag Assistant を使用して、未確認のまたは無効なコンバージョン アクションに関する問題を解決する 2026年9月26日確認)

リダイレクトにも注意が必要です。GA4の取り込みでは、クリックの識別子(GCLID)がリダイレクトなどで変わったり消えたりしないようにする必要がある、と公式ヘルプにあります(出典 Google アナリティクスのイベントからコンバージョンを作成する 2026年9月26日確認)。「サイトの引っ越しでURLを転送するようにした日から、急に減った」という形は、ここを疑う価値があります。
変えた日を記録しておく
ずれの原因を探すとき、いちばん役に立つのは「いつ何を変えたか」のメモです。

コンバージョンを日ごとに出して、ガクッと減った日を探します。その日の前後に、サイトの作り直し、フォームの変更、タグの編集がなかったか。Google広告の変更履歴と、サイト側の更新記録を並べるだけで、候補がかなり絞れることが多いです。
タグの設置を自分でできないとき
タグの修正は、サイトを作った会社や、サイトの担当の方にお願いすることになります。そのときは、次の3つを添えると伝わりやすくなります。
- 状態の表示の名前(たとえば「タグが無効」)
- Tag Assistantに出た失敗の内容
- いつから減ったか、その日に何を変えたか
ここまでで、状態の表示から次にやることを決める流れがそろいました。表示と症状を選ぶだけで、見る場所と待つ時間が決まる「計測トラブル診断チャート」を、私のLINEで配布しています。
▶ LINEで特典を受け取る
9. つまずきポイント
テストで問い合わせを送ったのに、数字が増えない
テストで送った問い合わせは、広告のクリックを経由していないと、[コンバージョン]の列には入りません。タグが動いているかを確かめたいなら、数字ではなく、Tag Assistantの結果で見ます。
設定した翌朝にゼロだったので、タグを入れ直した
4章の待つ時間の中かもしれません。特にGA4からの取り込みは、2つの24時間が重なることがあります。入れ直す前に、状態の表示が何かを確かめてください。
GA4と広告の数が毎日ぴったり同じ
同じ成果を2回数えている可能性があります。GA4の取り込みと広告のタグの両方がメインになっていないか、6章の二重計上を確かめます。
問い合わせの受信メールより、広告の数が多い
カウント方法が全件になっていないか、推定の分が足されていないかを見ます。同じ人の送り直しや、完了ページの再読み込みが数えられているかもしれません。
先月の数字が、今月見たら増えていた
クリックした日に付く仕組みのためです。月末にクリックして、翌月に問い合わせた分が、あとから先月に足されます。月の報告は、数日置いてから数字を確定させると、あとで食い違いにくくなります。
「最近のコンバージョンはありません」がずっと続く
タグは確かめられているので、壊れているとは限りません。広告からその完了ページまで、実際に人が来ているかを見ます。飛び先のページのフォームが送れない状態になっていた、ということもあります。自分で広告から飛んで、最後まで送ってみるのが確実です。
メインを増やしたら、自動入札が不安定になった
メインを増やすと、入札が目指す成果の中身が変わります。特に、同じ成果を2回数える形になると、学習が実際と違う数字を追います。メインは、入札の目標にしたい成果だけに絞るのが基本です。
慣れたらここまで
1つ目。月に1回、コンバージョンアクションの一覧を上から見ます。メインで30日以上記録がないものに印を付け、直すか、サブに下げるかを決めます。実測のように、記録0件のメインが多いアカウントは珍しくありません。
2つ目。[コンバージョン]と[すべてのコンバージョン]と[すべてのコンバージョン(コンバージョンの日時別)]を、1つの表に並べる列の組み合わせを保存しておきます。ずれを見るたびに列を足す手間がなくなります。

3つ目。サイトの更新がある月は、更新の前後でTag Assistantを1回ずつ回します。更新の前に確かめておけば、あとで減ったときに「タグは更新前まで動いていた」と言えます。
突き詰めるなら
計測を、1回の設定で終わるものと考えないでください。
サイトの作り直し、フォームの差し替え、Cookieの扱いの変化。計測は、サイトとブラウザが変わるたびに、知らないうちに止まることがあります。実測で記録0件のメインが4件に3件あったのも、設定したあとに一度も見直されていないアクションが多いからだと私は見ています。

大事なのは、止まったことに早く気づける状態にしておくことです。状態の表示を月に1回見る。サイトを変えた日を書き留めておく。それだけで、止まっていた期間の広告費が、入札の学習ごと無駄になるのを防げる可能性が上がります。
拡張コンバージョンやサーバー側でのタグの配信のように、計測の精度を上げる仕組みもあります。ただ、それは今のタグが正しく動いているのを確かめてからの話です。まずは、この回の切り分けで、今の計測を信用できる状態にするのが先です。
まとめ

- ★「計測されない」と「数が合わない」は別の問題。最初に分ける
- 状態の表示が最初の手がかり。未確認・タグが無効・要確認ならTag Assistantで確かめる
- 「最近のコンバージョンはありません」は壊れている表示ではない
- Tag Assistantは約30分、GA4の取り込みは最大24時間、レポートは最大24から48時間
- 待つ時間の中で、タグを入れ直さない
- ★[コンバージョン]の列に入るのはメインだけ。実測で7アカウント中4つが、メインの数がすべての12%未満
- 同じ成果を2つのメインで数えると、1件が2件になる。実測で8アカウント中6つに、同じ種類のメインが2つ以上
- 問い合わせは初回のみ、購入は全件が向いていることが多い
- Google広告はクリックした日に付ける。あとから数字が増えるのは仕組みのため
- 推定の分があるので、自社の記録と完全には一致しない
- サイトを変えた日を記録して、減った日と並べる
「計測トラブル診断チャート」は、状態の表示ごとの次の手、待つ時間の早見表、数が合わないときの6つの確認、サイトの担当の方に伝える3項目をまとめています。
▶ LINEで特典を受け取る
次のレッスン
第34回は、レポートの見方です。Google広告の管理画面の数字を、どの順番で、どの期間で見るかを取り上げます。
この講座の全42回の一覧は、講座トップにまとめています。 → Google広告マスター講座トップ


コメント