このページでわかること
こんにちは、あきです。
自分の店のLINE公式アカウントを作ったのに、LINEで名前を検索しても出てこない。この相談をよく受けます。
結論から言うと、未認証アカウントのままだと、LINEの検索には一切出てきません。 設定を探しても見つからないのは、そもそもその設定が無いからです。
このページを読み終わると、次の3つが分かります。自分のアカウントが未認証と認証済のどちらなのか。検索に出てこない原因はどれなのか。そして認証を取りに行くべきか、取らなくていいのか。
所要時間は10分ほどです。必要なのは管理画面に入れる状態だけです。
このレッスンで使う「検索に出ない原因の切り分けチャート」を、私のLINEで配布しています。上から順に見ていけば、自分がどこで止まっているかが分かる1枚です。
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先に結論。未認証のままだと検索には出てこない
LINEヤフーの公式ヘルプに、こう書いてあります。
「利用中のアカウントが未認証アカウント(弊社が審査・認証を実施しない業種および個人アカウント)の場合、インターネット上やLINE内の検索結果には表示されません」
これがLINEヤフーの公式ヘルプの原文です(LINE for Business ヘルプセンター)。伝聞ではなく、公式がはっきり書いています。
つまり未認証アカウントの友だちの集め方は、QRコードを読んでもらうか、URLを踏んでもらうかの2つだけになります。レジ横のPOP、テーブルの案内、ホームページの友だち追加ボタン、レシートへの印字。こちらから置いた導線の数だけしか増えません。 お客さんが自分で店名を打ち込んで見つけてくれる、ということは起きません。
ここを知らずに「そのうち出てくるだろう」と待っている方が本当に多いです。待っても出てきません。
LINE公式アカウントには2つの種類がある
| 種類 | どうやってなるか | バッジ | LINE内の検索 |
|---|---|---|---|
| 未認証アカウント | 誰でもすぐ作れる。審査なし | なし | 出てこない |
| 認証済アカウント | 申請して審査を通る | 緑色の認証バッジ | 出てくる |
開設した時点では、全員が未認証アカウントです。認証済アカウントは、あとから申請して審査を通ると切り替わります。
料金も、使える機能も同じ
ここは誤解されやすいところです。認証済にしても、月額料金は1円も変わりません。
LINEヤフーの公式ページにも「認証済アカウントも未認証アカウントも料金プランは同一」と明記されています。無料のコミュニケーションプランのまま認証済アカウントになることもできます。
配信もリッチメニューもクーポンも、未認証のまま全部使えます。第2回の料金プランと選び方で書いたとおり、料金プランで機能に差はありません。
違うのは「見つけてもらえるかどうか」
では何が違うのか。ひとことで言うと見つけてもらえるかどうかです。
未認証は、こちらから配ったQRコードとURLでしか友だちが増えません。認証済は、それに加えてLINEアプリの中で検索されて増えます。ここが最大の差です。
自分のアカウントがどちらかを確認する
管理画面で1分で分かります。
管理画面の右上にある「設定」を押して、左のメニューから「アカウント設定」を選びます。少し下にスクロールすると「アカウント情報」という区切りがあり、そこに認証ステータスが出ています。

私のアカウントは未認証なので「未認証」と表示され、その下に「アカウント認証をリクエスト」という緑のボタンが出ています。認証済のアカウントなら、ここが「認証済」になります。
ボタンが出ているうちは、まだ検索に出ていません。 ここが今日いちばん覚えて帰ってほしい場所です。
検索に出てこない原因は2つしかない
原因はこの2つで、それ以外はほぼありません。
原因1 未認証アカウントである
いちばん多いのがこれです。開設したままの状態なので、当然そうなります。対処は認証を申請するしかありません。手順は第4回で扱います。
原因2 認証済なのに、表示設定がオフになっている
認証を通ったのに出てこない場合は、こちらです。認証済アカウントには「検索結果とおすすめに表示」という設定があり、これがオフだと検索に出ません。
公式ヘルプに書いてある確認場所はこうです。
パソコンの管理画面なら、アカウントリストから対象のアカウントを選び、「ビジネスプロフィール」のタブを開いて、「プロフィールの公開設定」の「公開設定を変更」を押します。スマホの管理アプリなら、ホームからプロフィールを開いて、プロフィールの公開設定を押します。
もう1つだけ、原因になりうるもの
いま挙げた2つを潰しても見つけにくい場合、同じような名前のアカウントが多すぎて埋もれていることがあります。「カフェ」だけで検索すれば当然何千件も並ぶので、その中から自分の店が最初に出てくるわけがありません。
これは不具合ではないので、対処はアカウント名のほうを変えることになります。地名や特徴を足して、探される言葉と一致させます。ただし認証を申請したあとは名前を変えられないので、順番として先に決めておく必要があります。
未認証だと、この設定はそもそも出てこない
ここが競合の記事で書かれていない部分なので、実際の画面を出します。
私の未認証アカウントで同じ場所を開くと、こうなります。

「Web版プロフィールを公開」というトグルがありますが、押せません。その下に「Web版プロフィールを利用できるのは認証済アカウントのみです」と書かれていて、代わりに「アカウント認証をリクエスト」というリンクが置かれています。
設定を探しても見つからないのは、あなたの探し方が悪いのではなく、未認証だから項目が無いだけです。 ここで30分探して諦めた、という相談を何度も受けています。
ここまでの切り分けを1枚にまとめた「検索表示チェックシート」を配布しています。認証ステータスの確認から、申請前の最終チェックまで、上から順に潰していける形です。
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認証済アカウントになると何ができるようになるか
LINEヤフーが公式に挙げているものと、申請画面に書かれているものを合わせると、こうなります。
| できるようになること | 中身 |
|---|---|
| LINEアプリ内の検索に出る | 緑色の認証バッジが付き、アカウント名が検索の対象になる |
| 現在地から近いアカウントとして出る | LINEアプリの周辺情報に表示される |
| ポスターとノベルティ | LINEのキャラクター入りポスターを無料でダウンロードできる。QRコード入りのノベルティも買える |
| 請求書決済 | クレジットカード以外に、Paidという請求書払いが選べる |
| 友だち追加広告 | 友だちが1人増えるごとに課金される広告を出せる(一部の業種は不可) |
| メンバーシップ | 月額課金の会員制サービスを作れる |
| 先にチャットを送れる | こちらから友だちに1対1のトークを始められる |
| ショップカードの利用者が見える | 使ったユーザーの名前とアイコンを確認できる |
| クーポンをLINEの関連サービスに載せられる | LINEアプリ内の面に露出する |
出典は認証済アカウントの公式ページと、管理画面から進む認証申請の案内ページです。

なお、これまで「リサーチで自由回答が使える」も認証済のメリットに数えられていましたが、リサーチ機能は2026年12月2日で終了します。 11月18日には新規作成も回答受付も止まります。これを目当てに認証を取る意味はもうありません。
バッジの色は緑です。青と書いてある記事は情報が古い
調べていると「青いバッジが付く」と書いてある記事に当たります。実際、上位に出てくる記事でも青と緑が混在しています。
現在の公式ページの表記は緑色です。 認証済アカウントの公式ページにも、公式コラムにも緑色と書かれています。
以前はバッジの色でアカウントの種類を見分ける仕組みがあり、その頃の説明が残っている記事が青と書いているようです。ただし色が変わった経緯そのものは公式の告知を確認できていないので、ここは断定しません。確かなのは、いま公式が緑色と書いていることだけです。 色で判断せず、管理画面の認証ステータスで確認してください。
見落とされがちなのは、アカウント名が検索キーワードになること
認証済になると何が起きるか。公式の表現をそのまま引くと、アカウント名が「検索対象のキーワードになる」です。
これは、アカウント名の付け方がそのままLINEの中での検索対策になる、ということです。「〇〇(店名)」だけにするか、「〇〇|横浜の美容室」にするかで、拾われる検索が変わります。
そして厄介なことに、認証を申請したあとはアカウント名を変更できません。 名前を決めてから申請する、という順番を守らないと取り返しがつきません。ここは第4回で詳しく扱います。
検索されるのは名前だけではない
LINEアプリの中では、次の入り口から探されます。
| 探し方 | 中身 |
|---|---|
| アカウント名 | 店名やサービス名で探す |
| ID | @から始まるIDを直接入れる |
| キーワード | 「カフェ」「美容室」など、業種の言葉で探す |
| カテゴリー | LINEが用意している分類から辿る |
| 現在地 | 近くのお店として表示される |
| 電話番号 | 登録した電話番号から探す |
このうち、現在地から表示されるのは認証済アカウントだけです。「近くのカフェ」を探しているお客さんに出会えるかどうかは、認証を取るかどうかで決まります。
つまずきポイント
認証を通したのに、まだ検索に出てこない
2つ確認してください。1つは「検索結果とおすすめに表示」がオンになっているか。もう1つは反映待ちです。設定を変えてから検索結果に反映されるまで、数時間から1日かかることがあります。
ID検索なら未認証でも出るのでは
出ません。公式ヘルプの表現は「インターネット上やLINE内の検索結果には表示されません」で、ID検索も含みます。未認証アカウントに友だちを増やす手段は、QRコードとURLだけです。
審査にはどれくらいかかりますか
5から10営業日です。本人確認を含めた期間として公式が示しています。なお公式は「審査の状況はご案内していません」とも明記しているので、途中経過を問い合わせても答えは返ってきません。
審査に落ちたら理由を教えてもらえますか
教えてもらえません。LINE公式アカウントガイドラインに「当社はお客様に対し、審査結果およびその理由について説明する義務を負わない」と書かれています。だからこそ、落ちる原因を先に潰してから出すことが要ります。第4回でそこを扱います。
あえて未認証のままにしたほうがいいケース
全員が認証を取るべき、という話ではありません。次のような使い方なら、未認証のままで困りません。
既存のお客さんだけに配信する会員制の運用。社内の連絡用。セミナー参加者だけに案内を送る、といった閉じた使い方。この場合、検索から知らない人に見つかる必要がありません。
LINEヤフーの公式コラムも「クローズドな運用なら未認証アカウント」と書いています。新しいお客さんを集めたいのかどうか。 その一点で決めてください。
そして繰り返しますが、料金は同じです。認証を取らないことで損をするのは、検索から見つけてもらう機会だけです。
迷ったときの判断表
| あなたの状況 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 店舗があって、新しいお客さんに来てほしい | 認証を取る | 現在地から近いアカウントとして出るのが効く |
| ネット通販で、全国から集めたい | 認証を取る | 名前とキーワードで探される機会が増える |
| 既存客へのお知らせだけに使う | 未認証のままでよい | 検索から来てほしい相手がいない |
| 社内やスタッフ間の連絡に使う | 未認証のままでよい | むしろ見つからないほうが都合がよい |
| 個人名や個人の活動で発信したい | 認証は取れない | 公式が個人のアカウントは対象外と明記している |
| セミナーや講座の参加者だけに配信する | 未認証のままでよい | 参加者にはURLを直接渡せる |
| 開業前で、まだサイトが準備中 | サイトができてから申請する | 実在確認でサイトを見られるので、準備中だと通らない |
いちばん下だけ補足します。認証の審査では、申請したサイトを見て実在を確かめます。準備中のページや、未完成のサイトだと落ちます。 慌てて出すより、サイトを整えてから出したほうが早く済みます。ここは第4回で詳しく扱います。
慣れたらここまで|検索から友だちを増やす3つの打ち手
認証を通したうえで、さらに見つけてもらいやすくする方法です。
1 アカウント名に、探される言葉を入れる
店名だけだと、店名を知っている人にしか見つけてもらえません。「地名」や「業種」を足すと、それらの言葉で探している人に届きます。ただし正式名称を含める必要があるので、極端な略称や、店名を外して業種名だけにするのは審査で止まります。
2 プロフィールを埋める
営業時間、住所、電話番号、写真。ここが空だと、検索で見つけてもらえても、そこから友だち追加に進んでもらえません。プロフィールの作り込みは第9回で扱います。
3 プレミアムIDを検討する
初期のIDは@のあとにランダムな英数字が並びます。プレミアムIDを買うと、好きな文字列にできます。月100円または年1,200円(税別)です。名刺やチラシに載せるなら、覚えやすいIDのほうが打ち間違いが減ります。
ただしプレミアムIDを買っても検索の順位が上がるわけではありません。「打ち込みやすくなる」だけです。ここを勘違いしている記事があるので注意してください。
突き詰めるなら|Googleの検索結果に出す
LINEの中の検索だけではありません。認証済アカウントは「Web版プロフィール」を公開できます。
公開すると2つのことが起きます。LINEアプリを使っていない人でもプロフィールを見られるようになること。そして外部の検索サイトの検索結果にプロフィールが表示されるようになることです。
先ほどの画像2の説明文に、そのまま書かれています。ここも未認証では使えません。
自社のホームページを持っていない小さな店なら、このWeb版プロフィールが実質のホームページ代わりになります。
よくある質問
| 質問 | 答え |
|---|---|
| 認証済にすると料金は上がりますか | 上がりません。プランと認証の種別は別のものです |
| 未認証のまま有料プランにできますか | できます。プレミアムIDの購入もできます |
| 認証を申請できるのは誰ですか | 権限が「管理者」の人だけです。運用担当者では申請できません |
| 認証したらIDやQRコードは変わりますか | 変わりません。配布済みのQRコードはそのまま使えます |
| 審査中は使えなくなりますか | 使えます。未認証アカウントのまま通常どおり運用できます |
| 個人名のアカウントでも認証できますか | できません。公式が「個人で情報発信を行うアカウントは認証対象外」と明記しています |
次のレッスン
自分が認証を取りに行くと決めたら、次は落ちないように出す番です。
第4回では、認証の申請と審査を扱います。公式が公開している5種類の審査の中身、落ちる理由、そして一度決めたら変えられないアカウント名の決め方まで、順番に整理します。
この講座は全30回のカリキュラムです。第1回から順に読み進めてください。
このレッスンの「検索に出ない原因の切り分けチャート」に加えて、講座で使うテンプレート類をまとめて配布しています。
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