Google広告とは?7種類の全体地図と、いま消えつつある広告

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このページでわかること

こんにちは、あきです。

このページから「Google広告マスター講座」が始まります。全42回あります。広告を一度も出したことがない状態から始めます。 ゴールは、一人で出稿できて、そのあと数字を見ながら回し続けられるところまでです。

第1回は地図です。Google広告には、広告の出し方が何種類もあります。どれを選ぶかを最初に間違えると、そのあとの設定を全部やり直すことになります。 だからいちばん先に、全体を上から見ておきます。

最初に、検索して出てくる記事とはっきり違うことを1つ書きます。

「Google広告の種類は7つです」と言い切りません。 実際に上位の記事を12本読んだところ、5種類と書いてある記事、6種類、7種類、8種類、22種類と、バラバラでした。どれかが間違っているわけではありません。どの記事も「いつの時点の話か」を書いていないからです。

Google広告の種類は、いま実際に動いています。統合されて消えるものがあり、もう新しく作れないものもあります。 このページでは、2026年8月時点の公式ヘルプに書いてあることを、出典つきで整理します。そのうえで「これから変わることが決まっているもの」も分けて書きます。

このレッスンで使う「Google広告 全体マップ」を、私のLINEで配布しています。7種類と、それぞれをどんなときに使うかを1枚にまとめたものです。
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Google広告とは何か(ここは短く済ませます)

Google広告は、Googleが持っている場所に広告を出せるサービスです。出せる場所は大きく4つあります。

場所 何が出るか
Google検索の結果検索結果の上や下に出る文字の広告
YouTube動画の前後や途中に出る動画広告
提携している他社のサイトやアプリページの中に出る画像の広告
GmailやDiscoverなどGoogleのサービス一覧の中に混ざって出る広告

Googleの検索だけではありません。 ここを検索とだけ思っていると、次の「種類」の話がわからなくなります。

料金は基本的に、広告が表示されただけでは発生しません。クリックされたときや、動画が見られたときに発生します。 この仕組みは第3回で詳しく扱います。

2026年8月時点の、公式の地図

公式ヘルプの「キャンペーンタイプの選択」というページに、いま作れるものが載っています。

管理画面の「新しいキャンペーンを作成」でキャンペーンタイプが並んでいる画面
管理画面の「新しいキャンペーンを作成」でキャンペーンタイプが並んでいる画面
種類 何をする広告か どこに出るか この講座での担当
検索キャンペーン検索した人に文字の広告を出すGoogle検索の結果第2回・第15〜23回
P-MAXキャンペーン目標を伝えてGoogleに全面へ配ってもらうGoogleのほぼ全部第24回
デマンド ジェネレーション キャンペーン探していない人に見つけてもらうYouTube・Discover・Gmail・マップなど第25回
ディスプレイ キャンペーン他社サイトやアプリに画像の広告を出す提携サイト・アプリ第26回
動画キャンペーンYouTubeに動画の広告を出すYouTubeほか第27回
ショッピング キャンペーン商品の写真と価格を検索結果に出す検索結果・ショッピングタブ第28回
アプリ キャンペーンアプリを入れてもらう検索・Google Play・YouTubeほか第29回

出典 Google広告ヘルプ「キャンペーンタイプの選択」(https://support.google.com/google-ads/answer/2567043?hl=ja 2026年8月29日確認)ほか各キャンペーンのヘルプページ。

この7つが、いま新しく作れるものです。

なぜ記事によって数が違うのか

ここで、公式ヘルプ自体の話をします。上のページの本文に並んでいるのは、実は6つだけです。 P-MAX・検索・ディスプレイ・動画・アプリ・ショッピング。デマンド ジェネレーションは本文にありません。左のメニューに「Demand Gen campaigns」と、英語のまま置かれています(2026年8月29日時点)。

さらに左のメニューには、スマートアシストキャンペーンやホテルキャンペーン、電話キャンペーンといった項目も残っています。

公式ヘルプのキャンペーンタイプ一覧。本文の6つと、サイドメニューの項目のずれを示した自作図解
公式ヘルプのキャンペーンタイプ一覧。本文の6つと、サイドメニューの項目のずれを示した自作図解

つまり、公式のページを開いた人が数え方に迷うのは当たり前です。 記事によって5つだったり8つだったりするのは、書いた人が手を抜いたからではなく、数える場所と時期が違うからです。

だからこのページでは、数そのものより「いつ時点か」を大事にします。上の表は2026年8月29日に確認したものです。

配信面から見た地図(種類より、こちらが先です)

種類の名前を7つ覚える前に、Googleが持っている「面」を先に押さえてください。 種類というのは、結局「どの面に、どうやって出すか」の組み合わせでしかありません。

どんな場所か 見ている人の状態
Google検索検索結果のページ自分から探している
ショッピングタブ商品の一覧買うものを比べている
YouTube動画の前後・途中・一覧動画を見に来ている
DiscoverChromeやスマホの「おすすめ記事」の一覧なんとなく眺めている
Gmailメールの一覧の上メールを見に来ている
マップ地図の検索結果場所を探している
提携サイト・アプリ他社のニュースサイトやブログ、アプリの中記事を読んでいる
7つの配信面と、それぞれの人の状態をまとめた自作図解
7つの配信面と、それぞれの人の状態をまとめた自作図解

この表の右の列がいちばん大事です。 検索とマップの人は「自分から探している」。それ以外の面の人は「探していない」。

探している人に出す広告は、単価が高くて申し込みに近い。探していない人に出す広告は、単価が安くて申し込みに遠い。 種類ごとの性格の違いは、ほとんどこれで説明がつきます。

そして、種類と面の対応はこうなっています。

種類 検索 ショッピング YouTube Discover Gmail マップ 提携サイト
検索
ショッピング
動画
デマンド ジェネレーション
ディスプレイ
P-MAX
アプリ

(各キャンペーンの公式ヘルプの記載をもとに作成。2026年8月29日確認)

いちばん下の行を見てください。P-MAXだけが全部に丸が付いています。 これがP-MAXの正体です。新しい魔法の広告ではなく、「全部の面に、Googleの判断で配る」というものです。

7種類を1つずつ

ここからは1つずつ見ます。各回で詳しくやるので、ここでは「自分に必要かどうか」を判断するための最小限だけ書きます。

検索キャンペーン|まずこれ

検索結果に、文字の広告を出します。7種類の中で唯一、「どんな言葉で検索したか」で相手を選ぶ種類です。ほかの6種類は「どんな人か」で選びます。

  • 向いているとき … 困りごとが言葉になっている商品やサービス
  • 強み … どの言葉で来た人が申し込んだかが後から全部わかる
  • 弱み … 検索されていないものは、出しようがない
  • 単価の傾向 … 7種類の中でいちばん高い

最初の1本はここからにしてください。 詳しくは第2回と、第15回から第23回で扱います。

P-MAXキャンペーン|任せる代わりに、見えなくなる

目標(申し込みを増やしたい、など)と素材を渡すと、Googleが全部の面に自動で配ります。

  • 向いているとき … すでに検索キャンペーンで成果が出ていて、その外側を広げたいとき
  • 強み … 1つ作るだけで全面に出る。手間が少ない
  • 弱みどこで何が起きたかが見えにくい。 うまくいかなかったときの原因を追いにくい
  • 注意 … 公式ヘルプでも「キーワードベースの検索キャンペーンを補完するもの」と説明されています(https://support.google.com/google-ads/answer/10724817?hl=ja 2026年8月29日確認)。検索の代わりではありません

詳しくは第24回で扱います。

デマンド ジェネレーション キャンペーン|探していない人に見つけてもらう

YouTube、Discover、Gmail、マップなどに、画像や動画で出します。

  • 向いているとき … まだ知られていない商品。見た目で伝わる商品
  • 強み … 単価が安い。届く人数が多い
  • 弱み … その場では買われない。時間がかかる
  • これから … 上で書いたとおり、ディスプレイがここに統合されていきます。 これから重みが増す種類です

詳しくは第25回で扱います。

ディスプレイ キャンペーン|他社のサイトに画像で出す

ニュースサイトやブログ、アプリの中に画像の広告を出します。

  • 向いているとき … 一度サイトに来た人をもう一度追いかけたいとき(第30回)
  • 強み … クリック単価がとても安い
  • 弱み … 興味のないクリックが混ざる。間違えて押されたクリックにも課金されます
  • これから … デマンド ジェネレーションへ統合されます。いまから新しく覚えるなら、デマンド ジェネレーションのほうを先に見てください

詳しくは第26回で扱います。

動画キャンペーン|YouTubeに動画を出す

  • 向いているとき … 使い方や雰囲気を見せないと伝わらない商品
  • 強み … 最初の数秒でスキップされた分にはお金がかかりません(課金の条件は第3回で扱います)
  • 弱み … 動画を作るコストがかかる
  • 注意 … 「youtube広告」で検索する人の中には、広告を消したい視聴者側の人がかなり混ざっています。 出稿する側の情報を探すときは、検索する言葉に気をつけてください

詳しくは第27回で扱います。

ショッピング キャンペーン|商品の写真と価格を検索結果に出す

  • 向いているとき … 通販サイト。型番や商品名で検索される商品
  • 必要なもの … Merchant Centerという別のサービスに、商品の情報を登録する必要があります。ここが最初の関門です
  • 強み … 写真と価格が出るので、比較の段階で選ばれやすい
  • 弱み … 商品情報の登録と管理に手間がかかる

詳しくは第28回で扱います。

アプリ キャンペーン|アプリを入れてもらう

  • 向いているとき … スマホアプリを配っているとき
  • 強み … 配信面もクリエイティブもほぼ自動
  • 弱み … 自分で調整できる場所が少ない

詳しくは第29回で扱います。

いま動いていること2つ(これを書いている記事はほとんどありません)

競合の12本を読みましたが、次の2つに触れていたのは1本もありませんでした。ここが地図のいちばん大事なところです。

1つ目|ディスプレイがデマンド ジェネレーションに吸収されます

公式ヘルプに、ディスプレイ広告キャンペーンをデマンド ジェネレーションに統合する、と書かれています。

同じページには、次の3つも書かれています。2026年6月から移行用のツールが使えること。今後は新しいキャンペーンをデマンド ジェネレーションでしか作れなくなること。残ったものは自動で移されること。

出典 https://support.google.com/google-ads/answer/13695777?hl=ja (2026年8月29日確認)

「ディスプレイ広告」と「デマンド ジェネレーション」を別々の独立した種類として覚えると、近いうちにずれます。 この講座では第25回と第26回をセットで扱います。

2つ目|動的検索広告がAI最大化設定に変わります

検索広告の中に「動的検索広告(DSA)」という仕組みがあります。キーワードを自分で指定せず、サイトの中身からGoogleが自動で拾ってくれるものです。

公式ヘルプによると、これは2027年2月にAI最大化設定へ自動で切り替わります。(https://support.google.com/google-ads/answer/2471185?hl=ja 2026年8月29日確認)

この日付については、正直に書いておきたいことがあります。 私も最初、別の記事を読んで「2026年9月」と理解していました。公式ヘルプを開いて確認したら2027年2月でした。媒体の日付は、他社の記事ではなく公式のページで確かめてください。 これは私自身が一度間違えかけた話です。

もう作れないもの(地図から外します)

「種類」として紹介している記事がまだありますが、次のものはもう新規に作れないか、終わることが決まっています。

名前 いまどうなっているか 出典(すべて2026年8月29日確認)
電話専用広告サポート終了。レスポンシブ検索広告の中の電話番号アセットへ移す案内が出ています(2025年10月3日告知)公式アナウンス announcements/9048695
ファインド広告デマンド ジェネレーションに統合済み。「ファインド」は古い呼び名です(2023年8月15日告知)同上
動的検索広告(DSA)2027年2月にAI最大化設定へ自動で切り替わりますanswer/2471185
拡張クリック単価(eCPC)2025年3月24日の週から使えなくなりましたanswer/2464964

古い記事を見ながら管理画面を開くと、「書いてある選択肢が無い」ということが起きます。 そのときは自分の見落としではなく、記事のほうが古い可能性があります。

もう作れない機能と、その行き先をまとめた自作図解
もう作れない機能と、その行き先をまとめた自作図解

全体マップには、この「もう無いもの」の一覧も入れています。古い記事を読んだときの照合に使ってください。
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目的別|どれを選べばいいのか

種類を覚えることより、こちらのほうが実務では大事です。「何をしたいか」から逆に引きます。

やりたいこと まず選ぶもの なぜ
探している人に、いますぐ売りたい検索キャンペーン検索している時点で欲しがっている人だから、いちばん近い
通販サイトの商品を売りたいショッピング キャンペーン写真と価格が検索結果に出る。買う前の比較に強い
まだ知られていない商品を知ってもらいたいデマンド ジェネレーション キャンペーン探していない人に見つけてもらう配信面
動画で見せないと伝わらない商品動画キャンペーン使い方や雰囲気は文字より動画のほうが伝わる
手間をかけずに全面に配りたいP-MAXキャンペーン1つのキャンペーンでGoogleのほぼ全面に出る
アプリを入れてもらいたいアプリ キャンペーン配信面もクリエイティブも自動で最適化される

最初の1本で迷ったら、検索キャンペーンです。 理由は3つあります。

1. 成果の理由がいちばん見えます。 どの言葉で検索した人が来て、何をしたかが後から追えます。P-MAXは中身がまとめて自動化されるので、うまくいかなかったときの原因が追いにくいです 2. 少ない予算でも試せます。 検索している人だけに絞れるので、無駄打ちが少なくて済みます 3. この講座の第15回から第23回が、そのまま手順書になります

P-MAXは公式ヘルプでも「キーワードベースの検索キャンペーンを補完するもの」と説明されています(https://support.google.com/google-ads/answer/10724817?hl=ja 2026年8月29日確認)。置き換えるものではなく、足すものです。 ここは間違えやすいところです。

向いている場合と、向いていない場合

多くの記事が「メリット」と「デメリット」を並べていますが、読む側が本当に知りたいのは「自分はやるべきか」だと思います。 そこだけに絞って書きます。

向いているのは、この4つに当てはまるとき

1. すでに検索されている商品やサービスである … 「◯◯ 修理」「◯◯ 教室」のように、困った人が言葉にして検索するもの。まだ名前の無いものは検索されないので、広告を出しても表示されません 2. 1件あたりいくらまで払えるかが言える … 粗利がわかっていれば、1件の獲得にいくらまでかけてよいかが決まります。ここが決まらないと、高いのか安いのか永遠に判断できません 3. 申し込みや問い合わせの受け皿がある … 広告はサイトへ人を送るだけです。送り先が電話番号だけのページだと、そこで止まります 4. 数字を見て直せる人がいる … 出しっぱなしでうまくいくことはまずありません

向いていないとき、正直に言うと

  • 売っているものの利益が小さいとき … 1件の利益が数百円だと、クリック単価によっては構造的に合いません。第3回で逆算のしかたを書きます
  • 急いでいないとき … 広告は止めた瞬間に流入がゼロになります。長い目で積み上げたいならSEOのほうが向いています
  • 何を売るかがまだ決まっていないとき … 広告は決まっているものを速く届ける道具で、決めるための道具ではありません

「まず広告を出してみて、反応を見てから商品を決める」という使い方は、お金の減り方のわりに得られるものが少ないです。 ここは正直にお伝えしておきます。

出稿までの流れ(全体像だけ)

種類が決まったあと、実際に配信されるまでに何をするのか。この講座のどの回で扱うかも一緒に書きます。地図として見てください。

やること 詰まりやすいところ 担当する回
1アカウントを作る最初に簡易モードに誘導される。「エキスパートモード」に切り替えないと、あとで細かい設定ができません第6回
2支払い方法を登録する登録しないと配信が始まりません第8回
3申し込みを計測できるようにするここを飛ばす人がいちばん多いです。 計測していないと、成果が出たかどうかが永遠にわかりません第10〜12回
4キーワードを選ぶ自分が使う言葉と、お客さんが検索する言葉は違います第13・14回
5広告文を書く文字数の制限があります第16回
6予算と入札を決める第3回の逆算で決めます第3・21・23回
7審査を待つ落ちることがあります第19回
8配信が始まるここからが本番です第34回以降

3番だけは、順番を守ってください。 広告を出してから計測を入れると、それまでのデータが取れません。「とりあえず出してみて、あとで計測を入れる」を実際にやると、最初の1か月がまるごと判断材料にならなくなります。

ターゲティング|誰に出すかの指定

どの種類でも、出す相手をある程度は絞れます。種類ごとに使える絞り方が違うので、ここも地図として見ておきます。

絞り方 何ができるか どの種類で効くか
キーワード検索した言葉で絞る検索・ショッピング
地域市区町村や、地点からの半径で絞る全種類
時間帯・曜日営業時間だけに出す全種類
デバイススマホだけ、パソコンだけ全種類
興味・関心「旅行が好きな人」のような分類動画・デマンド ジェネレーション・ディスプレイ
過去の行動一度サイトに来た人、買った人検索以外のほぼ全部
年齢・性別属性で絞る検索以外のほぼ全部

検索キャンペーンだけは、絞り方の中心が「キーワード」です。 ほかの種類は「どんな人か」で絞ります。ここが検索とそれ以外のいちばん大きな違いで、だから検索は「探している人」に届きます。

地域と時間帯は第20回、過去の行動を使った追いかけは第30回、興味・関心は第31回で扱います。

つまずきポイント

Google広告は無料で始められますか

アカウントを作るところまでは無料です。広告を配信すると費用が発生します。 ただし、下限の金額はありません。いくらから始めなければならない、という記載は公式のヘルプにも予算のページにも見当たりませんでした(2026年8月29日確認)。費用の仕組みは第3回で扱います。

SEOとGoogle広告は、どちらをやるべきですか

順番でいうと広告のほうが早いです。広告は出したその日に出ますが、検索で上に出るには数か月かかります。 ただし広告は止めた瞬間にゼロになり、SEOは積み上がります。片方を選ぶ話ではなく、急いで検証したいなら広告、資産にしたいならSEOという使い分けです。この違いは第2回でもう少し詳しく書きます。

種類はいくつ覚えればいいですか

最初は検索キャンペーンだけで構いません。 上の7つは「そういうものがある」と知っていれば十分です。実際、この講座も第15回から第23回までを検索キャンペーンに使っています。

P-MAXから始めてはいけませんか

いけないことはありませんが、おすすめしません。うまくいかなかったときに、どこが悪いのかを切り分けられないからです。 中身がまとめて自動化されているぶん、手を入れられる場所が少なくなります。検索キャンペーンで「どの言葉が効くか」がわかってからのほうが、P-MAXも当たりやすくなります。

アカウントを作るだけで料金はかかりますか

かかりません。広告を配信して初めて費用が発生します。 ただし、作成の途中で支払い方法の登録を求められます。登録しても、配信を始めなければ請求は発生しません。

Googleに直接申し込むのと、代理店に頼むのはどちらがいいですか

どちらでも配信の仕組みは同じです。 変わるのは、設定と改善を誰がやるかだけです。広告費とは別に手数料がかかるかどうかも違います。判断のしかたは第4回でまるごと扱います。

自分の広告を自分でクリックしてもいいですか

やめてください。 自分でクリックしても料金は発生します。表示のされ方を確認したいだけなら、管理画面の「広告プレビューと診断」という機能を使ってください。検索結果に影響を与えずに確認できます。

一度止めた広告は、また出せますか

出せます。キャンペーンは一時停止と再開ができます。 ただし、止めている間のデータは溜まらないので、再開直後は成果が安定しないことがあります。

途中で種類を変えられますか

キャンペーンの種類は、あとから変更できません。 作り直しになります。だからこの回で地図を見ています。

複数の種類を同時に出せますか

出せます。ただし最初からは勧めません。 同時に3つ出すと、どれが効いたのかがわからなくなります。1つ出して、数字が読めるようになってから足してください。

記事に載っている画面と、自分の画面が違います

よくあります。 Google広告の管理画面は変わります。このページに載せている画面は2026年8月時点のものです。名前が変わっているだけのことが多いので、似た意味の項目を探してみてください。それでも無い場合は、上の「もう作れないもの」の表を見てください。

慣れたら|1つの目的に、複数の種類を重ねる

最初は1種類でいいのですが、成果が出てきたら重ねる段階が来ます。よくある組み方は次のとおりです。

  • 検索で取りきれない分をP-MAXで拾う … 検索は「探している人」しか取れません。その外側をP-MAXが埋めます
  • 一度サイトに来た人を追いかける … ディスプレイやデマンド ジェネレーションで、見た人にもう一度当てます(第30回)
  • 通販なら検索とショッピングを並走させる … 同じ検索結果の中で、文字と写真の両方の枠を取りにいきます

重ねる順番には理由があります。 先に検索で「どの言葉が売上につながるか」を掴んでおいてください。そうすると、P-MAXやデマンド ジェネレーションに渡す情報の質が上がります。 逆にすると、Googleに渡す手がかりが無いまま自動化に任せることになります。

突き詰めるなら|地図は毎年描き替わる前提で持つ

このページで見たとおり、種類は統合されたり無くなったりします。ここ数年で言えば、ファインド広告がデマンド ジェネレーションになり、ディスプレイもそこへ吸収されようとしています。

流れには方向があります。Googleは「面ごとに分けて設定する」形から、「目的を伝えて全面に配る」形へ寄せています。 P-MAXもデマンド ジェネレーションも、AI最大化設定も、全部この方向です。

だから覚え方も変えたほうがいいです。種類の名前を暗記しないでください。 「どの面に出るか」「どこまで自分で決めるか」の2軸で捉えます。そうすると、名前が変わっても対応できます。

自分で細かく決める Googleに任せる
検索の面だけ検索キャンペーンAI最大化設定を入れた検索キャンペーン
いろいろな面ディスプレイ・動画を個別にP-MAX・デマンド ジェネレーション

この2軸で持っておくと、来年名前が変わっても、どこに入るかがわかります。

この講座の進み方

最後に、全42回をどう進むかを書いておきます。全部読む必要はありません。

何ができるようになるか
第1部 判断する1〜5やるべきかどうか、自分でやるかを決められる
第2部 出稿の準備6〜14アカウントを作り、成果を測れる状態にする
第3部 検索広告を出す15〜20一人で出稿できる
第4部 入札と品質21〜23単価と予算を自分で決められる
第5部 検索以外24〜29検索の外側へ広げられる
第6部 追いかける配信30〜31一度来た人をもう一度呼べる
第7部 つまずきを直す32〜33止まったときに自分で直せる
第8部 数字を読んで改善する34〜42PDCAを自分で回せる

まず自分で出稿できるようになりたいなら、第20回まで。 そこまでで広告は動きます。

そのあとが本番です。 出せるようになった人がつまずくのは、出したあとです。第7部と第8部は、そのために置いています。

全体マップには、この42回の一覧と、どこから読めばいいかの案内も入れています。
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次のレッスン

第2回は、7種類のうち最初に手をつける「検索キャンペーン」の仕組みです。広告の順番がどうやって決まるのかを、公式の説明にそって書きます。 入札額をいちばん高くした人が1位になるわけではない、という話です。

第2回 検索広告(リスティング広告)の仕組み

この講座の全42回の一覧は、講座トップにまとめています。 → Google広告マスター講座トップ

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この記事を書いた人

・アフィリエイトで月7桁達成
・SEOを研究し累計136万PVを達成
・仕組み化とマニュアル構築で一人で9人の外注さんを管理し、オウンドメディアを制作
・広告運用で660万円の成果報酬を獲得
・大手求人サイトから記事の提供を依頼される(業務提携)
・海外のポータルサイトに私が作成したECサイトが取り上げられる
・インスタグラム開始4ヶ月で1万フォロワー獲得
・自分で作ったECサイト、ドロップシッピングで月6桁達成!
・YouTube動画8本で登録者100人突破!

現在は年商億を超える企業様の広告運用を担当したり、広告代理店様、経営コンサルティング会社様、店舗系事業者様のブレイン(参謀)のようなポジションで活動しています。

様々なジャンルのプロの人とチームを組むことで、結果にコミットするネット界の便利屋を目指しています。

「こんな時!あんな時!」あきさんに頼めば何とかしてくれる!

こんな風に思ってもらえるポジションを目指します。

様々なジャンルで平均点以上の実績を出してきた、私がディレクションとして入り、私が業務提携しているプロの外注さんとタッグ組むことで、クライアントワークからバックオフィスまでどんな内容でもお受けいたします。

詳しくは(クリップマーク)

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