このページでわかること
こんにちは、あきです。
第18回で検索キャンペーンを公開したとき、入札は「成果が0件ならクリック、溜まっていればコンバージョン」とだけ決めました。この回は、その先を全部やります。
先に結論を出します。入札戦略は、過去30日のコンバージョンの件数で決まります。

| 過去30日のコンバージョン | 選ぶ入札戦略 | 何を任せるか |
|---|---|---|
| 0件 | クリック数の最大化 | 予算内でクリックを増やす |
| 1件から29件 | コンバージョン数の最大化 | 予算を使い切って成果の件数を増やす |
| 30件以上 | 目標コンバージョン単価 | 1件あたりの費用を目標に寄せながら件数を増やす |
機械に任せる範囲を、データが溜まった分だけ広げていく。入札戦略の選び方は、これだけです。
運用中のアカウントで、配信中のキャンペーン20本の入札戦略を見ました(2026年9月26日時点)。

| 入札戦略 | 本数 | 過去30日のコンバージョン |
|---|---|---|
| クリック数の最大化 | 11本 | すべて14件以下 |
| コンバージョン数の最大化 | 6本 | 0件から49件 |
| 目標コンバージョン単価 | 3本 | 3本とも50件以上 |
| ポートフォリオ入札戦略 | 0本 | ー |
過去30日に30件以上の成果があった5本は、すべてコンバージョンを増やす入札戦略でした。クリック数の最大化の11本は、どれも14件以下でした。上の3段階は、実際の運用でもそのまま起きています。
もう1つ、先に知っておくことがあります。2026年6月から、入札戦略の名前が変わっています。
| 以前の名前 | 2026年6月からの名前 |
|---|---|
| 目標アクション単価を設定したコンバージョン数の最大化 | 目標アクション単価 |
| 目標広告費用対効果を設定したコンバージョン値の最大化 | 目標広告費用対効果 |
出典 answer/6268632(2026年9月26日確認)。動作はこれまでと同じで、アカウント側の対応は要らないと公式に書かれています。検索上位の10本は、この名前の変更に1本も触れていませんでした。この回では、検索されている言葉に合わせて「目標コンバージョン単価」と書き、画面の表記が「目標アクション単価」になっている場合があると考えてください。
この回のゴールは3つです。
- いまのキャンペーンに合う入札戦略を、件数から1つに決められる
- 目標コンバージョン単価の値を、根拠のある数字で入れられる
- 入札戦略を変えてよい時期と、変えてはいけない時期が分かる
所要時間は40分です。第18回で作ったキャンペーンを開いた状態で読んでください。
この回で使う「入札戦略の選び方シート」を、私のLINEで配布しています。過去30日の件数を書き込むと入札戦略が決まる表と、切り替える前の確認項目をまとめました。
▶ LINEで特典を受け取る
1. 入札戦略とは
Google広告は、検索が1回起きるたびにオークションをしています。そのたびに「この検索にいくらまで払うか」を決めるのが入札です。
入札戦略は、その金額を決めるルールです。自分で決めるか、Googleの機械に決めさせるかで、大きく2つに分かれます。

| 手動入札 | 自動入札 | |
|---|---|---|
| 金額を決める人 | 自分 | Googleの機械 |
| 単位 | キーワードや広告グループごと | 検索1回ごと |
| 使う材料 | 自分が見ている数字 | 時間帯、端末、地域、検索語など、オークションごとの情報 |
| 公式の名前 | 個別クリック単価 | クリック数の最大化、コンバージョン数の最大化 など |
今回見た配信中の20本に、手動入札は1本もありませんでした。運用の中心は自動入札に移っていると考えてよさそうです。
自動入札のうち、コンバージョンのデータを使うものを「スマート自動入札」と呼びます。コンバージョン数の最大化、コンバージョン値の最大化、目標コンバージョン単価、目標広告費用対効果の4つです。クリック数の最大化と目標インプレッションシェアは、自動入札ですがスマート自動入札には入りません。
なお、手動と自動の中間にあった拡張クリック単価(eCPC)は、2025年3月に廃止されました。古い記事で見かけても、選択肢から外してください。
2. まずこれだけ(件数を数えて、1つ選ぶ)
やることは3つです。

1. キャンペーンの過去30日のコンバージョン件数を見る 2. 冒頭の3段階の表に当てはめる 3. キャンペーンの設定で、入札戦略を変える
件数の見方です。キャンペーンの一覧で期間を「過去30日間」にして、「コンバージョン」の列を見ます。ここで見る列が「コンバージョン」であることが大事です。理由は4章で書きます。
迷ったら、低い段に置いてください。たとえば28件なら、コンバージョン数の最大化です。目標コンバージョン単価は、30件を超えた月が続いてからで間に合います。
なぜ30件かというと、公式ヘルプが目標コンバージョン単価の成果を評価するときに「少なくとも30件のコンバージョンを含めること」をすすめているからです。出典 answer/6268632(2026年9月26日確認)。評価できない件数で目標を置いても、その目標が合っているか確かめられません。
3. 入札戦略の一覧
検索キャンペーンで選べる主なものは7つです。

| 入札戦略 | 何を増やすか | 前提 | この講座での出番 |
|---|---|---|---|
| クリック数の最大化 | クリックの数 | なし | ★成果0件の立ち上げ |
| コンバージョン数の最大化 | 成果の件数 | コンバージョン計測 | ★成果が出始めたら |
| 目標コンバージョン単価 | 成果の件数を、1件あたりの目標費用で | コンバージョン計測 | ★30件を超えたら |
| コンバージョン値の最大化 | 成果の金額 | 成果に金額が付いていること | 通販で金額に差がある場合 |
| 目標広告費用対効果 | 成果の金額を、費用対効果の目標で | 検索では過去30日15件以上 | 通販で件数が溜まったら |
| 目標インプレッションシェア | 表示される割合 | 検索ネットワークのみ | 社名の検索を守りたい場合 |
| 個別クリック単価 | 自分で決めた単価 | なし | ほぼ使わない |
出典 answer/2472725・2979071・6268637(2026年9月26日確認)。
リード獲得(問い合わせや資料請求)なら、使うのは上の3つだけです。成果1件の価値がほぼ同じなので、件数を増やせばよいからです。
コンバージョン値の最大化と目標広告費用対効果は、成果ごとに金額が違う通販向けです。第10回でコンバージョンに金額を入れていない場合は、選んでも意味がありません。
目標インプレッションシェアを使う場面
検索結果の最上部、上部、ページ内のどこか、のいずれかに、決めた割合で出すための入札戦略です。検索ネットワークでのみ使えます。出典 answer/2979071(2026年9月26日確認)。
使う場面は、自分の社名やサービス名で検索されたときに、必ず上に出したい場合くらいです。成果の件数は見ていないので、一般のキーワードで使うと、表示のためだけに費用を使います。社名のキャンペーンを分けている場合だけ、候補に入れてください。
4. 第10回のコンバージョン設定との関係
スマート自動入札が学習に使うのは、「コンバージョン」列に入っているコンバージョンだけです。
公式ヘルプには、入札戦略は「含める」ように設定したコンバージョンのみに基づいて最適化される、と書かれています。出典 answer/6268632(2026年9月26日確認)。

つまり、第10回で決めたコンバージョンの設定が、そのまま機械の教科書になります。
| 第10回の設定 | 入札への影響 |
|---|---|
| メインにした行動 | 入札が増やそうとする |
| サブにした行動 | 入札は見ない(数字の確認用) |
| 電話ボタンのタップをメインに入れた | 間違いタップも「成果」として増やそうとする |
| ページの表示をメインに入れた | 問い合わせではなく表示を増やそうとする |
入札戦略を変える前に、コンバージョンの設定を開いて、メインに入っている行動を確かめてください。ここがずれていると、どの入札戦略を選んでも、ずれた方向に正確に進みます。
2章で「コンバージョン列を見る」と書いたのは、このためです。「すべてのコンバージョン」の列には、サブの行動も入っています。入札が見ている件数は「コンバージョン」列のほうです。
5. 設定の手順
入札戦略は、キャンペーンを作るときにも、作ったあとにも変えられます。第18回で作ったキャンペーンを変える手順です。

1. キャンペーンの一覧で、変えたいキャンペーンを開く 2. 「設定」を開き、「入札」の項目を開く 3. 「入札戦略を変更」から、新しい入札戦略を選ぶ 4. 目標コンバージョン単価なら、目標の値を入れる 5. 保存する
保存のところに、もう1つ選択肢があります。公式ヘルプによると、保存の代わりに「テストとして保存」を選ぶと、新しい設定と元のキャンペーンを比べるテストにできます。出典 answer/6268632(2026年9月26日確認)。件数の多いキャンペーンで切り替えるときは、こちらのほうが安全です。
画面の文言や位置は、変わることがあります。見つからないときは、キャンペーンの設定の中で「入札」と書かれた項目を探してください。
6. 目標コンバージョン単価の値の決め方
30件を超えて目標コンバージョン単価に進むとき、一番迷うのが「いくらにするか」です。
答えは、過去30日の実績のコンバージョン単価です。低くしたい気持ちは分かりますが、最初は実績のまま入れます。
公式ヘルプの推奨値も、過去30日間の平均のコンバージョン単価を、コンバージョンまでの所要時間に合わせて調整した値です。出典 answer/6268632(2026年9月26日確認)。推奨値が表示されている場合は、それをそのまま使ってかまいません。

今回見たアカウントでも、差ははっきり出ていました。
| 目標の置き方 | 状態 | |
|---|---|---|
| 目標コンバージョン単価の3本 | 目標は実績の1.05倍から1.09倍 | 3本とも有効。過去30日50件以上 |
| 目標の値を入れていた検索の1本 | 目標は実績の0.25倍 | 予算で制限。過去30日1件から14件 |
実績の4分の1の目標を置くと、機械は「その値段で取れる検索」しか入札できません。結果として、表示もクリックも絞られます。
下げたいときは、1回に少しずつ下げます。公式ヘルプには、目標値を変えても学習した内容はリセットされない、と書かれています。出典 answer/10970825(2026年9月26日確認)。大きく一度に下げるより、様子を見ながら数回に分けるほうが、どこで件数が落ちるかが見えます。
7. 入札戦略を変えてよい時期
入札戦略を変えるのは、件数が次の段に届いたときだけです。

| 変えてよいサイン | 変えてはいけないサイン |
|---|---|
| 過去30日の件数が、次の段に届いた月が続いた | 切り替えてから数日で数字が悪い |
| コンバージョンの設定を直した | 1日だけ件数が0だった |
| 通販で、成果に金額を付け始めた | 先週より費用が多かった |
公式ヘルプは、新しい入札戦略を入れるのはコンバージョンサイクルが何周かしてから、と書いています。広告がクリックされてから申し込みや購入が起きるまでの日数を、ここではコンバージョンサイクルと呼んでいます。出典 answer/10970825(2026年9月26日確認)。
問い合わせまで1週間かかる商材なら、切り替えから1週間では評価できません。先週のクリックの成果が、まだ数字に出ていないからです。
戦略そのものを変えることと、目標の値を変えることは別物です。
| 変更の種類 | 学習への影響 |
|---|---|
| 入札戦略を別のものに変える | 学習中になる |
| 目標コンバージョン単価の値を変える | 学習中に戻らない |
出典 answer/6263057・10970825(2026年9月26日確認)。「学習中は何も触るな」と書く記事が多いですが、目標の値は動かしてかまいません。避けるべきは、戦略を行ったり来たりすることです。
学習中の期間の長さと、その間の予算の扱いは、第23回で扱います。
8. ステータスの読み方
入札戦略を変えたら、キャンペーンの一覧のステータス列を見ます。大きく3つに分かれます。

| ステータス | 意味 | やること |
|---|---|---|
| 有効 | 普通に動いている | なし |
| 学習中 | 戦略の作成、設定の変更、キャンペーンの追加や削除のあとに調整している | 終わるまで評価しない |
| 制限付き | 何かが入札を止めている | カーソルを合わせて理由を見る |
出典 answer/6263057(2026年9月26日確認)。
制限付きの理由で多いのは、次の3つです。
| 理由 | 意味 |
|---|---|
| 予算制限 | 1日の予算が足りない |
| 入札単価の上限 | 自分で入れた上限クリック単価に当たっている |
| 広告枠 | そもそも検索の数が少ない |
今回見た20本のステータスは、有効13本、上限クリック単価で制限4本、学習中2本、予算で制限1本でした。

上限クリック単価で制限されていた4本は、すべてクリック数の最大化でした。クリック数の最大化には、キャンペーン全体の上限クリック単価を入れる欄があります。出典 answer/2472725(2026年9月26日確認)。上限を入れると、入札がそこで止まり、取れる検索が減ります。
上限を入れるなら、入れた理由を書き残してください。高いクリックを避けたいのか、とりあえず入れたのかで、外すかどうかの判断が変わります。
「入札戦略の選び方シート」には、ステータス別に見る場所と、制限付きの理由ごとの確認項目も入れています。
▶ LINEで特典を受け取る
9. 入札戦略ごとの入札単価調整の扱い
第20回で扱った入札単価調整(地域や時間帯ごとの割合の上げ下げ)が効くかどうかは、選んだ入札戦略で変わります。

| 入札戦略 | 地域・時間帯・オーディエンスなどの調整 | デバイスの調整 |
|---|---|---|
| 個別クリック単価(手動) | 効く | 効く |
| コンバージョン数の最大化 | 使われない | 100%引き下げだけ |
| 目標広告費用対効果 | 使われない | 100%引き下げだけ |
| 目標コンバージョン単価 | 使われない | 目標の値が変わる |
| クリック数の最大化 | 表では「-」 | 100%引き下げだけと読める |
| 目標インプレッションシェア | 表では「-」 | 100%引き下げだけと読める |
出典 answer/2732132・7381968・6268637・6268632(2026年9月26日確認)。
コンバージョン数の最大化と目標広告費用対効果は、公式ヘルプにはっきり書かれています。既存の入札単価調整は使われず、例外はデバイスを−100%にすることだけです。切り替えたときに、入れてあった調整を消す必要もありません。
目標コンバージョン単価では、デバイスの調整だけ意味が変わります。入札単価ではなく、そのデバイスの目標の値が上下します。デバイス以外の調整は、検索ネットワークでは無視されます。出典 answer/6268632(2026年9月26日確認)。
クリック数の最大化は、確かめきれなかった部分があります。公式ヘルプ「入札単価調整について」には、自動入札戦略ごとに使える調整をまとめた表があります。その表で、クリック数の最大化の列は、地域、広告のスケジュール、オーディエンス、電話、ユーザー属性がすべて「-」、デバイスは「100%引き下げのみ」と読めます。ただ、表の「-」が何を意味するかは表の中に説明がなく、取得した文面では列の並びも完全には確かめられませんでした。クリック数の最大化で地域や時間帯の調整が使われるとは言い切れない、というところまでが確認できた範囲です。
今回見た20本のうち、クリック数の最大化は11本でした。立ち上げのキャンペーンで地域や時間帯に差を付けたい場合は、調整の割合に頼らず、第20回の「含める・外す」の設定で範囲そのものを決めるほうが確実です。調整を入れる場合は、入れる前と後で、その地域や時間帯のクリック単価が動いたかを数字で確かめてください。
10. つまずきポイント

切り替えたら、費用が急に増えた
コンバージョン数の最大化は、1日の平均予算を使い切ることを目指します。公式ヘルプには、いまの費用が予算を大きく下回っている場合は費用が大幅に増える可能性がある、と書かれています。出典 answer/7381968(2026年9月26日確認)。
クリック数の最大化で予算を使い残していたキャンペーンほど、切り替えた日に費用が跳ねます。切り替える前に、1日の予算がそのまま使われても困らない額か確かめてください。
公式ヘルプは目標コンバージョン単価についても、費用が1日の平均予算の最大2倍に達しても差し支えないようにすることをすすめています。出典 answer/6268632(2026年9月26日確認)。同じ箇所に、1か月の請求額の上限を超えない範囲で、とも書かれています。日ごとの費用は上下するものとして、月で見てください。
時間帯や地域の入札単価調整が効かない
9章の表のとおり、スマート自動入札では地域や時間帯の入札単価調整は使われません。配信する時間や地域の指定そのものは効きます。
目標インプレッションシェアが選べない
検索ネットワーク以外のキャンペーンでは選べません。出典 answer/2979071(2026年9月26日確認)。
P-MAXでポートフォリオ入札戦略が選べない
P-MAXでは、ポートフォリオ入札戦略は使えません。出典 answer/6263072(2026年9月26日確認)。
2026年8月の後半から、数字が揺れている
公式ヘルプによると、2026年8月17日から、予算で制限されているキャンペーンの入札の仕組みが更新されています。目標コンバージョン単価や目標広告費用対効果を使っていて、予算で制限されているキャンペーンでは、成果や流入が一時的に変わることがある、と書かれています。出典 answer/6268632(2026年9月26日確認)。
8月の後半から数字が揺れている場合は、この更新の影響も考えに入れてください。予算で制限されていないかを先に見ます。
古い記事と入札戦略の名前が違う
冒頭の表のとおり、2026年6月に名前が変わっています。目標コンバージョン単価は、画面では「目標アクション単価」と出ていることがあります。
慣れたらここまで
1つ目。ポートフォリオ入札戦略を使うかどうかを決めます。

ポートフォリオ入札戦略は、複数のキャンペーンを1つの入札戦略にまとめる機能です。共有ライブラリに保存され、まとめて管理できます。対象はクリック数の最大化、目標インプレッションシェア、コンバージョン数の最大化、コンバージョン値の最大化、目標コンバージョン単価、目標広告費用対効果です。出典 answer/6263072(2026年9月26日確認)。
作る場所は、キャンペーンの設定ではありません。ツールのアイコンから「予算と入札単価」、「入札戦略」と進み、プラスのボタンから作ります。出典 answer/13738038(2026年9月26日確認)。
使う場面は、1本1本では件数が少ないキャンペーンが、同じ成果を取りに行っている場合です。たとえば地域ごとに分けた3本が、それぞれ月10件ずつなら、まとめて30件として学習させられます。
今回見た20本では、ポートフォリオ入札戦略を使っていたのは0本でした。キャンペーンの本数が少ないうちは、使わなくて困りません。キャンペーンを地域や商品で細かく分けたときに、思い出してください。

| 状況 | ポートフォリオ |
|---|---|
| キャンペーンが1本から2本 | 使わない |
| 同じ成果のキャンペーンが3本以上で、1本ずつは件数が少ない | 候補に入る |
| キャンペーンごとに1件あたりの費用が大きく違う | 使わない |
2つ目。通販なら、目標広告費用対効果を考えます。検索キャンペーンで使うには、過去30日間に15件以上のコンバージョンが必要です。出典 answer/6268637(2026年9月26日確認)。成果に金額が付いていることが前提なので、第10回で金額を渡しているか先に確かめます。
3つ目。切り替えは「テストとして保存」で比べます。5章で書いた方法です。件数が多いキャンペーンほど、切り替えの失敗が大きくなります。比べてから本番に入れる癖をつけておくと、戻す手間がなくなります。
突き詰めるなら

セールや新商品の発売など、成果の出方が一時的に大きく変わる日が分かっている場合は、季節性の調整を使います。予想される変化をあらかじめ登録しておくと、その期間の入札に反映できます。出典 answer/10970825(2026年9月26日確認)。
普段の季節の変動には、特に何もしなくても機械が対応するのが一般的だと、同じページに書かれています。季節性の調整は、年に数回の特別な日のためのものです。
入札戦略の選び方は、件数が増えるたびに機械へ渡す仕事を1つずつ増やしていく階段です。

成果0件のうちは、クリックだけを任せる。成果が出始めたら、件数を任せる。件数が溜まったら、1件あたりの費用も任せる。
任せる範囲を広げるたびに、機械が見る材料は第10回で決めたコンバージョンだけになっていきます。入札戦略の選び方で迷ったら、戦略の一覧より先に、コンバージョンの設定を見直してください。そこが合っていれば、あとは件数を数えて段を上がるだけです。
まとめ

- ★入札戦略は過去30日のコンバージョン件数で決める
- 0件はクリック数の最大化、1件から29件はコンバージョン数の最大化、30件以上は目標コンバージョン単価
- 実測では、30件以上の5本はすべてコンバージョンを増やす入札。クリック数の最大化の11本はすべて14件以下
- 2026年6月から名前が変わった。目標コンバージョン単価は、画面で「目標アクション単価」と出ることがある
- ★入札が学習するのは「コンバージョン」列に含めた行動だけ。第10回の設定を先に確かめる
- 目標コンバージョン単価の最初の値は、過去30日の実績のまま
- 目標の値を変えても学習中には戻らない。戦略を変えると学習中になる
- 切り替えはコンバージョンサイクルが何周かしてから評価する
- コンバージョン数の最大化と目標コンバージョン単価に切り替えると、地域や時間帯の調整の割合は入札に反映されなくなる。クリック数の最大化は公式の表で確かめきれず、範囲の指定で絞るほうが確実
- コンバージョン数の最大化は予算を使い切りに行く。切り替えた日に費用が増えることがある
- ポートフォリオ入札戦略は、件数の少ないキャンペーンが3本以上あるときの選択肢
- 拡張クリック単価(eCPC)は2025年3月に廃止
「入札戦略の選び方シート」は、件数を書き込むと入札戦略が決まる表、目標コンバージョン単価の値の決め方、切り替え前の確認項目、ステータス別の見る場所をまとめています。
▶ LINEで特典を受け取る
前のレッスン
前回は、広告を出す場所と時間と端末の範囲を決めました。
次のレッスン
第22回は、品質スコアと広告ランクです。
この講座の全42回の一覧は、講座トップにまとめています。 → Google広告マスター講座トップ


コメント