Google広告のやり方|検索キャンペーンの作成手順と、最初から入っている設定の外し方

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このページでわかること

こんにちは、あきです。

第13回から第17回で、キーワード、マッチタイプ、広告文、アセットを揃えました。この回は、それを1本の検索キャンペーンに組み立てて公開します。

先に、この回の核になる話を出します。

キャンペーンの作成画面には、最初から入っている設定があります。そのまま「公開」を押すと、自分で決めていない範囲に広告が出ます。

検索キャンペーンを作るときに、最初から入っている設定の一覧
検索キャンペーンを作るときに、最初から入っている設定の一覧
設定 最初の状態 出典
検索パートナー含まれるanswer/1722047
地域の対象所在地やインタレストanswer/1722038
AI最大化設定有効answer/15909989
テキストのカスタマイズ有効answer/15909989
最終ページURLの拡張有効answer/15909989
キーワードのマッチタイプ広い範囲(インテントマッチ)answer/9510373
開始日当日(最初の広告が承認され次第)answer/7287265
終了日なしanswer/7287265

いずれもGoogle広告ヘルプで2026年9月14日に確認。

運用中のアカウントで、配信中の検索キャンペーン14本の設定を見ました。

配信中の検索キャンペーン14本で、最初の設定から変えていた数
配信中の検索キャンペーン14本で、最初の設定から変えていた数
設定 14本のうち
検索パートナーを含めている1本(13本は外している)
ディスプレイネットワークを含めている0本
地域を「所在地」に絞っている5本

プロが運用しているキャンペーンでは、ほとんどが検索パートナーを外していました。最初の状態と、実際に運用している状態が違うということです。

この回のゴールは3つです。

  • 検索キャンペーンを、最初から最後まで自分で作って公開できる
  • 最初から入っている設定のうち、どれを変えるか判断できる
  • 公開してから配信が始まるまでに何が起きるか分かる

所要時間は90分です。第13回から第17回で作ったものを手元に置いてから始めてください。

この回で使う「検索キャンペーン出稿前チェックリスト」を、私のLINEで配布しています。作成画面の上から順に、決める値と最初の状態を書き込める形にしました。
▶ LINEで特典を受け取る

1. 始める前に揃えるもの

作成画面の途中で考え始めると、止まります。先にこれだけ揃えてください。

作成を始める前に揃えておくものと、それを作った回の一覧
作成を始める前に揃えておくものと、それを作った回の一覧
揃えるもの 作った回
Google広告のアカウントと支払い設定第6回第8回
キャンペーンと広告グループの分け方第9回
コンバージョンの設定第10回から第12回
広告グループごとのキーワード第14回第15回
見出し15本と説明文4本第16回
サイトリンク6個とコールアウト4個第17回
1日の予算第3回

この中でいちばん大事なのはコンバージョンの設定です。公式にこう書かれています。

「検索キャンペーンを作成するには少なくとも 1 つのコンバージョン目標が必要です」

出典 Google広告ヘルプ「検索キャンペーンを作成する」(https://support.google.com/google-ads/answer/9510373?hl=ja 2026年9月14日確認)。

この回の画面について

この回は、作成画面を図解で示します。公式ヘルプにこう書かれているからです。

「キャンペーンを作成すると、変更内容は下書きとして自動的に保存されます」(出典 同上)

作成画面を開いて進めた時点で、アカウントに下書きが残ります。撮影のためだけに下書きを増やさないよう、画面の写真は使っていません。

そして、画面の並び順は時期によって変わります。この回は、公式ヘルプの手順の順番で並べています。見出しの名前で探せば、並びが変わっていても同じ設定が見つかります。

2. まずこれだけ(全体の流れ)

検索キャンペーン作成の全体の流れを13の手順で示した自作図解
検索キャンペーン作成の全体の流れを13の手順で示した自作図解

1. 「+」から「新しいキャンペーン」 2. 目標を選ぶ 3. キャンペーンタイプで「検索」 4. コンバージョン目標を確かめる 5. キャンペーン名を入れる 6. 入札を選ぶ 7. ネットワークを決める(★変える) 8. 地域と言語を決める(★確かめる) 9. AI最大化設定を決める(★決める) 10. アセットを入れる 11. 広告グループとキーワードを入れる 12. 広告を入れる 13. 予算を入れて、確認して公開

★印の3つが、最初の状態のまま進めてはいけない場所です。以下、1つずつ書きます。

3. 目標とキャンペーンタイプ

目標の選択肢とキャンペーンタイプの選び方の自作図解
目標の選択肢とキャンペーンタイプの選び方の自作図解

「+」を押して「新しいキャンペーン」を選ぶと、最初に目標を聞かれます。

検索キャンペーンで選べる目標として、公式ヘルプに書かれているのは3つです。

目標 向いている場合
販売促進ネットショップで商品を売る
見込み顧客の獲得問い合わせや資料請求を集める
ウェブサイトのトラフィックサイトに来てもらうこと自体が目的

目標を選ばずに作ることもできます。

「[目標を指定せずにキャンペーンを作成する] を選択することも可能です」(出典 answer/9510373)

この講座の読者は、第10回で成果を決めているはずです。問い合わせなら「見込み顧客の獲得」、購入なら「販売促進」を選んでください。選んだ目標によって、次の画面に出てくる候補が変わります。

次にキャンペーンタイプで「検索」を選びます。P-MAXやディスプレイは第5部で扱います。

4. コンバージョン目標とキャンペーン名

コンバージョン目標の確認とキャンペーン名の付け方の自作図解
コンバージョン目標の確認とキャンペーン名の付け方の自作図解

コンバージョン目標

第10回で作ったコンバージョンが、ここに並んでいるかを確かめます。

並んでいないときは、手を止めてください。計測が入っていないままキャンペーンを作ると、何が成果なのかGoogleに伝わりません。第10回から第12回に戻ります。

キャンペーン名

あとで一覧を見たときに、中身が分かる名前にします。

第9回で決めた分け方を、そのまま名前に入れるのが確実です。

入れる要素
キャンペーンタイプ検索
何を売るか無料相談
地域全国

例 → 検索_無料相談_全国

この例は講座の説明用に作った架空の名前です。名前はあとから変えられますが、レポートを見るときに毎回迷うので、最初に決めておきます。

5. 入札

入札の5つの選択肢と、この講座で最初に選ぶものの自作図解
入札の5つの選択肢と、この講座で最初に選ぶものの自作図解

何を増やすことを優先するかを選びます。公式ヘルプに書かれている選択肢は5つです。

選択肢 何を増やすか
コンバージョン成果の件数
クリッククリックの数
コンバージョン値成果の金額
インプレッション シェア表示される割合
入札戦略を直接選択上の4つ以外や、細かい指定

出典 answer/9510373(2026年9月14日確認)。

入札戦略の選び方は、第21回で1回まるごと使います。ここでは最初の1本の決め方だけ書きます。

いまの状態 最初に選ぶもの
計測は入っているが、成果がまだ0件クリック。まず人を連れてきて、成果のデータを溜める
計測が入っていて、成果が溜まっているコンバージョン

実測では、配信中の検索キャンペーン14本のうち、クリック数を増やす入札が9本、コンバージョン数を増やす入札が5本でした。

第15回で書いたとおり、機械はこちらが渡したデータの分しか賢くなりません。成果が0件のうちに「コンバージョン」を選んでも、手がかりがありません。

6. ★ネットワーク

ここが1つ目の変える場所です。

検索パートナーとディスプレイネットワークの違いと、最初に外す理由の自作図解
検索パートナーとディスプレイネットワークの違いと、最初に外す理由の自作図解

「設定をすべて表示」を押すと、ネットワークの設定が出てきます。チェックボックスは2つです。

項目 何か この講座の勧め
Google 検索パートナーGoogle以外の提携サイトの検索結果外す
ディスプレイ ネットワーク検索結果ではない、ふつうのサイトの広告枠外す

検索パートナー

最初から含まれています。

「検索ネットワークのキャンペーンを作成すると、検索パートナーはデフォルトで掲載先に含まれます」

出典 Google広告ヘルプ「検索パートナーについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/1722047?hl=ja 2026年9月14日確認)。

外す理由は、最初のうちは結果を切り分けにくくなるからです。Googleの検索結果とそれ以外の結果が混ざると、何が効いているのか判断できません。

実測では、14本のうち13本が外していました。含めていた1本のアカウントでは、表示の3.2%が検索パートナーから来ていましたが、クリックは全体の0.7%で、コンバージョンは0件でした。1つのアカウントの結果なので、検索パートナーが悪いとまでは言えません。ただ、最初に含めておく理由も見つかりませんでした。

あとから含めて比べることはいつでもできます。

「これらのネットワークは、キャンペーン設定でいつでもオプトアウトできます」(出典 同上)

ディスプレイネットワーク

検索キャンペーンなのに、検索結果ではない場所に広告が出る設定です。公式の説明です。

「検索ネットワークで使いきれない予算を Google ディスプレイ ネットワークで使って」

そして費用にも触れています。

「1 日の広告費用が増える可能性があります」

出典 Google広告ヘルプ answer/7193800(2026年9月14日確認)。

第13回から第15回で、検索している人の言葉に合わせてキーワードを選んできました。ディスプレイネットワークに出ると、検索していない人に出ます。それまでの準備と噛み合いません。

実測では、14本すべてが外していました。

新しいキャンペーンでこのチェックが最初から入っているかどうかは、公式ヘルプに書かれた箇所を見つけられませんでした。だから画面で必ず目で見て、入っていたら外してください。

7. ★地域と言語

2つ目の確かめる場所です。

地域の対象の2つの選択肢と、どちらを選ぶかの自作図解
地域の対象の2つの選択肢と、どちらを選ぶかの自作図解

地域

まず、広告を出す地域を選びます。全国なら「日本」、店舗があるなら都道府県や市区町村です。

★そのあとで「地域の対象」を確かめます。選択肢は2つです。

選択肢 誰に出るか
所在地やインタレスト(最初の状態)その地域にいる人と、その地域に関心を示している人
所在地その地域にいる、またはよくいる人

公式の記載です。

「デフォルトでは、地域ターゲティングにはユーザーがいる地域と関心を示している地域の両方が含まれます」

出典 Google広告ヘルプ「地域ターゲティングについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/1722038?hl=ja 2026年9月14日確認)。

最初の状態だと、たとえば東京を選んでも、大阪にいて東京のことを調べている人に出ることがあります。

商売の形 選ぶもの
来店や訪問が必要(店舗、出張サービス)所在地
旅行、引っ越し、出店のように、よその地域を調べる人が客所在地やインタレスト
全国どこからでも買えるどちらでもよい(日本全体を選んでいれば差は小さい)

実測では、14本のうち5本が「所在地」に絞っていました。

★古い記事にある「ターゲット地域を検索しているユーザー」という選択肢は、いまの公式ヘルプの地域ターゲティングのページには出てきません。選択肢は上の2つです。

言語

日本語で広告を出すなら「日本語」を選びます。言語の設定は、Googleがその人の使っている言語を推定して使います。

8. ★AI最大化設定

3つ目の決める場所です。ここは、競合の記事がほとんど触れていない設定です。

AI最大化設定の3つの中身と、最初の状態の自作図解
AI最大化設定の3つの中身と、最初の状態の自作図解

新しい検索キャンペーンでは、最初から有効になっています。

「新しい検索キャンペーンでは、AI 最大化設定の機能がデフォルトで有効になっています」

出典 Google広告ヘルプ「AI 最大化設定について」(https://support.google.com/google-ads/answer/15909989?hl=ja 2026年9月14日確認)。

中身は3つ

機能 何をするか 最初の状態
検索語句とのマッチングキーワードに近い検索にも広げて出す有効
テキストのカスタマイズ見出しや説明文をGoogleが書き足す有効
最終ページURLの拡張サイトの別のページに飛ばすことがある有効

出典 Google広告ヘルプ answer/15910366、15909989(2026年9月14日確認)。

テキストのカスタマイズは、第16回と第17回で触れた「以前の自動作成アセット」です。

知っておく仕様3つ

1つ目。コンバージョンを使う入札が前提です。

「コンバージョン ベースのスマート自動入札戦略が必要です」(出典 answer/15909989)

2つ目。除外キーワードは効きます。

「除外キーワードは、AI 最大化設定が有効の場合でも適用されます」

出典 Google広告ヘルプ answer/15913066(2026年9月14日確認)。

3つ目。ピン留めが無視されることがあります。

「テキストのカスタマイズと最終ページ URL の拡張の設定を 両方 有効にしている場合、レスポンシブ検索広告の固定アセット は 無視されます」(出典 同上)

第16回で、法律上どうしても出す文言だけはピン留めすると書きました。その場合、AI最大化設定の2つを両方有効にしたままだと、その固定が効きません。

最初はどうするか

この講座では、最初の1本はAI最大化設定を使わずに始めることを勧めます。

理由は3つです。

1. 第5章で、成果が0件のうちはクリックを増やす入札を勧めました。AI最大化設定の前提は、コンバージョンを使う入札です 2. 第15回で「最初は狭く始める」と書きました。検索語句とのマッチングは、それを広げる機能です 3. 最終ページURLの拡張は、自分が選んだページ以外に人を連れていきます。最初は、どのページで成果が出るかを自分で確かめたい段階です

成果が溜まり、入札をコンバージョンに切り替えたら、1つのキャンペーンで試します。付き合い方は第40回で書きます。

なお、2026年9月から、テキストのカスタマイズを使っているキャンペーンはAI最大化設定へ自動でアップグレードされる、という英語の注記が公式ヘルプにあります(出典 Google広告ヘルプ answer/11259373)。既存のキャンペーンを持っている人は、設定が変わっていないか一度見てください。

ここまでで、最初の状態のまま進めてはいけない3つが終わりました。作成画面の上から順に、決める値と最初の状態を書き込める「検索キャンペーン出稿前チェックリスト」を、私のLINEで配布しています。
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9. オーディエンスとアセット

オーディエンスとアセットの画面で入れるものの自作図解
オーディエンスとアセットの画面で入れるものの自作図解

オーディエンス

年齢や興味関心などで、見る人を絞ったり、様子を見たりする設定です。

最初のキャンペーンでは、ここは何も足さずに進んで構いません。第13回から第15回で、キーワードで人を絞っているからです。オーディエンスは第31回で扱います。

アセット

第17回で作ったものを入れます。

「デフォルトでは、サイトリンク アセット、コールアウト アセット、電話番号アセットが表示されます」(出典 answer/9510373)

サイトリンク6個とコールアウト4個を入れてください。第17回で、キャンペーン単位に入れるのを勧めました。構造化スニペットと画像は、キャンペーンを作ったあとでアセットのメニューから足せます。

10. 広告グループとキーワード

広告グループとキーワードの入れ方と、マッチタイプの書き方の自作図解
広告グループとキーワードの入れ方と、マッチタイプの書き方の自作図解

広告グループの種類は「標準」のままで構いません。

「[広告グループの種類] では [標準] がデフォルトになっています」(出典 answer/9510373)

広告グループの名前を入れて、第14回で決めたキーワードを入れます。

★マッチタイプの記号を付けてください。そのまま入れると、いちばん広いインテントマッチになります。

「デフォルトでは、キーワードが広範囲の検索結果を含めるよう設定されています」(出典 同上)

入れたいマッチタイプ 書き方
フレーズ一致“無料相談 広告運用”
完全一致[無料相談 広告運用]

第15回で、計測が溜まるまではフレーズ一致から始めると書きました。記号は半角です。全角だと反映されません。

★除外キーワードも、ここで入れておきます。第14回で作った除外キーワードの型を、キャンペーン単位か共有リストで入れてください。公開してから入れると、それまでに出た分の費用は戻りません。

広告グループが2つ以上あるなら、「広告グループを追加」で繰り返します。

11. 広告

広告の入力欄と、第16回の書き分けの対応の自作図解
広告の入力欄と、第16回の書き分けの対応の自作図解

第16回で作ったレスポンシブ検索広告を入れます。

入れるもの
最終ページURL1つ
パス2つ
見出し15本
説明文4本

古い記事では、ここが「見出し3つ、説明文2つ」と書かれていることがあります。それは2022年に作成できなくなった拡張テキスト広告の入力欄です。

「2022 年 6 月 30 日より、拡張テキスト広告の作成、編集はできなくなりました。」

出典 Google広告ヘルプ answer/1704389(2026年9月14日確認)。

広告グループが2つあるなら、広告もそれぞれに入れます。キーワードに合わせて、第16回で書いた「①キーワードそのもの」の3本を広告グループごとに書き換えてください。

12. 予算

1日の予算と合計予算の違いと、開始日と終了日の扱いの自作図解
1日の予算と合計予算の違いと、開始日と終了日の扱いの自作図解

予算の入れ方は2つです。

種類 何を決めるか 注意
1日の予算1日あたりの目安ふつうはこちら
合計予算キャンペーン全体で使う額開始日と終了日が必須

「この予算タイプでは、キャンペーンの開始日と終了日の設定は必須です」(出典 answer/9510373)

金額の決め方は第3回で書きました。1日の予算と学習期間の関係は第23回で書きます。

開始日と終了日

開始日を指定しないと、当日になります。

「開始日は特に指定しない限り、「当日」に設定されます。その場合、最初の広告が承認され次第キャンペーンが開始されます」

終了日は、最初は決まっていません。

「広告キャンペーンのデフォルト設定では終了日が設定されておらず、広告を無期限で掲載できます」

出典 Google広告ヘルプ「キャンペーンの開始日と終了日を設定する」(https://support.google.com/google-ads/answer/7287265?hl=ja 2026年9月14日確認)。

★つまり、公開して審査が通った瞬間に配信が始まり、止めるまで続きます。「審査が終わったら連絡が来て、自分でスタートを押す」わけではありません。

配信を始めたい日が決まっているなら、開始日を入れてください。ただし開始日を過ぎると、日付は変えられません(出典 Google広告ヘルプ answer/2404203)。

13. 確認して公開

確認画面で見る項目と、公開ボタンを押す前の最終チェックの自作図解
確認画面で見る項目と、公開ボタンを押す前の最終チェックの自作図解

最後に確認の画面が出ます。問題があると表示され、直すまで公開できません。

「[修正] をクリックして、問題を解決します」「キャンペーンの準備が整ったら、[公開] ボタンをクリックします」(出典 answer/9510373)

★公開を押す前に、この5つを目で見てください。

見る場所 見ること
ネットワーク検索パートナーとディスプレイネットワークが外れているか
地域の対象商売の形に合っているか
AI最大化設定使うかどうか、自分で決めた状態か
キーワード記号の付け忘れがないか
予算と開始日金額の桁、始める日

途中で閉じても大丈夫

作成の途中で閉じても、下書きとして残ります。

「作成中のキャンペーンは、下書きとして保存されます」

出典 Google広告ヘルプ answer/11052121(2026年9月14日確認)。

戻るときは「新しいキャンペーンを作成」から「キャンペーンの下書きを再開」を選びます(出典 同上)。90分で終わらなければ、途中で閉じて翌日続けて構いません。

★「キャンペーンの下書き」という名前の別の機能もあります。そちらは、すでに動いているキャンペーンの変更を試すための機能です。作成途中の自動保存とは別物なので、混同しないでください。

14. 公開したあとに起きること

公開してから配信が始まるまでの流れと、日数の目安の自作図解
公開してから配信が始まるまでの流れと、日数の目安の自作図解

審査

公開すると、自動で審査が始まります。

「ほとんどの場合、審査は 1 営業日以内に完了します」

出典 Google広告ヘルプ「広告の審査プロセスについて」(https://support.google.com/google-ads/answer/1722120?hl=ja 2026年9月14日確認)。

経過 やること
1営業日以内ほとんどはここで終わる
2営業日を過ぎたステータスを確認する
1週間を過ぎたGoogle広告サポートに問い合わせる

★配信を始めたい日が決まっているなら、数日前に出してください。

「その数日前までに広告の審査を申請してください」「一時停止している広告も、有効な広告と同様に審査されます」(出典 同上)

つまり、一時停止のまま公開して、審査だけ先に通しておくことができます。開始日の前日に有効にすれば、当日から出ます。

審査に落ちたときの直し方は、次の第19回で書きます。

最初の1週間で見ること

公開したら終わりではありません。毎日1回、この3つだけ見てください。

1. 表示回数が0のままではないか(0なら、審査中か、予算か入札が低すぎる) 2. 検索語句に、関係ない言葉が出ていないか(出ていたら除外キーワードに入れる。第15回) 3. 使ったお金が、1日の予算から大きく外れていないか

入札やマッチタイプは、1週間は触らないでください。変えると学習がやり直しになります。

15. つまずきポイント

コンバージョン目標の画面で先に進めない

コンバージョンが設定されていません。第10回に戻って作ってから再開してください。作りかけのキャンペーンは下書きとして残っています。

公開ボタンが押せない

確認画面に問題が出ています。「修正」を押すと、どこが足りないか分かります。見出しの本数や、最終ページURLの入れ忘れが多いです。

公開したのに表示回数が0

審査がまだか、開始日が先の日付か、予算や入札が低すぎる可能性があります。まずステータスを見てください。

東京に絞ったのに、ほかの地域の人から問い合わせが来る

地域の対象が「所在地やインタレスト」のままです。来店が必要なら「所在地」に変えてください。

見出しに書いていない文が広告に出ている

テキストのカスタマイズが有効です。AI最大化設定の中にあります。

指定していないページに飛んでいる

最終ページURLの拡張が有効です。同じくAI最大化設定の中にあります。

古い記事の手順と画面が違う

「エキスパートモードに切り替える」「見出し3つと説明文2つ」「広告表示オプション」と書かれている記事は、以前の画面です。この回の見出しの名前で探してください。

作りかけのキャンペーンが見つからない

キャンペーンの一覧の上のほうに下書きがあります。「再開」から続けられます。

慣れたらここまで

1つ目。2本目のキャンペーンは、1本目を複製して作ります。ネットワークや地域の設定をもう一度一から入れると、どこかで最初の状態に戻ります。複製して、キーワードと広告だけ差し替えるほうが確実です。

2つ目。検索パートナーを1本だけで試します。配信が安定して成果が溜まったら、キャンペーンを1本選んで検索パートナーを含め、2週間比べます。全部のキャンペーンで一度に変えないでください。

3つ目。開始日を入れて、一時停止のまま公開する癖をつけます。新しい広告を出すたびに、審査を先に通してから有効にする。セールや季節の企画で「当日に審査が終わらない」を防げます。

突き詰めるなら

キャンペーンの作成画面は、突き詰めると「Googleに任せる範囲の申告書」です。

最初から入っている設定は、ほとんどが「広げる」側に倒れていました。検索パートナーを含める、関心のある人にも出す、近い検索にも広げる、見出しを書き足す、別のページに飛ばす。

これは悪いことではありません。データが十分にあれば、広げたほうが成果が増えることがあります。ただ、データが無いうちに広げると、機械は手がかりのないまま費用を使います。

だから順番はこうです。狭く作って公開する(この回)→ 成果を溜める → 1つずつ広げて比べる(第21回・第38回・第40回)。

最初の状態のまま公開するのは、この順番を最初から飛ばすことです。

まとめ

この回の要点をまとめた自作図解
この回の要点をまとめた自作図解
  • ★作成画面には最初から入っている設定がある。そのまま公開しない
  • 始める前にコンバージョン、キーワード、広告文、アセット、予算を揃える
  • 目標は第10回で決めた成果に合わせる
  • 成果が0件のうちは、クリックを増やす入札から
  • ★検索パートナーは最初から含まれる。実測では14本中13本が外していた
  • ★ディスプレイネットワークは外す。実測では14本すべてが外していた
  • ★地域の対象は「所在地やインタレスト」が最初の状態。来店が必要なら「所在地」
  • ★AI最大化設定は最初から有効。最初の1本は使わずに始める
  • キーワードはマッチタイプの記号を付け、除外キーワードも公開前に入れる
  • 開始日は当日、終了日はなし。審査が通った瞬間に配信が始まる
  • 審査はほとんど1営業日以内。一時停止のまま公開して先に通せる
  • 途中で閉じても下書きとして残る

「検索キャンペーン出稿前チェックリスト」は、作成画面の上から順に決める値と最初の状態、公開前の5つの確認、最初の1週間に見る3つをまとめています。
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次のレッスン

第19回は、広告の審査に通す方法です。公開した広告が不承認になったとき、どこを見て、どう直して、どう再審査に出すかを扱います。

→ 第19回 広告の審査に通す

この講座の全42回の一覧は、講座トップにまとめています。 → Google広告マスター講座トップ

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この記事を書いた人

・アフィリエイトで月7桁達成
・SEOを研究し累計136万PVを達成
・仕組み化とマニュアル構築で一人で9人の外注さんを管理し、オウンドメディアを制作
・広告運用で660万円の成果報酬を獲得
・大手求人サイトから記事の提供を依頼される(業務提携)
・海外のポータルサイトに私が作成したECサイトが取り上げられる
・インスタグラム開始4ヶ月で1万フォロワー獲得
・自分で作ったECサイト、ドロップシッピングで月6桁達成!
・YouTube動画8本で登録者100人突破!

現在は年商億を超える企業様の広告運用を担当したり、広告代理店様、経営コンサルティング会社様、店舗系事業者様のブレイン(参謀)のようなポジションで活動しています。

様々なジャンルのプロの人とチームを組むことで、結果にコミットするネット界の便利屋を目指しています。

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